1年前の2月24日突然ロシア軍がウクライナに侵攻した。

当時は誰もがロシアのプーチンを非難した。理由もなく他国を侵略するなんて、と。

しかし、すぐに侵攻の理由が明らかになった。

突然の侵攻でもなんでもなかった。

我々は余りにウクライナのことを知らなかった。

ウクライナ・ドンバス地方のロシア系住民が何年にもわたって、ウクライナ軍というかネオナチ・アゾフ大隊の攻撃を受け、多くの住民が亡くなっていた。

そして、2月下旬にウクライナ軍がさらにドンバス地方に大規模攻撃を計画していることが明らかになった。

プーチンはドンバス地方のロシア系住民保護とネオナチ打倒のために立ち上がった。

アメリカ及び西側はロシアのウクライナ侵攻を待ちに待っていた。これでロシアとプーチンを叩き潰せると。

しかし、西側は誤算だった。ロシアは強かった。いや西側は戦争の長期化を望んでいたので、それは織り込み済みだった。しかし、その織り込み済みの戦争長期化も誤算だった。

戦争長期化はロシアの弱体につながるはずだったのが、逆に西側の弱体を結果した。それは大いなる誤算だった。こんなはずじゃなかったと。

 

ロシアは秩序だった戦闘をしたが、それに対し西側はあらゆるプロパガンダで対抗してきた。

西側のメディアは恥ずかしげもなく、アメリカの指示に従って、1年間嘘を報道し続けた。

報道に接する多くの市民はメディアに騙されもしたが、逆に多くの人々がメディアの嘘に早くから気づいて、メディアの流すことのほとんどは「嘘」であるということを確信するようになった。

 

ウクライナ戦争から1年経ったが、今後の戦争の行方は定かではない。核を用いた偽旗作戦によって核戦争が本当に誘発されてしまうのか。それともどこかで停戦にいたるのか。

西側ののめり込みにはそれぞれの国内での反発が大きくなっている。

アメリカでもドイツでも。おそらく報じられないが各国で西側への抗議活動が行われていることだろう。

日本は?

日本は平和を愛する国だったはずなのに、今回のウクライナ戦争に関する限りは「戦争賛成」らしい。

強力なプロパガンダが成功しているからだろう。

武器を送ることはしないが、くれくれスキーの要望には大いに応えてアリバイ証明をしたいらしい。

バイデンからも岸田は肩を2、3度たたかれたが、一つの肩たたきが約3000億円なんだな。

 

1兆円の防衛費増で財源問題ですったもんだしたのに、55億ドル/7400億円もの金は何の議論もないのか。55億ドル/7400億円もの大金も岸田にとっては鼻くそのようなものかもしれない。

7割がたは腐敗国家ウクライナの腐敗大統領、腐敗政治家、腐敗官僚、腐敗財閥、腐敗マフィアに流れるに決まっているというのに。

 

大手メディアからの洗脳に騙されない為のブログのシェリルさんが「岸田首相、ウクライナに55億ドルの支援を表明。グローバリストの餌食になっている日本」というブログを書いているので、リブログさせていただきました。

 

ここにシェリルさんは次のようにコメントを書いている。

「…Yahoo!ニュースのコメント欄を見てみたら、多くのYahoo会員の方がこの巨額の支援には批判的ですね。

給料が全く上がらない中で食品の価格や電気料金が上がっていて庶民の暮らしはけっして楽ではないのに、海外に巨額の支援をしている場合か! という論調です。

しかし、その一方で 「ウクライナ支援」には概ね大半の方が賛成していて「ロシアが一方的に悪い」と非難しています。

 

この「ロシアが一方的に悪い」というふうに思っているところが 私に言わせれば 大手メディアのプロパガンダに騙されているのであって、「一方的に侵略されたウクライナは民主主義と自由を守る戦いをやっている」というのが まさに嘘八百でアメリカがやっている情報戦の一端を そのまま属国ジャパンとして大手メディアが報じていて、それに90%位の国民が洗脳されてしまっている ということです。

 

日本のメディアがどんなに異常な状態なのか、海外の大手メディア以外のところから情報を拾ってみたらすぐに分かることなのですが、それをしている人は残念ながら、日本人では少ないのです。

英語やその他外国語ができなくても Google翻訳でも かなり今は精度が上がっていますから、要は「大手メディアからの情報を疑う」ことから始めて、海外の独立メディアの記事を読んだり、そのような独立メディアの記事を和訳して配信している人のブログ等を探すだけなのです。(後略)」

 

ちょっとした常識があれば「大手メディアのプロパガンダに騙されている」ということにすぐに気付けるはずなのです。

例えば、今日のニュースではウクライナの市民インタビューが多く流されていましたが、そこで市民が「ロシアに奪われた領土が返ってくるまでロシアとの戦闘は止めない」と訴えるのです。若い女性が。

