ウクライナ戦争に関する最近知った小ネタ(その2)
(昨日の続き)
そうなんです、ロシア軍の対砲用の秘密兵器があったのです。「ペニシリン」という装置。知らなかった。
「ウクライナからのほとんどすべての報告が見逃しているように見えるのは、ロシアの大砲が日常的に引き起こしているウクライナの甚大な被害です。ウクライナにはそれに対応するための砲兵がほとんど残っておらず、まだ持っているものは日ごとに少なくなっています。
数週間前、ロシア軍は体系的な対砲作戦を開始し、それ以来大きな進歩を遂げました。敵の砲兵ユニットを検出する典型的な西側の方法はレーダーによるものです。発射体の飛行経路が測定され、その発生源の座標が計算され、自分の砲兵が応答できるようになります。
しかし、対砲レーダー自体は放射に依存しています。これにより、簡単に検出でき、火災に対して脆弱です。過去数か月にわたって、ロシアはペニシリンというかなり皮肉な名前で非常に異なる対砲兵探知システムを配備しました。
このシステムは、電波を放射することなく、地震センサーと音響センサーを使用して、敵の大砲、迫撃砲、MLR、 対空または戦術ミサイルの発射位置を検出して特定することを目的としています。
5 kmの範囲で 13 秒以内に敵の砲火の位置を特定します。ペニシリンは2018年に州の試験を完了し、2021年に戦闘任務に入った。
ペニシリンシステムは森の中に隠れ、伸縮ブームを突き出して戦場を見たり聞いたりすることができます。それはそれ自体を放射しないので、敵がそれを検出するための良い方法はありません。
システムは、発砲時にウクライナの銃を特定します。その後、それらは即時の正確な反撃によって排除されます。」(Moon of Alabama)
・「エイブラムス戦車やレオパルト戦車に対してはロボット戦車「マーカー」が投入されるとロゴジンが語った」
軍事顧問団で「皇帝のオオカミ」と称される科学技術センターの長を務めるドミトリー・ロゴジンはロボット複合体である「マーカー」がウクライナにおける特別軍事作戦の戦場で試用されると述べた。
「今、このロボットはドンバスで戦火の洗礼を受けなければならないだろう」と彼はテレグラムに書いている。
ロボットにはハイテックな監視装置が装備されており、独立して戦闘任務を遂行することができる自動制御システムがあるとロゴジンは付け加えた。
戦闘型ロボット戦車「マーカー」はウクライナ軍の戦闘機器を自動的に探索し、攻撃することが可能である。彼は米国のエイブラムス戦車やドイツのレオパルト戦車を含む西側の戦車について話していることを強調した。「マーカー」ロボットの戦闘バージョンには可視範囲と赤外線範囲のふたつの戦闘目標の画像を含むデジタルカタログが制御システムに組み込まれている」とロゴジンは説明。彼によると、ロボットは優先順位によって目標を独立して選択し、目標に適した火器を用いて攻撃することができる。ロゴジンは偵察バージョンと戦闘バージョンのふたつの形式の4台のマーカーロボットが、この2月、ドンバスに送り込まれると述べた。(芳ちゃんのブログ)
⇒エイブラムス戦車やドイツのレオパルト戦車に対抗するロシアの武器はロボット戦車「マーカー」だという。ドローンといい戦闘するのは無人ロボットが優勢になりつつある。ターミネーターの未来の戦闘シーンが現実化してきた。いいのか悪いのか。
・ウクライナ、原子力発電所に武器を貯蔵―ロシアの主張
