滋賀県で何度もクラス分けをして授業がまともにできない中学校のニュースのイライラ。
「生徒指導上必要な配慮ができていなかったため3年生(11クラス、381人)のクラス分けをやり直すとしていた守山南中(滋賀県守山市古高町)で、新しい学級編成を延期したと守山市教育員会が11日、発表した。「確認すべき事項が多岐にわたり、時間を要するため」としており、12日に発表する。
同中では、5日に入学式準備のために登校した3年生に新しいクラスを伝えたところ、生徒間の人間関係に問題のあるクラス分けだったことが保護者からの問い合わせで発覚した。」
この中学校は何だか異常事態のなかにあるようだが、その理由がさっぱり分からん。ヒントは生徒間の人間関係に問題のあるクラス分け」というのだが、これもどんな人間関係に問題があるのか想像できない。「確認すべき事項が多岐にわたり」って説明もなんのこっちゃ想像できんな。
単にAとBのいがみ合い又はいじめがあったのに、同一クラスに入れてしまったのなら、単に二人を別々にすればいいだけの話だが、全学年のクラス分けをもう一度し直すというのはそういう単純なはなしではないんだろう。保護者まで文句を付けているんだから。
いじめに関わるのか、暴力に関わるのか、差別に関わるのか、ある個人だけの問題なのか、集団の問題なのか、単にみんなから嫌われている生徒の排除の問題なのか、または学校側の馬鹿げた方針の問題なのか(例えば出来の悪い問題生徒だけのクラスを作ってしまったとか)…。
さっぱり想像できない。
なのに、何度も全国版のニュースとして扱ってどうするのかねえ。意味分からん。
しかし、問題生徒の扱いなら何度クラス分けしたって納得するクラス分けなんぞできないと思うがね。
次は、また出てきたひょっこりはんの自転車走行!
この写真は桶川の犯人
「千葉で頻発 自転車“ひょっこり男”」とニュースが相次ぐ。
千葉・柏市内で黒っぽい自転車に黒い上着をはおったを男がいきなり車道のセンターラインに飛び出すなどの危険運転をしでかしたのだ。ドライブ・レコーダーの映像をテレビニュースが流す。
5年ほど前に桶川で同じような事案が発生し、犯人は逮捕されたて実刑判決を受けたはずだが、そいつが今度は千葉の柏に転居してまた同一犯行を繰り返し始めたのだろうか。後姿は桶川の男に少し似ている。
しかし、この男の自転車さばきは上手なのだ。センターラインをはみ出しても対向車の直前でひょいとカーブを切ってすいすいと自転車をこいでいく。
この映像を見ている人間は「対向車にぶつかれ!」と叫んでいるのではないか。(私はぶつかれと叫んでいる!)「ああ、避(よ)けて行っちゃったよ、もう少し(でぶつかった)なのになあ」と。
対向車だって必ずしもセンターラインをはみ出てくる自転車に注意しているとは限らない。でもなかなかぶつからない。ということは、このひょっこり自転車は余程対向車を信頼しているってことだ。
つまり、センターラインをはみ出たら必ず避けてくれるという信頼感!
信頼感って大事なんだけど、こういう信頼関係は不要なんだがなあ。
対向車の運ちゃんだってやくざ者がいるはずだ。ちょっとでも接触すれば、大けがってことになるんだから、ぜひとも気の荒いヤクザな運転手が対向車になることを祈るよ。
もう一つ。日本橋高島屋の大黄金展で1千万円相当の純金の茶碗が盗難にあったという。
なんと間抜けなことよ。警備員はわずか一人、店員は何人いたか知らないが、盗まれてからしばらく経って金の茶碗がないことに気付いて防犯カメラを確認したという。
もう間抜けというしかない。泥棒も拍子抜けだったのではないか。まあ闇バイトの若者だったと思うけど。
これは今の日本を象徴しているな。
大黄金展なんだから、そこにある展示物はこんな純金で高値が付くものばかりだろう。
これも馬鹿げた信頼意識で運用していたに違いない。泥棒なんてそうそういないよ、とかなんとか。
だから、盗まれるという危機管理意識はゼロで何の対策もしていない。
日本の腑抜けさの象徴としての盗難事件だ。
まあ、大黄金展を企画した担当部長は左遷か又は弁償だな。