石丸伸二が安芸高田市長時代に市会議員をバカにして炎上させていたのは知っていたが、全く見る気がしなかった。フジテレビイットがいつものように市議会の居眠り議員を映し出して鬼の首を取ったように詰め寄るというコーナーに嫌悪感を感じていたから、この石丸もイットと同じような調子で議員をバカにしているのだろう、こんなもの見ても不快だと最初から決めつけていた。

まあ、どこにも居眠り議員などいるものだ、安芸高田市も変な奴を市長にしてしまった。議員もこんな市長に嫌がらせをして混乱させているんじゃないか、ぐらい。

 

しかし、一度だけこの石丸が「恥を知れ、恥を」と叫んでいるのを聞いてから、こりゃ石丸のほうが異常な感じだな、炎上させて人気取りをしているなと感じ始めてこの石丸を囃(はや)すネットに違和感を覚えていた。

 

そして、石丸が都知事選に突然立候補。これで石丸の意図が氷解した。炎上商法で国会議員へのステップとして市長、都知事候補を使っているなと。

その予想は概ね当たっていたように思う。泡沫候補と思っていた石丸がなぜか2位の165万票も獲得するなんてなんか変だなと思い、石丸と165万票投票者について考えるようになった。

 

安芸高田市長時代の議会動画は「取材不足」というYouTuberが精力的に動画をアップしてくれているし、それらを紹介しているブログもあって過去の石丸の暴走行為がよくわかる。

 

それらに言及する前に、この5日に石丸に関して最高裁判決が出されていた。石丸敗訴!

石丸は市議会では偉そうなことを言っているのだが、最高裁まで行った案件はたかだかポスター代不払いという問題だ。何じゃこりゃ、というのは誰もが感ずることだ。しかも、判決は72万円のポスター代を払え、というもの。これまたビックリだ。たかだか100万円未満の支払いを払う払わないということで最高裁まで上告していたとはねえ。

 

(日刊スポーツ)

石丸氏は、2020年の安芸高田市長選で初当選した。その際に選挙ポスターの製作を受注した広島市の会社から、代金の未払いがあるとして約72万円の支払いを求められていた訴訟で、最高裁は石丸氏側の上告を受理しない決定をした。これにより約72万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。

1、2審判決によると、石丸氏と会社側は20年7月に契約を結んだ。当時報酬額に関するやりとりはなく、会社側は同8月、報酬額を約102万円とする見積書を送付した。公費負担分の約34万円のみが支払われた。

石丸氏側は「報酬が公費負担で収まるとの合意があった」と主張。昨年5月の1審広島地裁判決は、そのような合意があったとは認められず、会社の見積額には相当性もあるとして、石丸氏が支払い義務を負うと結論付けた。同12月の2審広島高裁判決も支持した。

(引用終わり)

 

この判決に対し、紀藤弁護士のXを日刊スポーツは載せている。

「弁護士の紀藤正樹氏が8日までにXを更新。広島県安芸高田市の石丸伸二前市長が、選挙ポスター代不払い分の支払いを求められた裁判について、「最高裁判決を前提とすると石丸氏はほとんどモンスタークレーマー」と非難した。」

 

  気味悪い石丸伸二

この最高裁判決というか選挙ポスター代不払い訴訟に石丸伸二という男の人格、壊れた人格、常識が通用しない男がはっきり出ているように思われる。

まずみみっちいことに印刷会社への当然の支払いをあわよくばチャラにしてしまおうと市長に就任した後も画策したことだ。不払いに困った会社が訴訟を起こしたのだが、普通は余程中身がこじれていない限り、話し合いで解決されるはずだ。しかし、訴訟になり、一審で石丸敗訴。

 

ここで70万ちょっとの支払いに、なぜ話し合いで解決できなかったかは、市長としての議会答弁や都知事選後のマスコミインタビューを知ると、想定でしかないが、よくわかる気がする。

つまり、支払いを求める会社としては、「こりゃダメだ。話が通用しない!」ということではなかったか。だから、訴訟に持ち込んだ。おそらく訴訟費用は不払い額を超えたはずだ。それでも印刷会社は訴訟に持ち込んだ。またまた妄想すると、会社としては金銭の問題じゃない、市長のアタオカが許せんとの怒りが訴訟に持ち込んだ理由じゃないだろうか。

 

それに対し、石丸は議会答弁などを聞いていると、常に傲慢不遜で相手をバカにした態度を取って相手をとっちめるやり方で抑え込もうとしているから、たかが印刷会社の訴訟なんてどうしても許せん、プライドが許せんとなった。この辺が紀藤弁護士の言うモンスタークレーマー化した石丸伸二なのではないか。サイコパス的モンスタークレーマーである。

そんな馬鹿げた石丸の主張が認められるわけないから、裁判官も「つべこべ言わずにさっさと払えよ」と判決。プライドが許さない、負けなんてありえない石丸が最高裁まで持ち込んだ理由じゃないのか。

最高裁も下らん話を持ってくるな、と困ったと思うよ。だから上告棄却だ

 

つまりこの最高裁判決は中身を知れば石丸伸二という男のサイコパス的性格がよく分かるというものだが、勉強不足のマスコミはこういう大事な情報をニュースとして扱わなかった。だから石丸の正体の一端を有権者は知ることが出来なかったのではないか。

 

