今日は、マイケルジャクソン、DangerousをBluesound Node2iのアナログ出力と、光デジタルで、Hugo M-scaler+DAVEに接続したものとを比べて見ます。

 

DAVEのアナログケーブルはアコースティックリバイブ XLR 1.0PA II、Node2iはTARALABS VECTOR 1 です。

かなり傾向の違うケーブルですので、ケーブルの音も合わせて聴いていることになってしまいますがお許しください。

 

まず、冒頭のJam 。Node2iで聴くJamは正直、これだけ聞けば満点をあげたくなる感じです。ガラスの飛び散り具合、頭の周囲でささやく声、結構いい線いってます。この値段でこの再現性には驚かされます。

 

次に、Node2iの光出力をHugo M-Scaler+DAVEに。一つ一つの音はよりクリアに、そして、空間はより透明に、音像はより明確になります。人の声で時に振り向くほど。完璧だと思ったNode2iのかなり上にいます。あまりの音のキレの良さに、勝手に体が動いてしまいます。

 

次のWhy You Wanna Trip on me。これは、Jam以上に差がありました。Node2iはリズムセクションの分離がもうひとつです。正直、Hugo M-Scaler+DAVEを10としたら6ぐらいでしょうか。ただ、Hugo-Mscaler+DAVEの音と比べて6ですから、そこそこいい線です。
のIn the closet これはさらに差が広がります。こう言ったリズム系の曲がにがってなのかも。リズムセクションのキレがもうひとつです。というか、Chordのコンビが凄すぎるという話もありますが。楽しさで、Chord コンビを10にしたら5−6程度でしょうか。

 

Marantz NA6006とIn The Closetで比べて見ます。ケーブルは同じVector1を使います。

うーん。これは、かなり違います。Bluesound Node2iの圧勝です。NA6006は電源を入れてすぐだからかもしれませんが、リズムにキレがありません。Marantz NA6006の楽しさは、Chordのコンビを10にしたら2ぐらいです。一方のBluesound Node2iは5以上はありそうです。

 

Node2iは以前所有していた無印のEsoteric K-03程度の音はしているのかもしれません。

 

普通のネットワークプレーヤーとしても、音質や使い勝手から考えるとNode2iの7-8万円は破格と言っていいとおもいます。ただ、動作が少し不安定ですがまあ、そのうちファームアップで何とかなるでしょうし。

このブログの副題、『聞き慣れた音楽が全く違って聞こえることがある』という体験をさせてくれる程度の実力は使いこなし次第で十分にありそうです。

おすすめです。