ウクライナ軍は西側が供給したミサイルや大砲の砲弾を原子力発電所内で備蓄している、とロシアのセルゲイ・ナルイシキン対外情報庁長官が月曜日(1月23日)に述べた。同長官によると、ウクライナは原子力発電所を軍需品備蓄の隠し場所として使っているとのことだ。
「ウクライナ軍は、西側が供給した武器や弾薬を原子力発電所の敷地内で保管しているという信頼できる情報がある」とナルイシキン長官は、同対外情報庁のウェブサイトに投稿した。さらに同長官よると、その武器の中には、対外防空体系で使用される米国製のHIMARS(M142 高機動ロケット砲システム )発射機用のロケットとミサイル、そして「大口径砲」もあるとのことだ。
ナルイシキン長官によると、12月最終週だけでも、「強力な武器」を積んだ数台の自動車が、鉄路でロブノ原子力発電所に届けられていたという。「ウクライナ側は、原発事故の危険性がわかっているため、ロシア軍は原子力発電所には攻撃してこないという計算に基づいて行動している」と同情報庁長官は語った。
ウクライナの対空ミサイルが「進路を外す」事件が再度起きてしまえば、その備蓄された武器が激しく爆発し、原子力発電所が破壊されることになるが、その悲劇の責任をロシア側に押しつけるということは常に考えられることだ。(後略)
⇒ウクライナ軍の考えることは、いつも何かまたは誰かの犠牲を盾にすることだ。例えば、市民が住む集合住宅に武器・弾薬を隠して、市民を盾に取るとかである。今回の原発に強力な武器を隠したのもそういう汚い発想からだろう。ウクライナ腐敗国家そのものを表しているようだ。
・ウクライナの悪行はここにも。ウクライナに住むハンガリー系住民を徴兵
EU諸国、少数民族の「残忍な」徴兵制をめぐりキエフを非難
ブダペストのペーター・シヤルト外相は、ウクライナのトランスカルパチア系ハンガリー人に対する徴兵制を非難した。
ハンガリーのピーター・シヤルト外務大臣は、ウクライナに住むハンガリー人がロシアと戦うためにウクライナ軍に入隊していると主張した。キエフの危機は「我々の戦争ではない」が、ハンガリー国民を傷つけており、だからこそブダペストは迅速な解決を望んでいる、と同外相は述べた。
ハンガリーの一部メディアは最近、ウクライナ政府がハンガリー人を大量に軍事動員しており、軍人の数を増やすためにあらゆる手を使っているという主張を報じました。東部で失われた人員を補うために、数百人が、その多くが意に反して登録されたと、ニュースメディア「Pesti Sracok」は主張した。この報道によると、キエフは数カ月以内にトランスカルパチアで1万人もの人々を武装させる計画を立てていると噂されているとのことだ。(ニュース)
トランスカルパチアのハンガリー系住民たちは ネオナチからの暴力に怒り、ハンガリーに保護を求めていました。まさにドンバス地域のロシア人がロシアに保護を求めているのと同じ構図です。
…ハンガリーはロシアと戦争するつもりもないし、敵対するつもりもないのに、ウクライナ国内にいるハンガリー人が強制的に動員されている ということで、以前からオルバン首相が主張していた、代理戦争をやめて早くロシアとの和平交渉を始めるべきだ ということをさらに強調している ということです。(「大手メディアからの洗脳に騙されない為のブログ)
⇒壊滅したウクライナ軍の立て直しのため一人でも前線に兵士を送りたいゼレンスキーだが、単に殺すためだけの無駄な行為。ゼレンスキーの悪魔の所業!
