今日はKEF LSXとM-CR612+B&W 707S2との比較です。
我が家の有線LAN環境はかなりいじってあるので、ここは一般的な使い方と想定されるWifi接続でまずは比較してみます。
今日はまずSadeを聞き比べです。
この曲、システムがいまいちだと真ん中に音が集まってしまって面白くない感じになります。
まずはKEF LSXから。
冒頭のベースは結構きちんと再生されます。音の広がりもまあ合格点近いかな。音量によってかなり印象が変わります。視聴位置で
65-75dB程度に音量を上げると俄然分離が良く楽しい感じに。それ以下だと音の広がりがいまいちで音場が狭くなってしまいます。
やっぱりKEF LSXは音楽を楽しむにはいいシステムだと思います。これで十分っていう人は多いだろうなと感じるような音です。多少音は丸まった感じがありますが、立体感もそこそこあり音場も広い。低域もこの大きさにしては驚異的に出ています。
次にMCR-612+707S2です。音量を合わせて聴きます。
音のキレはこちらに方がかなりいいです。ただし音は真ん中に集まりがちです。広がりがもう一つです。
やっぱりWifi接続だとアンプ以前の問題で、どうしても音の広がりや前後感がもう一つの感じです。
ここで有線に変えてみます。
おおおーこれは全然違います。音の分離がもう全然違います。特に前後、上下の広がりが気持ちよくもちろん左右も。
細かい音がきれいに分離します。
これは圧倒的にKEF LSXより良いです。
低域も非常にキレがいい締まった低域が出ています。
というわけで、やはりLUMINA Iと同様、Wifi接続だとKEF LSXが有利ですが、有線接続でオーディオ用HUB などの導入してある環境では、M-CR612+707S2の圧勝です。