この村上先生の話は、ワクチンの危険性について素人にも分かりやすく説明してくれている。
初めて読むと難しい用語、専門的用語についていけなくなるが、ゆっくりとそして少し調べながら何回も読んでいくと徐々に頭に入ってくる。
そして、ワクチンの危険性がよく理解できるようになる。
この講義は、危険なワクチンを知るための入門として非常に重要なものだと思っています。ぜひ最後までお付き合いを。次回(その6)が最終回です。
(注)donのブログが以下の恐ろしい記事を紹介している。(2023.12.17)
「ファイザーとModernaはいかにしてワクチン談義をコントロールするか」
ジョセフ・マーコラ博士
「…ワクチンへの抵抗が高まるにつれ、モデルナは強制的なワクチン接種政策に焦点を当て、監視活動を強化している。文書によれば、モデルナはワクチン接種義務化に反対する選出議員や、ワクチン接種義務化を制限する新しい法律を追跡している。
2023年4月下旬、調査ジャーナリストのリー・ファングは、ファイザーがコロナの予防接種義務化を働きかけた消費者団体、医療団体、公民権団体に資金を提供していたことを示す証拠を公表した。
強制接種とその他の強制的なワクチン政策を推し進めるためにファイザーから資金提供を受けていた特別利益団体には、シカゴ都市連盟(強制接種が黒人社会に利益をもたらすと主張)、全米消費者連盟、予防接種パートナーシップ、広告協議会、そして大学やがん、心臓病、リウマチ、医学団体の長いリストが含まれていた。
この強制的な措置とその後の義務化(その後裁判所によって撤回されたが)により、ファイザー社は史上初めて年間売上高1000億ドルを突破した製薬会社となった。
Modernaはまた、人工知能を使って1億5000万ものウェブサイトにおけるワクチン関連の会話を監視し、フラグを立てるTalkwalkerというオンライン・モニタリング会社にも依頼している。」
ファイザー社やモデルナ社は、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画「バイオハザード」のアンブレラ社のような悪魔製薬会社といえるのではないか。
そして更に恐ろしいことに、マーコラ博士は次のように述べる。
「実際、COVID注射には深刻な副作用があり、人々を殺しているという事実を述べることは、今や "国内テロリスト "というレッテルを貼られることになる。」
それはアメリカでのことかもしれないが、アメリカの植民地日本でだって、近い将来、村上博士や井上教授、佐々木みのり先生も「donのブログ」主も私もテロリストに指定されてしまうかもしれない。
ああ、戦争よりも怖い!
その5
講演「コロナワクチン接種は即時中止を 孤高の接種国日本」
村上康文・東京理科大名誉教授
(承前)
山路 つまり毒を打つようなもの?
村上 毒を打つようなものです。今までのワクチンだったら誘導した抗体がある程度抑えてるわけですよ、スパイクの毒性を。今回のワクチンに関して言うと、誘導した抗体が全く毒性を抑えられませんので、1回目のワクチンを打ったのと同じように大勢の人達が亡くなる。おそらく免疫抑制がかかりますから、また感染拡大します。
問題なのは、これ、オミクロン型の発展型で、スパイクタンパクが前よりも・・・ACE2受容体ってありますよね。
山路 コロナが入っていく時の入り口ですよね。
村上 そうそう。入り口のACE2受容体に非常に強力にくっつくんですよ。約60倍とか70倍の力でつきますから、前よりも毒性が上がると僕はみています。初めのワクチンありましたよね、武漢型。あれ1回目と2回目を比べると、1回目で大勢死んでるんですよ。同じことになります。1回目で大勢亡くなりまして、減るわけです、2回目は。誘導された抗体がスパイクの毒性を抑えているので、1回目よりも2回目が減ってるんですよ、実際には。
ところがもう一度ブースター接種を打つと、抗体だとか免疫がつくられますから、そこでスパイクを発現しちゃうと、今度はスパイクを発現した細胞を攻撃するということで、またそこで死亡者が増えたんです。
だから1回目で死亡者が増えて、2回目は減って、3回目でまた増えてるんですよ。今回は1回目と3回目の効果が合わさって発生します。1回目で死ぬパターンと、あるいは免疫が成立した人がもう一度新しいスパイクを打って亡くなるというパターンと両方増えますので、相当亡くなる人だとか重篤な副反応が出る人が増えると思います。
山路 それでもってまた感染も増えると?