そうか、ウクライナ市民の愛国心はすごい、と思うのが普通なんでしょうか。

違うと思うのです。

ウクライナの兵士は何十万と死にかつケガをしている。この若い女性の夫または父親、親戚、友人等々が前線で戦って死んだりケガを負っている可能性があるのです。

普通なら、早く戦争は止めてほしい、もう死人は出さないでほしい、と訴えるのではないでしょうか。

「領土が返ってくるまで」なんて余りに観念的な物言いで、戦争下の市民のしかも1年も経って多くの身近な人が死んでいるというのに、普通の市民はそんな言い方はしないはずです。隣にいる保安庁の職員に気に入る発言をしただけでしょう。我々はそこを読まないといけないのではないでしょうか。

 

「大手メディアからの洗脳に騙されない為のブログ」のシェリルさんは、2月19日に

「ひざまづいて兵士の母親に許しを請いなさい」とゼレンスキー大統領に怒りをぶつけるウクライナ女性

という記事を書いています。ウクライナの女性がゼレンスキーという悪魔の大統領に次のように迫ったというのです。

「教えてください。どうしてあなたはいつもみんなのせいにして、自分のせいにはしないのですか?自分のことは棚に上げて。責めるべきはいつもみんなであって、あなたではないのです。あなたは何のためにそこに座っているのですか?なぜ私たちの国の大統領に立候補したのですか?国を滅ぼすためか?今まさに、そのように見える!

あなたにとって、すべての責任は他の人にあるのです。EU中から鉄くずを集めてるんだろう?生まれたばかりの赤ん坊や妊娠中の妻を持つ若者を戦線に送り込む。法律を改正して、16歳でも徴兵、17歳でも激戦区に行くようにしたのはお前だ。臓器を取るために兵士を解剖する、クソ英国人科学者の公式スポンサーでもある。
お前の女房は4万ユーロのレインコートを着て歩き回っている。女房は自分の国の物価を知っていると嘘をつき、サバが8フリヴニャ(訳者注:日本円換算で29円ほど)だと言い張り・・・ 良心を持てよ、ゼレンスキー 、何もかも台無しだ。自分の罪の代償を子供たちに払わせるのが怖くないのか?
庶民を笑い、あざけり、嫉妬する。そのおかげでお前は大金持ちになったんだ。お前は1億ドルの富豪だ!どこで手に入れた?戦争で得たのか?地獄で得たのか?骨で得たのか?誰も気の毒に思わないのは分かるが、自分の子供が可哀想だとも思わないのか、この野郎。ウクライナから出て行け!」

 

これがウクライナ国民の本当の叫びではないでしょうか。

「ゼレンスキー、あなたは何のためにそこに座っているのですか?なぜ私たちの国の大統領に立候補したのですか?国を滅ぼすためか?今まさに、そのように見える!」

 

北朝鮮の市民に(最近は余り見かけませんが)インタビューしたとき、市民は自由に話をしているでしょうか。しているわけがない。カメラの外側にはピタッと北朝鮮保衛部隊の隊員が付きっきりなのはみんな知っていることだし、それは当たり前のこととして、我々はインタビューを受け止めているのです。

それと同様に、ウクライナの市民の横にもウクライナ保安庁の職員が付きっきりで市民の言動をチェックしているのです。彼らが喜ぶあるいは認める言動しか許されていないのは、ウクライナ国家が言論統制を厳しくしていることから当たり前のことなのです。

 

つまりウクライナから送られてくる市民の姿や声はすべて検閲されている。嘘の言葉しか流されていない。だから、今日流されたあるいは2~3日前から特集されたウクライナの姿はみんな嘘っぱちということなので、見る価値など全くないのです。

 

だからそういうプロパガンダから逃れるためには「大手メディアからの洗脳に騙されない為のブログ」のシェリルさんが言う通り、「海外の大手メディア以外のところから情報を拾ってみたらすぐに分かることなのです」。そしてその中の良質のブログが「大手メディアからの洗脳に騙されない為のブログ」といえます。また、「百々峰だより」や「櫻井ジャーナル」もいいでしょうね。

 

因みに、シェリルさんがこのブログで、クリスタル・スペインさんのYoutubeを紹介しています。

「日本が好きで日本語流暢なスペイン人の方が 日本のメディアの酷さとそれに洗脳されてしまっている日本人に危機感を感じて発信してくださっているビデオがあるので、本日ご紹介します。彼女はご自身のYoutubeチャンネルのビデオで なぜロシアは戦争に追い込まれてしまったのか ということを伝えるビデオを作ってアップしていたら、コメント欄で ウクライナを支持する日本の方から たくさん誹謗中傷を受けてきたそうです。

それだけ、大手メディアに騙され、洗脳されている日本人が如何に多いか ということです。海外の人々に比べても 日本人の洗脳のされ方は かなり深刻な状況です。

15分位の長さのビデオです。ほとんど訛りのない綺麗な日本語で、真剣に訴えられています。是非ご覧下さい。」

 

このクリスタル・スペインさんは知識人でもなんでもない確かレストラン経営者だったと思いますが、普通の人でもウクライナ戦争について、ここまで的確な情勢判断ができるという証左です。

 

因みに、シェリルさん。クリスタル・スペインさんを「日本語流暢なスペイン人の方」と書いていますが、正真正銘の日本人です。本人がブログで語っていましたから。