米国NY州の豪雪は日本より激しいようだが、日本で毎年繰り返される大雪対策、屋根の雪下ろしとか道路の雪かき等々余り進歩が見られない。

どこかの地域では自衛隊が屋根の雪下ろしを手伝っていたが、どこでも自衛隊というわけにはいかない。

もっと組織的に公的資金を使って、豪雪地帯の雪下ろし部隊を組織したらどうなのか。失業対策として賃金を支払えば一石二鳥だと思うんだが。

あるいは、屋根の内側に床暖房的なパイプを敷いて、お湯を通して雪を溶かして降ろすというのはどうだろうか。太陽光パネルより余程実効性があると思うが。

 

また、自動車の中で暖を取ろうとしたりしている際に、マフラーが雪に埋もれて一酸化炭素中毒で死亡するという事故もたまにある。

自動車の排気マフラーは意外と盲点なのだ。

 

豪雨の際も、無理やり道路に溢れた水の中を通ろうとして、冠水してマフラーから雨水が入り、エンジンが止まってしまう。これはしょっちゅう起きていることだ。

その割にマフラー対策が取られていない気がする。

 

マフラーから水の流入・冠水を防いだり、雪でマフラーが詰まってしまうことを防止するなんて簡単なことだと思うのだが、誰もやろうとしない。自動車メーカー又は警察や自動車部品メーカーの怠慢のような気がする。

 

私のアイデアは簡単だ。

マフラーにS字型排気筒(つまり煙突)を取りつけて、排気位置を高くすればいいだけの話だ。

(そんなものはもうあるよ、というだろうか。余りテレビニュースではやってない気がするが。もうこんな機器があるなら調査不足で、ごめんなさいです。)

S字にするのは、当然上からの雨や雪が入り込むのを防ぐためだ。

思う通りの画像がなかったので、それに近いイメージのものを掲げる。

S字クランクの形で、マフラーの排気位置を高くする

 

これを車のトランクに積み込んでおいて、いざとなったら取り付ければよい。

昔このアイデアを出したら、車の改造に当たるから許可されないだろうと言った者がいるが、警察と相談して警察の許可を得られる性能のものを作ればいいだけの話だ。

これで、一酸化炭素中毒が防げたり、洪水で冠水し路上に立ち往生の車が少しでも少なくなれば、社会的効用は大ではないだろうか。