村上 それでまた感染拡大。増えるんですよ。
山路 最悪ですね・・・。
村上 最悪ですよ。有効性がなくてね、それでまた感染者が増えるじゃないですか。そんなもの、なぜやるんですか、と。それですごい毒性が出るんですよ、今回は。オミクロンにしてもXBBにしても今増えてるものにしても、増えるのは肺じゃないんですよ。喉とか上気道ですから、肺炎になる人は非常に少ないです。ほとんどの人は上気道で炎症を起こして、喉が痛いとか発熱するとかいうぐらいなんです。
山路 それだって3日、4日で・・・。
村上 普通3日、4日で治ります。
山路 治るわけですよね。そんなもののためにね、リスクを負ってワクチンを打つなんていうのはね、ちょっとあまりにもハイリスキー。リスキーすぎますね。だけどなんで日本はこれ・・・。
村上 欧米では売れないわけで。人気がないから売れないものを、日本は結構お金を払って買ってくるんですね。
山路 なんでそんな・・・。
村上 4000億円ぐらい払うんですよ。効果がなくてハイリスクなものに、有効性がないものに4000億円税金を払うんですね。打ってもしょうがないものです。
本来ならば厚労省に委員会がちゃんとありまして、大勢専門家の方がいて、これは有効性もないし有害でしかないからやめましょう、という話になって然るべきなんですよ。
山路 元々厚労省がそれを決定する上での専門家の委員会なんてのも、全く多様性のない、いわば厚労省の御用学者みたいな人達だけが集まって、厚労省の方向はもうこうなんです、と。
村上 厚労省の方向にイエスと言う人だけを集めて、一応学識経験者ってことでオーソライゼーションだけするというようなことだと思うんですよ。もっと言うと・・・
2021年の始めの段階でスパイクは有毒だってことは分かってたわけですよね。あそこでやめようと思えばやめられたんですよ。
あとオミクロン型が広がったじゃないですか。オミクロン型は肺炎になりづらいということだったので、むしろ感染したほうが良かったかもしれないっていう議論もあったわけですよ。あそこでもやめられる可能性があったんですよね。
もうひとつのタイミングは、mRNAワクチンに相当量のDNAが混じっているという段階でもやめられる可能性があったんです。あらゆるタイミングを逃してるんです。
まとめ
XBB対応型ワクチン接種の危険性
① XBB由来のスパイクを不活性化できないため、強い毒性が発生
⇒重篤な有害事象が懸念される
② XBB対応型ワクチンには有効性がない。接種しても感染は抑えられない
③ 接種すると免疫抑制により、感染が拡大する
村上 誘導した抗体がXBB由来のスパイクを全く不活化できませんので、激しい毒性が発生します。ということは激しい副反応が出るということですよね。
あと有効性がないです。今増えてるものに全く対応しませんので、打っても感染を抑制しないですし、おそらくそもそも重症化してないですから、それも影響ないわけです。
もうひとつ問題は、皆さんが打っちゃうともう一度感染が拡大します。免疫が抑えられますから。
というふうなことで、いいことはひとつもない、と。
山路 もうね、みんな打たないでください。本当に。
村上 本当にやめてほしいです。
山路 本当にやめてほしい。
山路 シリーズでお送りしております、免疫学者の警鐘。今日もですね、東京理科大学名誉教授、村上康文先生とお送りしたいと思います。今日もよろしくお願いいたします。
村上 よろしくお願いいたします。
山路 先生、どんどんどんどん新しい情報が出てきますね。
<DNAの混入>
村上 そうなんですよ。ひとつびっくりしたことがありまして、3月ぐらいから問題になってきたんですが、mRNAしか入っていないと言われていたんですが、1人の研究者がDNAが混じっているということを見つけてしまったということで、本来はmRNAしかないはずが、その中にDNAが混じっていて、それも相当いっぱい入ってるというあたりの情報が3月に見つかりまして、そこから僕は様子をずっと見てたんですが、複数の研究者が同じデータを出してきたということで、間違いないということです。それから、どういう配列のDNAが入っていたかも分かってきましたし、どういう理由でそのDNAが残ったかという理由もだいぶん分かってきたということなんです。
一つ問題なのが、癌ウイルスの一部の塩基配列が入っていて、SV40という有名な癌ウイルスがありまして、それのプロモーター配列が混じっているものがある。ウイルスの遺伝子の発現を上げるのに必要な配列が入ってます。1つの癌ウイルスがありまして、そのウイルスの遺伝子の発現レベルを上昇させるような配列が入っていて、その配列は非常に有名な配列がありまして、いろんな遺伝子の発現レベル上げてしまうという配列なんです。
