強盗事件が起きたというと皆ルフィー(の仲間)の仕業と思ってしまう。プロ野球DeNA斉藤隆コーチの自宅進入も多人数が関わっているというから、ルフィーの仲間(別動隊)の可能性が高い。

 

単純空き巣は今まで留守狙いだったから、余程のことがない限り怪我の被害は少なかったように思う。

しかし、ルフィーの強盗は殺人も辞さずという荒っぽいもので、しかも犯人は闇バイトで集めた使い捨ての素人集団。
この凶悪さは時代を反映しているのだろうか?
これまでも強盗事件など幾らでもあったと思うが、組織的な強盗集団というのは初めてではないか?それも振り込め詐欺から見境のない強盗犯罪への切り替え。
何だか一線を越えてしまったような。
30年の不況がここにも影響を及ぼしているような気がする。

 

在宅でも強盗が侵入し、しかも多人数でそして不要で過激な暴力犯行。

犯行対象の情報をどこから集めたのかよく調べて侵入。その割には犯行は雑ですぐに捕まる。

つまり、強盗犯は素人の使い捨てですぐに捕まっても指示役にたどり着かなければそれで良しとする「泥棒戦略」。

振り込め詐欺も受け子、掛け子はみんな素人の使い捨てで、操る者のみが専門家集団という形式が、強盗集団にも生かされている。当然黒幕は組織暴力団と思われるが、世の中の諜報機関と同じで、最後まで追及されない仕組みが出来上がっているようだ。

 

ルフィーら4人がフィリピンから送還されてきたが、彼らは中間管理職であり、その上司(黒幕)まで警察はたどり着けるのだろうか。

ルフィーら4人の送還に2000億円も掛けたんだから、警察もこの費用を無駄にしないでほしいものだ。

 

振り込め詐欺から見境のない強盗犯罪への切り替えは、泥棒経営の観点から利益効率を考慮して切り替えたのだろうが、彼らもこの不況期を大いに利用しているのである。

 

つまり、使い捨て素人犯罪者集めがこの不況でかなり容易になったことだ。若者らがわずかの金(数万円)で簡単に犯罪を行っても何とも思わない。老人を殴れるか、が募集条件になっているというから恐ろしい。老人を殴れば簡単に死ぬ可能性がある。それでも安い報酬でも募集に応ずるというのは、それだけまともな仕事が見つからないという表れと、人間の感情が希薄になって暴力に何も感じなくなってしまった若者の群れが多量に発生しているということを示している。

 

それを敏感に感じ取ったのは、政治ではなく、犯罪集団・暴力団の方だったというのはやりきれない思いだ。これも30年も不況を続けても反省しない財務省と政治家たちのなせる業だろう。

 

昨日川口の郵便局に強盗が入った。局員が二人も大けがをしている。局員が強盗に立ち向かったとも思えないから、気の荒い犯人なんだ。犯人はルフィーの仲間でないようで単独犯の外国人らしい。外国人は血の気が多いから尚更犯人に逆らわないようにしないといけない。
 

銀行や郵便局の強盗には、立ち向かうべきではない。身の安全がまず第一だ。海外のニュースでは店員なども銃を持っているから、撃退することもできるが、日本は無抵抗主義が一番だ。

そして逃げたときにカラーボールを犯人にぶつけて、後で捕まえるのに役立てる。
銀行の窓口にはカラーボールがこれ見よがしに置いてある。


 

ALSOKのホームページを見ると防犯カラーボールの投げ方が書いてある。

「従業員1名あたり両手に1個ずつ、計2個のボールを持ちます。1回目を投げて当てられなかったら、すぐにもう1個を投げるようにしましょう。
投げるときのコツですが、犯人に向けできるだけ近い距離から投げつけます。犯人までの距離が10メートル以上になってしまうと、命中が難しいとされています。
また、逃走する犯人を狙う場合は、犯人に直接当てるのではなく、足元付近の路上を狙って投げつける方法を採りましょう。犯人の足元付近の路上で飛散した塗料がかかったり、その上を犯人が歩いたりすれば、犯人の衣服や靴に付着し、追跡が可能になるためです。
逃走用の自動車・バイクなどを狙う場合は、車体に向かって投げる方が確実です。特に自動車の場合は、硬いリアガラスなどの後部を狙いましょう。車体やタイヤに塗料が付くことで、逃走した犯人を追跡しやすくなります。車に投げる際もできるだけ至近距離から投げることが望ましいでしょう。」

 

これを読む限り、防犯カラーボールは大いに役立つようだ。しかしいつも思うのだが、そんなに上手く投げられるものか。うまく当たるのだろうか?
行員も局員も慌てているし、女性ではなかなかうまく当てられないのではないか。犯人に直接当てなくてもいいとは書いてあるが。

 

手で投げるよりそれを解消するアイディアがあるのだが、なかなか気づいてくれない。
それは圧縮空気でカラーボールを発射する銃を作ることだ。
これなら女性も射てるし狙うこともできる。又皆で何発も撃つことができる。

 

と書いて、待てよ、世の中にはそういう道具がもうあるかもしれないな、と思ってネットを調べてみた。やはり、あった、あった。

「カラーボール発射機 一発チェッカー」

 

これは昔テレビ(地方の)でも紹介されたようだ。2011年というからもう12年も前に。

 

 

その割には普及がもう一つの気がする。この「カラーボール発射機 一発チェッカー」がおもちゃっぽいのがよくない。銀行の窓口では子供がいたずらしそうで、強盗犯を威嚇しない。もうすこし重々しいものに改良したらどうか。そしてALSOKなどもまじめに推奨したらいいのにと思ったりする。