連日小林製薬の紅麴製造工場に立ち入り検査に入っているが、そんなことで何が分かるって言うんだろうか。
紅麴にアオカビが混入してプベルル酸が発生したというが、それが腎臓に害を与えるかどうか分かっていないという。それならすぐにやるべきことは、プベルル酸と腎臓障害の関係だろう。専門の大学研究機関が調査すべきことなんじゃないのか。
しかし、小林製薬がプベルル酸と腎臓障害の因果関係が不明だということを強く言い過ぎると当然マスコミや患者が反発するから小林製薬としては口ごもるしかないのだが…。
しかし、あのワクチン摘発で有名になった前京都大学教授の宮沢孝幸氏も次のようなポストをしている。
宮沢孝幸(Takayuki Miyazawa)
「青かびが混入したとしても、そんなに紅麹と一緒に増えるのかなあ。色も変わりそうだし。プベルル酸が入っていたとしても、毒性を発揮する量なのか?もし毒性があるほど混入していたら被害は格段に大きいような気もします。大量に摂取したわけでもなさそうですし。原因究明が急務の課題です。」
反コロナワクチンを主張する人たちはどちらかというとワクチン被害を隠ぺいするために小林製薬がターゲットにされたと考えているようだ。
というのも、コロナワクチンも腎臓障害を発症させるので、紅麴サプリ飲用で腎臓患者がワクチンを打ったかどうかの確認とワクチンと腎臓障害の因果関係も含めて究明すべきだと。
みのり先生のポスト
腎障害が米麹だとどうやって特定したのか?本当にサプリのせいなのか?被害者のワクチン接種歴を公表してほしい。接種後の腎障害は多く、血尿が見られた患者さんも経験している。死者500名を超えている薬剤を調べずに、死者数名のサプリを必死で調べる矛盾。まさか濡れ衣じゃないよね?…
— 肛門科女医 みのり先生 (@koumonka_doctor) March 28, 2024
福田世一_小倉台福田医院院長もポスト。
「2024.3.29鹿先生
mRNAワクチンが腎炎を起こす症例報告が多数上がってるのに、それを除外しないで、なぜ紅麹腎炎だと言えるのか?」
2024.3.29鹿先生
— 福田 世一_小倉台福田医院 院長 (@fseiichizb4) March 29, 2024
mRNAワクチンが腎炎を起こす症例報告が多数上がってるのに、それを除外しないで、なぜ紅麹腎炎だと言えるのか?
コメ:
戦後最大のワクチン薬害が起きてるのだから、厚生労働省はワクチン接種歴を公表すべき https://t.co/NPhF4RLSfJ pic.twitter.com/GxdqDwRIqc
しかし、政府はもう紅麴が犯人だと決めつけて小林製薬の工場に立ち入り検査をしたり、製品回収を指示したりと躍起だ。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&Aには面白いことが書いてある。これを紅麴副作用に適用したらどうなるか。
「紅麹のサプリを摂取した後に亡くなった」ということは、必ずしも「紅麹のサプリが原因で亡くなった」ということではありません。
— 食パンくん (@bread_shockpan7) March 27, 2024
とはならない厚労省( ᐛ ) pic.twitter.com/gNeUBMWLtQ
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
Q 新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなっているというのは本当ですか。
A「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、必ずしも「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。接種後の死亡事例は報告されていますが、現時点で、引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされています。
「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、必ずしも「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。人はワクチンの接種とは関係なく突然命を落とすことがあるため、ワクチン接種後の死亡事例が出た時は、ワクチン接種との因果関係を調査することが大切です。
この「ワクチン」という言葉を「紅麴」と入れ替えてみよう。
「Q 紅麴の飲(食)用が原因で多くの方が亡くなっているというのは本当ですか。
A「紅麴の飲(食)用した後に亡くなった」ということは、必ずしも「紅麴が原因で亡くなった」ということではありません。紅麴の飲(食)用後の死亡事例又は腎臓病の発症は報告されていますが、現時点で、引き続き紅麴の販売体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされています。
「紅麴を飲(食)用した後に亡くなった」ということは、必ずしも「紅麴が原因で亡くなった」ということではありません。人は紅麴の飲(食)用とは関係なく突然命を落とす又は腎臓病を発症することがあるため、紅麴飲(食)用後の死亡事例又は腎臓病が発症した時は、紅麴飲(食)用との因果関係を調査することが大切です。」
どうですか。コロナワクチンについて厚労省が主張する説明と対処が正しいと思っているなら、当然紅麴についてもコロナワクチンと同様な対応、つまり紅麴と死亡又は腎臓疾患との因果関係ははっきりしない、今はその因果関係を調査することが大切だ、とすべきです。
でも厚労省は全く紅麴を犯人と決めつけています。マスコミもその点を批判しようとしません。
だからこの紅麴問題にも「陰謀の臭い」がするんです。
考えるべきことは二つ。
もし「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、必ずしも「ワクチンが原因で亡くなった」ということではない」とあくまでも主張するなら、紅麴問題も適用すべきであり、紅麴を腎臓障害の犯人と決めつけることなく、プベルル酸と腎臓障害の因果関係を徹底調査すべきなのだ。もちろんその間の紅麴の販売・出荷は停止すべきだ。
もう一つは、今小林製薬と紅麴を犯人と決めつけるなら、紅麴の何百倍もの被害を出し続けているワクチンを中止し犯人として糾弾すべきだ。
厚労省もマスコミも小林製薬をスケープゴートにして、コロナワクチンの害を隠ぺいしようとしているのが見え見えではないのか。
ワクチン被害から目を逸らしたい!ということは小林製薬以外でも別の薬剤がターゲットにされるかも!
もし紅麹が腎臓障害の犯人でなければ、小林製薬は冤罪の被害者だといえるかもしれない。