安芸高田市議会の石丸の暴走ぶりを取材不足さん等の動画で紹介しようと思ったが長くなったので次回以降にします。すみません。

ただ、日テレで選挙後の石丸インタビューについての暴走ぶりが「取材不足」さんのXがあったので、それを切り張りしておきます。

 

 

安芸高田市で繰り返されてきた典型的な石丸マジックが日テレnewsという全国版で炸裂した。素晴らしい。

古市「石丸さんが批判する政治屋と石丸さん自身はどう違うんですか?」

石丸「なんか堂々巡りになってる気がするんですけど、先ほど定義についてお話しましたよね」

 ※初めての質問なので堂々めぐりの要素はありません。

古市「だから改めて定義を聞いてるんですけど、石丸さんの考える、批判する政治屋と、石丸さんが今自分が体現してる政治家っていうのはどう違うんですか?その定義を聞いてます」

石丸「同じ質問を今繰り返しされてます?さっき答えたばっかりですけど」

 ※石丸氏は政治屋の定義しか答えていません。

古市「だからその定義を聞いてるんです」

石丸「え?もう1回言えってことですか?」

古市「いや、まだ答えてもらってないから聞いてるんです。石丸さんの批判する政治屋と・・」

石丸「え?政治屋の定義さっき言ったばっかりですよ」

古市「整理しましょう。石丸さんはまず政治屋というものを批判してますよね。一方で石丸さんは政治活動されている。市長もやってました、今回都知事選に立候補しました。その批判されてる政治屋と石丸さんの政治活動ってのはどう違うんですか?」

石丸「ん?さっきの定義の話は?」

古市「だからその定義を聞いてるんです。どう違うんですかっていう定義の問題です」

石丸「え?だからだから言葉の定義じゃなくて、相違点を聞いてるってことでよろしいですか?」

古市「石丸さんは政治屋を批判してるわけじゃないですか。そこまで合ってますよね?一方で政治活動もされてるわけですよね今ね」

石丸「もうちょっとまとめて質問してもらっていいですか?」

ここで時間切れ。恐ろしい・・・

(引用終わり)

 

こんな会話が延々と続いたら、印刷会社もいくらこいつに不払いポスター代を要求しても「こりゃダメだ!」と思うんじゃないか。

つまり、石丸は人格がネジ曲がっているようでまともな対話ができないのだ。いつもケンカ腰で弱みを見せまいと常に攻撃的に対処する。基本的には人格が歪んでいるのだろうが、社会性に欠けている、つまり常識人としての普通のモノの見方が出来ない、ということだ。

 

これをみんなが間違って優秀とかなんとかほめそやす。京大卒とか三菱東京UFJ銀行行員で海外赴任とかでみんな「ホー」なんていう。

しかし、私に言わせれば、こんな奴が三菱東京UFJ銀行行員でまともな仕事が出来るわけがない。協調性も常識も社会性もない若手社員は使い物にならないと鼻つまみ者だったのではないか。銀行の人事に本当のところを聞いてみたいものだ。

そして、ニューヨーク駐在として海外赴任が4年半続いたという。これは外からみればかっこいいかもしれないが、あの石丸の言動では仕事が進められないはずだから、体のいい左遷だと思う。そして4年半もいたということは日本に帰ってくるなということだろう。その間銀行から離れて行く末の準備をしていたのではないか。

 

さて、5チャンネルでこのアタオカ石丸の言動を茶化す古市インタビューパロディが載っていた。

これは秀逸だ。異常さがよく分かるパロディ、普通に対話が成り立たない!

 

石丸さん、アイスコーヒー注文できるかな?
石丸「アイスコーヒーで」
店員「ミルクはおつけしますか?」
石丸「私ミルクの話しました?」
店員「それではミルクお付け致しましょうか?」
石丸「いや、私アイスコーヒーって言いましたよね」
店員「だから改めてミルクをお付けするか聞いてるんですけどミルクはどうしますか?」
石丸「同じ質問を今繰り返しされてます?さっき答えたばっかりですけど」
店員「だからそのミルクが必要かと聞いているんです」
石丸「え?もう1回言えってことですか?」
店員「いや、まだ答えてもらってないから聞いてるんです。石丸さんの注文するアイスコーヒーにミルクが必要かという話で・・」
石丸「え?注文はアイスコーヒーってさっき言ったばっかりですよ」
店員「整理しましょう。石丸さんはまずアイスコーヒーを注文されましたよね。一方で石丸さんはまだミルクが必要か答えられていない。ミルクはどうされるんですか?」
石丸「ん?さっきの注文の話は?」
店員「だからその注文を聞いてるんです。ミルクの有無はどうするかっていう注文の問題です」
石丸「え?だからだからミルクじゃなくて、アイスコーヒーの注文を聞いてるってことでよろしいですか?」
店員「石丸さんはアイスコーヒーを注文してるわけじゃないですか。そこまで合ってますよね?一方でミルクの有無は選んでないわけですよね今ね」
石丸「もうちょっとまとめて質問してもらっていいですか?」  
ここで時間切れ。恐ろしい・・・

(引用終わり)

 

こんな客が来たら、恐ろしいっていうか怖いよ!

安芸高田市も糞市長が逝ってしまってほんとに良かった!

 

因みに石丸伸二という男は橋下徹を彷彿とさせる。攻撃的、傲慢、人格不適、やり込めることに生きがい、意味不明の言動(これは石丸のみ)、新自由主義等々。だから、石丸は維新に応援を依頼しに行ったのだろう。