もうレジ袋の無料化には戻らないのだろうか。小泉進次郎も罪作りな最低な大臣だったなあ。今も河野太郎とつるんで…。

今スーパーのレジ袋は6円までにも上がっている。店からすればレジ袋も儲け商品の一つになったのかもしれない。しかし、ジュンク堂書店のレジ袋は1円だった。

 

今日はどうでもいい話。

今日池袋の銀行に行く用があったので、そのあと、久しぶりに池袋のジュンク堂書店に行った。

女房が遠出を許してくれないので、大型書店に行くのは年に1~2回になってしまい、書店を回る楽しみが失われた。

住んでいる街の書店は、スーパーにあるのが2店、駅前が1店、それもみんな小規模ばかりだ。だからろくな本が置いていない。子供から女性まで全方位型だから、一分野ごとにみると品ぞろえが極端に貧相である。時事ものや思想、歴史、経済系などがあるといいのだが、最近のビジネスマンはそういうものは読まないのか、自己啓発系ばかりが沢山並んでいる。店がそれらを揃えるということはそっち系は売れているということだな。もう退職定年組には自己啓発系は関係ないから見る気もしない。

この系統の棚が広く取られているのだが、時事ものなど置くスペースがないということではないのだ。

どうでもいい(私にとって)本が幅を利かせすぎて、書店めぐりが面白くないのである。

書店が潰れているのは、こんな品揃えばかりだからじゃないのか。もっとジジイ向けのマーケティングをやればいいのに、と余計なことを考える。

 

さて、池袋のジュンク堂書店。

 

ここは本店だからさすがに品ぞろえが素晴らしい。専門書棚はさすがに何でもそろっているが、値段が高すぎる。3~6千円は当たり前。これじゃ手が出ない。

文庫、新書コーナーに行く。ほとんどの出版社の文庫、新書が揃っている。ちくま学芸文庫、講談社学術文庫などきちんとそろっている。

手ごろなのは新書だが、これも沢山新刊が並んでいるが、ほとんど手を出す気にならない。ろくでもないものばかりだ。昔は新書でもしっかりしたものがあったが、何しろ手に取ってみようとも思わないものばかりだ。具体性がなくてわからないだろうが、左翼もどき本や新自由主義者本などしかない。

新書コーナーではないが、斎藤幸平の宣伝が非常に目が付く。目障り!こんないい加減なマルクス主義者を持て囃してどうするのか。この男は詐欺師のような男と言うしかない。ジュンク堂はこんな奴を応援しているのかと思うとがっくりくる。

 

   

 こんなマルクシストを持て囃すのが不思議!

「人新世の「資本論」」 (集英社新書)なんぞは人を騙す悪書と言うしかない。

一年ほど前に「読書メーター」に書いた私の書評。

「気候変動が地球を崩壊させると脅して、元凶の資本主義を否定して脱成長コミュニズムが世界を救うとぶちあげるが、そう言いながら地球温暖化CO2説を全く論証しない。CO2説に疑問が多く挙がっているのに、それを正しいと決めてかかっている。それはコミュニズムへの洗脳(脅し)の単なる手段だからで著者には本当は関心がないのだ。マルクス主義という干からびた理論を新しく見える包装紙に包んだだけ。著者が描く未来の姿はまさに全体主義の世界。人間への洞察がない。こんな書物が売れるということが日本が長期停滞し病んでいる証明だ。」

   

そんなこんなで文庫を3冊買った。ほんとはもっと買うつもりだったが買いたいものが見つからなかった。

伊藤貫氏が勧めていたトクヴィル「アメリカのデモクラシー第二巻」と丸山真男「政治の世界」(岩波文庫)。今頃丸山真男なんだが、若いころを思い出してもう一度じっくり丸山真男を読んでみたいと思ったので。

あと、元憲兵司令官大谷敬二郎の「憲兵 元東部憲兵隊司令官の自伝的回想」(光人社NF文庫)。こういう特殊な軍人の話はなかなか手に入らないので。

 

わずか3冊を持ってレジに向かい会計。レジ袋要りますかと言われたので、要らないと答えたが、次に、カバーしますか、と言うので、カバーしてくれる時間もかかるのでこれも要らないと。

しかし、文庫本をそのままバッグに入れると中で表紙が折れたりするかもと思い、レジ袋お願いします、と言ったら「1円です」と。安いね、それならレジ袋1円と先に言って欲しかったなあ。

そして帰り道、ふと思った。

紙のカバーをするのに何冊でも無料なのに、レジ袋には1円でも取るのか、それなら、カバーをしない客には「レジ袋は無料です」といってほしかったなあ。資源節約という点ではカバーしない方が効果があるのにねえ。