2010年 イギリス/アメリカ
☆監督・・・グレッグ・モットーラ
☆キャスト・・サイモン・ペグ、ニック・フロスト、ジェイソン・ベイトマン、クリスティン・ウィグ、ビル・ヘイダー
待ってました!!(^O^)
ついに、このコンビの最新作「宇宙人ポール」を見ることができました~(*^。^*)イエイ。
舞台はアメリカ。オタクコンビのグレアムとクライブはついに念願かなってオタクの一大イベント『コミコン』へ、はるばるイギリスから参加。コスプレ軍団にあこがれのSF作家との握手会も経験し、そこからは有名なUFOのメッカ、エリア51などのディープな観光地を巡るため、でっかいキャンピングカーをレンタル。
そしてクラッシュ事故に出くわし、ついでに念願の宇宙人との遭遇が待っていた...。
ところが実際にあの宇宙人を目の前にし、クライブは気絶。「ポール」と名乗り、ヒッチハイク要請をしてくる宇宙人にグレアムも及び腰だ。典型的な地球人の遭遇反応には慣れっこのポールは、「ま、時には冒険も必要だろ?」と煙草くゆらせ物分かりの良いお兄さん的にグレアムを諭すのだった。
しばしのショックの後は気を取り直し次第に宇宙人の存在に慣れてく二人。もとのオタク的嗜好からしてみたら、願ってもないよだれもんの事態だったのだ。
ポールの語る地球へいかにして来てどういうことをしていたのか、車中で語られる話は興味がつきない。
なんと、彼はハイテクノロジーを伝授し、SF映画を作る際のアドバイザーも務めていた。スピルバーグへ宇宙人との意思疎通のために指先を光らせるアイデアをわきおこさせたのも ポールがいたからこそだ。実際にポールが会話する電話越しの声はスピルバーグ本人、とのこと!!!
客人のつもりで政府の施設にいたポールだが軒並み有用な情報は教えてしまい、ついに自分が脳を切り刻まれる時が刻々と迫っていることを知る。そこで内部の手引き者の助けで救援信号を宇宙に発し、迎えの宇宙船のランデブーポイントまで辿り着かなければいけないところをオタク2人と出会ったというわけ
なのだ。
今回も、ゆるーい会話にギャグ。相変わらずなかんじだが、でもくすくす笑う種は尽きない(笑)。道中に目の不自由な娘にその父親の狂信的なキリスト信者や政府の送り込んだメンインブラックみたいな男に町の警察官。いろいろな人を巻き込んでポールは遂に宇宙船へとたどりつく。
聖書の内容には疎いけど、ポールは「パウロ」の事のようですね。聖書のエピソードを下敷きにして信心深い宿屋の娘の目をポールが治したところが描かれています。しかし、それとともに妄信的な神の教えから解き放たれて一気に下ネタや下品な言葉遣いに180°激変する彼女。ま、ポールがやたらくだけた下ネタ乱発してたんですけど(^_^;)お下品な言葉を「だいぶしっくりしてきたな」なんて。どんだけアメリカ文化になじんだ上にサバけた宇宙人なんだよ!ポール。
しかし、このポールには参りますね。大きなお目々で次第に可愛く、他人とは思えなくなってくる。実にいい奴なんです。人情深く、地球に墜落した時に助けてくれた女の子と再会したり。クライブが気絶したせいでポールと仲良くなるのをグレッグに先回りされ落ち込んでるのをなぐさめてあげたり。地球人と宇宙人の垣根を越えた友情?バカバカしいオタクと宇宙人の映画のはずが、いつの間にか感動映画へと昇華してました!(^^)!
宇宙人に人体実験をされる、という地球人の先入観を知っているポールは毎度「大丈夫だよ!指つっこんだりしないから!」と説明する。でも一方でアメリカ政府がポールを切り刻もうとした...というエピソードで地球人の身勝手さを皮肉ってますね。異文化ならぬスペース落差にも切り込んでます。ポールも、最初人間見た時は気持ち悪くって気持ち悪くって!と言ってましたし( ´艸`)
なんにせよ、宇宙人とのコンタクトがポールとグレッグ達のようなものならいいんですけどねぇ~(^O^)
この二人の映画の場合は基本的に愛にあふれてるし。現実はどうなんでしょうね。ある日突然宇宙からビビビっと光線がはしって地球壊滅っていういのは人間が作り出した虚構でしかないのか、現実的に十分ありえることなのか。願わくばユーモアを解するポールのような異星人になりたいものです~(*^_^*)
