昨日岸田の総選挙サプライズ、つまり拉致被害者帰還は横田めぐみさんらではないかと書いたが、それは私の勝手な想像だった。

昨日のyoutubeでの山口敬之氏の見解は、政府が折衝しているのは拉致被害者と特定失踪者で、神戸の田中実と金田龍光の二人だそうだ。

2人とも児童養護施設で育ち、田中さんは1978年に失踪。金田さんは在日朝鮮人だけれども79年に消息が途絶えた。田中さんは2005年に拉致認定された。救出活動をする家族は日本におらず、北朝鮮にいるとのこと。

 

 

【山口インテリジェンスアイ】【遂に女帝が国政に降臨か!?】

なぜ4月28日衆院解散が最有力なのか?

 

山口氏は次のように述べる

「…二人が日本に帰ってきても一時帰国一次里帰り必ず北朝鮮に戻っていくわけですね。だから北朝鮮としては家族を人質に取ってる状態で送り出すわけだから、北朝鮮にとってこんな安全安心な拉致被害者の一時帰国はないわけです。

そういう提案をしてこれは第2次安倍政権の頃からずっと向こうへは言ってきてる。でも彼らが言ってきてるのは、その他の拉致被害者については合同調査委員会を作って継続して調査を続けましょう。4その代わりそれと並行して日朝国交正常化の話を始めましょうというパッケージを提案し続けている。これはこの2人を返してそれで拉致問題をもうこれで幕切れにして日本から5兆円ぐらいの経済協力金をむしり取ろうという北朝鮮側の都合のいい提案、それに岸田文雄が今乗ろうとしてるわけですね。

だからこの間の能登半島地震の時に、東北大震災の時ですら一切のお見舞いのメッセージを送らなかった金正恩が今回はお見舞いのメッセージを送って、岸田に閣下という敬称をつけて送ってきてる。これは北朝鮮のペースで北朝鮮が喜ぶ話し合いを岸田文雄がしている証拠なんですね。

そうすると私は4月28日に解散総選挙を打つのであれば、私はその直前の岸田文雄の電撃訪朝、それで田中実さん金田龍光さんを政府専用機に一緒に乗せて帰ってくるという、偽りなパフォーマンスをして選挙の追い風にしようとしていると思います。

 

  この拉致被害者帰還の再現を狙う岸田か!

これね売国です。それから他の拉致被害者を切り捨てる、リーダーとして絶対にやっちゃいけないこと。でもそういう動きが継続して続いてるからこそ岸田は、働きかけは絶えず行っている、大胆に現状を変える、現在の状況が長引くほど日朝が新しい関係を築こうとしてもその実現は困難なものになってなってしまいかねない…。

そうじゃないでしょう?拉致被害者全員返せと言い続けなきゃ。向こうが返さないから諦めるっての

おかしいじゃないですか。

言葉もないですね。でも解散総選挙については北朝鮮をモメンタムしようとしてることは、僕は間違いないと思うから、それがいかにひどい選択かということを是非今のうちから予見しておきたいと思います。」

 

昨日の私の記事は山口敬之氏のyoutube「山口インテリジェンスアイ」を見ないで書いたので、岸田が拉致被害者帰還を総選挙のサプライズ、つまり拉致を選挙対策に使おうとするだろうというのは、山口氏の予見と同じだったが、今水面下で帰還交渉をしているのが田中、金田という二人だとは知らなかった。

 

しかし、ここで疑問が生ずるのは、この拉致被害者かもしれないが余り一般に知られていない二人、しかも一人は在日朝鮮人だった人を帰還させても、それが大きなサプライズになるのか、ということだ。横田めぐみさんや有本さんならいざ知らず、ただ拉致された人というだけで二人(一人は在日朝鮮人)が帰ってきても日本人にとってはさほどの喜びはない。

 

もちろん、いつもは政府や自民党を叩くマスコミも闇勢力から促されて、連日岸田をほめちぎることだろう。しかし、国民はマスコミに踊らされて、投票行動を変える(自民党に投票するまいと思っていたが、岸田の頑張りに免じてやはり自民党に投票しようなんて奴がいるだろうか)なんて有権者は多くはないのではないか。

岸田が思っているほどのサプライズにはならないのではないか。しかも与える支援額が莫大だ。もちろんこの金額は機密事項だから公にはされないが、必ず漏れてくるはずだ。

山口氏の見解によると、日本政府はこの二人の帰還によりもう拉致問題は解決した、と締めたいようだが、そんなうまくはいかないだろう。逆に拉致家族の会や自民党右派は余計に反発するのではないか。

 

金正恩が横田めぐみさんを返さないならいつまでも日朝関係が解決することはない。もしそのことを金正恩が認識したら、返ってくる可能性は少しはあるかもと思うのである。

そしてそうなれば本当のサプライズになることだろう。

 

さて、この山口敬之氏のyoutube「山口インテリジェンスアイ」の前半にとても嫌なとても気分の悪くなるニュースを扱っていた。

それは小池百合子がこの四月の衆院補選(柿沢未途被告が衆院議員を辞職したことに伴う東京15区補選)に出てきて、議員復活し、自民党総裁そして総理を目指すのではないか、というニュースだ。

これについては、今の自民党の体たらくにより、するすると小池が自民党に戻ってきて、あれよあれよという間に「日本国の首相」!になってしまうかもしれないのだ。可能性は非常に高い。

 

 

岸田は当然首相辞任だが、次の有力首相候補はいない。上川外相の名が挙がってきたが、まだ実力もない。高市氏は有力だが、押す勢力が薄くなった。そこに小池が参入すれば、女3人の三つ巴で一番有利なのは汚れた国政から離れていた小池百合子となろう。岸田派、茂木派、二階派それぞれは一番無難な小池を推す可能性が一番高い。

まさに、あれよあれよという間に「日本国の首相」に!最悪の選択ではないか!

 

山口氏は言う。

「(解散総選挙の話になると)必ず出てくるクソババってのがいるんです、小池百合子

小池は都知事の公約「7のゼロ」「12のゼロ」といくつも挙げたが、一つもやる気がなくて全く公約を果たしていない。公約達成がゼロの小池だと腐しながら、それでも小池は当選する!と苦虫を潰しながら当確を宣言していた。

 公約達成ゼロなんて関係ない!

つまり、山口氏は都民を全く信頼していないのである。おばちゃんが政治なんて何の関心もなく、緑の狸小池に入れてしまうのである。それが民主主義だ。

 

結果として江東区等のおばちゃんが日本の総理大臣を選ぶことになるのだ。

 

小池は都知事時代に何もしなかったのだから、日本国首相になっても何もしないだろう。当然華々しい花火は打ち上げるが、マスコミでのバカ女小池のパフォーマンスにすぎず、こいつが頑張れば頑張るほど日本が破壊される。そして岸田と同様アメリカの指示に従うはずだ。

小池百合子にとっては待ちに待ったチャンスなんだが、本当にチャンスが転がり込んできたのか疑う。

これもアメリカによる長い長い筋書きの結果なのではないだろうか。