DNAとして入ってるのは何が問題かって言いますと、それは短い配列なんですよ。その配列がそのまま残存していて、それがヒトゲノムに入ってしまう。そうなると、ヒトゲノムには発癌遺伝子っていうのはいっぱいありますので、その周辺に入ってしまうと発癌遺伝子を活性化してしまう、というあたりが分かってきて、否定する勢力だとか大きな問題だということでいろいろ話がなされていたんですが、方向性としてはもう入ってることは間違いないというところまでやってきて、有名な2人の研究者がそれを証明したというところまで来たので、そのあたりの話を今日はしっかりやりたいと思います。
山路 よろしくお願いいたします。
村上 はじめにどういう流れでmRNA型ワクチンが製造されるかというあたりからお話をしたいんですけれども、大腸菌を利用してプラスミドというものを最初に用意します。
本題に入る前に、mRNAの原料となるDNAの製造過程を、簡単にご説明しましょう。
mRNAワクチンの原料DNAの製造過程
まず、輪ゴムのようにリング状になっているDNA分子、プラスミドにスパイクタンパク質の遺伝子を組み込みます。プラスミドは独自に遺伝子の複製機能を持っています。このプラスミドを大腸菌に導入し、培養することでプラスミドを増やすことができます。次に、増えたプラスミドDNAを大腸菌から抽出し精製します。そして制限酵素でプラスミドのリングにハサミを入れ、開いた状態にします。これがワクチン製造用のDNAになります。
次に、合成酵素でmRNAを合成します。mRNAの合成が終わったら、これまで利用してきたDNAを分解酵素で切断し、短い断片にします。そして、この DNA の断片を除去することで、精製されたmRNAができ上がります。最後に脂質ナノ粒子に包んでmRNAワクチンが完成します。
村上 いらなくなるわけですよ、DNAが。一番下の灰色と赤いやつなんですけども、このDNAは一度mRNAの合成が終わってしまうといらなくなりますので、役割はそこで終わりということで破壊してやります。DNAを破壊する酵素がありまして、それを入れて破壊してやるとmRNAだけが残るわけです。方法がしっかり動けば、精製されたmRNAには、DNAは破壊されてしまいまして、すごく短い断片になってしまいますので、それは除けるんです。問題は、この破壊する反応がどうやらうまくいかなかったらしい、ということ。
DNA残存の理由と発見の経緯
・製造段階でDNAを破壊する反応がうまくいかなかった。
・mRNAがDNAに結合し、破壊できなくなった。
・ゲノム解析のスペシャリストのMckernan先生が、短いmRNAの量を調べようとしていた時にDNAの混入を発見。
村上 実際には何が起きたのかということなんですが、2つのまずい現象がどうやら起きたらしいということで、1つはリング上のDNAを制限酵素というものを利用して、はさみを入れて一直線上にします。この反応も不十分だったというのと、もう1つは、合成されたmRNAが非常に強力にDNAにくっつくということが後付けで分かってきて、それでmRNAがDNAにくっついちゃいますと破壊できない、ということなんですよね。離れなくなってしまったということなんです。どうしても一定量のDNAが残ってしまった、ということが大きな話の流れなんです。
これがどういうふうな流れで見つかってきたかということなんですが、論文がすでにありまして、Medicinal Genomics社というアメリカのベンチャー会社なんですが、そこの創業者のMckernan先生っていうのがいて、ゲノムの配列を読むスペシャリストなんですよ。この分野のこういう情報を得るには非常に向いている人だし、相当ハイレベルな要素を持ってる先生ですね。
もともとは何をやってたかと言いますと、mRNAなんですが、ヨーロッパで問題になっていたのが、短いものが相当混じってるんじゃないか、約6割ぐらいが短いものは混じってるんじゃないかって話が言われていたわけですよね。それなら実際に配列を調べてみれば短いものはどのくらい混じってるかが分かるでしょう、ということになったわけです。それで調べてるステップの間で配列を当然読もうとしたわけなので、どうやらDNAが混じってるという現象を見つけてしまった、ということなんですよ。見つけようとして見つけたんじゃなくて、mRNAの短いものはどれぐらい混じってるかを調べようとして、調べている間にDNAが混じっていたというのを見つけたわけです。
DNA混入の基準値と体への影響
・mRNAがゲノムに入りにくい。DNAは入りやすい。
・ヨーロッパの基準値:DNAはmRNAの0.033%以下(ただし脂質ナノ粒子に包まれていない裸の状態で)
・その基準値よりはるかに多いDNAが混入していた。
・癌ウイルスのプロモーター配列が本来眠っている発癌遺伝子の周辺に入ると、癌の発生確率は上がる。
山路 ちょっとわからない方もいらっしゃると思うんで確認なんですけど、DNAが混じってワクチンと一緒に体に投与、注射されると、どういう弊害が?