元冦の兵士はモンゴル人でなく高麗人であったり、朝鮮戦争の中国義勇軍は朝鮮系中国人だったが、それと同じで、先に死んでもらうのはウクライナからすれば消耗品としてのハンガリー系住民か。
・櫻井よしこのおバカな主張とFinian Cunningham氏がウクライナ戦争の性格を語る
「岸田首相は日本国の安全に責任を果たすべき地位にある。ゼレンスキー氏のように愛国と国防の精神で立ち上がるしかないはずだ」
「プーチン氏の侵略に立ち向かうウクライナを助ける最前線に立たずして日本の未来はない」
(櫻井よしこ)
もうこんな屁理屈には誰も騙されませんが、Finian Cunningham氏がこのウクライナ戦争の性格をスコット・リッターに寄りながら正確に述べていますので、それを引用します。
2023年1月23日
紛争は欧米メディアが我々に言うようなウクライナ防衛とは無関係で、常にロシア打倒が狙いだ。
今や既にNATOはロシアと直接戦争しており、ウクライナへの軍需品供給で兵站上の中心的役割を果たしているドイツやポーランドのようなNATO加盟諸国の標的をロシアは攻撃するあらゆる権利がある。
ワシントンとNATO同盟諸国は長く続く対立に外交的、政治的解決を見いだそうとするのではなく無謀に軍事的勝利あるいは敗北の危険を高めている。アメリカが主導する対ロシアNATO戦争のためウクライナは無神経に代理として利用されている。
リッターが指摘するように、NATOは世界にとって自殺薬だ。その狙いが推進されれば、その結果は核戦争になるロシアとの全面総力戦、つまり惑星の破壊だ。
だから全ての平和主義の人々は国籍にかかわらずロシアがウクライナでこの紛争で勝利し、NATOの思惑を挫くよう祈るべきなのだとリッターは主張する。
NATOの戦争計画は2014年キーウでのクーデターとネオナチ・ウクライナ軍の強化で何年も前から準備されていた。ウクライナ軍総司令官ヴァレリー・ザルジニーは第二次世界大戦でのナチ協力者で大量殺人犯のステパーン・バンデーラ信奉者だ。これが今アメリカとヨーロッパが、対ロシア戦争計画を遂行する上で協力している人物なのだ。
幸いロシアは戦争に勝つだろうとリッターは予測している。これは戦争にそれほど膨大に投資しながらも歴史的敗北を味わう立場にあるアメリカ主導の西洋列強にとって悪夢のシナリオだ。
だが世界を大惨事の瀬戸際に押しやっているのはアメリカとその同盟諸国であることが広く理解されるべきだ。
しかし、このままではウクライナの戦争は終わらない。それどころか、ゼレンスキー大統領が国民を導こうとしているのは、玉砕への道だ。ウクライナ国民は、おそらくそれに納得していないから、怒涛の勢いで国外に逃れている。それなのに、なぜか西側諸国はゼレンスキー大統領の徹底抗戦論を支持。その結果、今、レオパルト2の供与も軌道に乗り、一気に潮目が変わりつつある。
レオパルト2の供与は序の口
24日、ウクライナの前駐独大使メルニク氏は、「さて、同盟国の皆さん、ウクライナと共に、強力な戦闘機連合を作りましょう。F16、F35、ユーロファイター、トルナド、ラファール、グリペン、その他、あなた方がウクライナに供与できる戦闘機の全てをください!」と言っている。今のところ、ドイツ政府は、攻撃用戦闘機は絶対に送らないと言っているが、この調子ではあてにならない。
繰り返しになるが、早くレオパルト2を供与しろと痺れを切らしていたのは緑の党、自民党、キリスト教民主党であり、それを煽っていたのがメディア。
しかし、多くのドイツ国民は戦争のエスカレートを望んでおらず、今や恐怖さえ覚えている。
しかも、レオパルト2の供与は序の口で、その口火を切ったドイツに対し、ロシアが黙っているとも思えない。ドイツは危険な淵に近づこうとしている。多くの国民は、ショルツ首相に裏切られた気分ではないか。
なお、ドイツメディアがサイレント・マジョリティーを無視し、戦争拡大を望む勢力に加担しているとすれば、それこそが現在、ドイツが抱える深刻な問題の一つである。」(Strategic Culture)
⇒あのおバカなデビ腐人や岸田首相に読んでほしいコラムだ。
一番の肝は冒頭のことば
「紛争は欧米メディアが我々に言うようなウクライナ防衛とは無関係で、常にロシア打倒が狙いだ。」
これがウクライナ戦争の本質だ。
そして、
「だが世界を大惨事の瀬戸際に押しやっているのはアメリカとその同盟諸国であることが広く理解されるべきだ。
しかし、このままではウクライナの戦争は終わらない。それどころか、ゼレンスキー大統領が国民を導こうとしているのは、玉砕への道だ。ウクライナ国民は、おそらくそれに納得していないから、怒涛の勢いで国外に逃れている。それなのに、なぜか西側諸国はゼレンスキー大統領の徹底抗戦論を支持。」
ゼレンスキーはウクライナ国民を玉砕つまり全員死に追いやることに躊躇しない。そして、英米、NATOだけでなく、日本もこのロシア打倒、ロシア破壊、結果としてウクライナ破壊に加担していることを強く認識すべきなのである。