村上 mRNAであればなかなかゲノムに入らないんですよね。mRNAが逆転写反応っていうことで、一度DNAまで変換されないとヒトゲノムに入らないんですが、DNAだとスッと入っちゃうんです。変異を誘導したり、ヒトの発癌遺伝子を活性化したりという現象が起きてしまう。混じってはいけないものということになっていて、ヨーロッパにしてもアメリカにしても一定ルールが設けられていて、少なくともこの辺まで減らせということが実は言われてます。
これがヨーロッパのルールでありまして、mRNAの0.033%よりも少なくないといけない、と。問題はですね、このルールは裸の状態でDNAが混じっていた時のルールなんですよ。
今の混じってるDNAは、脂質ナノ粒子っていう入れ物がありましたよね、その脂質ナノ粒子にmRNAと一緒に入るわけですよね。そうするとそのDNAは細胞に入ってしまうわけです。
ヨーロッパのルール的には裸のDNAなので、混じっていても細胞に入れないんですよ。入らないことを前提として、この辺まで大丈夫だっていうルールを設定したわけですけれども、実際、mRNA型ワクチンのmRNAと混じってしまいますと、DNAとmRNAが両方細胞内に入ってしまうんですね。脂質ナノ粒子にくるまってるから問題なんです。本当はもっともっと少なくしなければいけないはずなんですが、ひとまずルールがないので、裸のDNAが混じってる時のルールをヨーロッパもアメリカも適用してると。
山路 これまでなかったからね。
村上 ええ。初めてなのでルールがなかったんですよ。脂質ナノ粒子にくるまれた状態で細胞にこれが入った時に、量が分からないじゃないですか、安全な量が。本当はすごく減らさなければいけないけれども、ひとまずヨーロッパだとかアメリカのルール、それまで減らそうという努力がされていたと。問題は、調べてみたらはるかに多い量が入っていたと。
山路 現象面として、我々にはどういう形で体に害が現れるんでしょうか?
村上 DNAっていうのは変異を誘導するヒトゲノムのあちこちに入っちゃうわけですよね。短いものにしても長いものにしても細胞に非常に入りやすいので、あちこちに入るわけですよ。そうなると重要な遺伝子の真ん中に入っちゃいますと、その重要な遺伝子が働かなくなるというのもありますし、癌ウイルスのプロモーター配列があって、それが本来眠っている発癌遺伝子の周辺に入ってしまいますと、目を覚ましちゃいますよね。そうなると癌の発生確率は上がってしまう。本来なら癌ウイルスのDNAなんかは製造上全く必要なかったんで、入れる必要がなかったんですよ。本来除くんですよね。
DNA混入の理由と癌への影響
・混入は歴然とした事実。だが理由は分からない。
・モデルナには入っていない。ファイザーには入っている。
・癌ウイルスの配列は製造上全く必要ない。除くべき。
・初めのワクチンからオミクロン対応型ワクチンまで、混入している。
・免疫能力を抑えた状態で発がんの確率を上げる。
・白血病が増えている。
(その6(最終回)に続く)