日本も寒くて大雪で停電世帯が大量に出ているが、世界も寒いようだ。米国も寒波襲来。

これはもう地球寒冷化の兆候だろう。温暖化原理主義者は寒冷化は温暖化が原因と訳の分からないことを叫ぶだろうが、もう脱炭素はやめて大いに炭素を出して温暖化すべきだ。暑いより寒い方が耐えられない。

 

東京も寒く、電気・ガス代の高騰を心配しながら暖房を付けて生活しているが、国内の半数以上のエネルギーが破壊されたウクライナ国民の寒冷の中の生活を思うと可哀そうというしかない。自家発電機が全ての家庭にあるとも思われないし、ただ厚着して毛布にくるまって耐えるだけなのか。

 

そんな中、先日のクリスマスにウクライナ・キエフ市民はクリスマスを祝う舞台に見入っている姿が報道されていた。戦時下のキエフとはとても思えないほど市民は平気な顔をしていた。

この映像に何だか違和感を覚えた。

 

昔の北朝鮮を紹介するニュースを思い出させた。北朝鮮での取材は全て保衛局が傍に付いて勝手な取材を許さない。そして平壌を歩く市民はみんな劇団員だったという話だ。(今は北朝鮮もかなり豊かになったようでそういうことはないかもしれないが)

綺麗な服も笑顔もみんな劇団員の演技というわけだ。それを信じた日本人も結構いたことだろう。

 

戦時下ウクライナ・キエフのクリスマスも北朝鮮と同じことをしているのではないかと疑う。

日本のテレビクルーの横にはぴったりとウクライナ国家保安局員がくっついて監視しているのだろう。

 

映し出されるウクライナ市民は劇団員ではないにしても、悲しい顔辛い顔などすればすぐに保安局員に連行されるに違いない。なにせ、ウクライナはナチス国家なのだから。(先日ゼレンスキーが米国議会でペロシに渡したウクライナ国旗には、ナチのカギ十字のマークが書かれていたという)

 

なぜそう思うのか。

ウクライナ大統領の元顧問で経済学者のオレグ・ソスキンがキエフ市民が寒さや生活の辛さに耐えかねて、40万人もの市民が脱出し、キエフはゴーストタウンになりつつあると語っているからだ。

 

「ウクライナ大統領の元顧問で経済学者のオレグ・ソスキン氏は、彼の YouTube チャンネルで、人口の大量流出によりキエフはゴーストタウンになりつつあると述べた、とkp.ruは報告している。

「キエフでは住居を持たない人々の流出が深刻である。キエフの家賃は下落し、もはや需要はない。キエフからの避難民が出始めており、その数は 40 万人。」とソスキン氏は述べている。
彼は、「クリチコと他のすべてのゼレンスキー、イェルマクおよび他のシュミハルのおかげで、キエフが徐々にゴーストタウンになりつつある」と述べた。 

 ソスキンはウクライナ人に、生産が停止し、下水システムも暖房も光もない大規模な集落から立ち去るよう促した。」

(引用終り)

 

クリスマスを楽しむウクライナ市民とキエフを逃げ出すウクライナ市民のどちらが本当なのか?

 

そもそもウクライナ市民は職場もない、電気もガスも水道もない中でどんな生活をしているのだろうか。

 

日本のテレビ局特派員は戦時下の市民の真実の生活を全く伝えようとしない。映し出されるスーパーの果物・野菜売り場には品物が豊富に並べられている。そんなこと、信じられるだろうか。

本当はどうなのか、国家保安局員が真実を伝えさせないのか、それとも日本のテレビ局自体がウクライナプロパガンダ機関と化しているから、そもそもそんな事実などあっても無いことにしているのではないか。

 

もうウクライナ国家は崩壊寸前(いやもう崩壊している!)なのだ。

 

にも関わらず、ゼレンスキーは米国に直接出向いて最後まで国民はロシアと戦うから、金くれ、武器くれとおねだりをした。米国議員の多くはクレクレゼレンスキーのバカげた演技に騙されて、拍手喝采をした。

 

しかし、一部の共和党議員は立ち上がりも拍手もしなかった。また上下両院議員が参加した下院本会場に姿を見せなかった下院議員は127人(6割)もいたようだ。そういうことは不都合な真実なので報道されない。

 

米国議員はゼレンスキーの嘘演説にスタンディング・オベーションしたのだが、それは何につながるか分かっているのだろうか。ウクライナ国民の「死」に繋がっているのだ。

 

ゼレンスキーにくれた金の大部分はゼレンスキーの懐(ふところ)に入り、武器は横流しされ、前線には届かず、ウクライナ兵士はロシア兵器にすりつぶされるのである。アゾフ連隊等のネオナチ兵士は大いに死んでほしいが、招集されろくな訓練も受けずに前線に送られたウクライナ兵士は簡単に殺されるのである。

 

ウクライナ正規軍は崩壊していると矢野義昭元陸上自衛隊陸将補はJBpressに書いている。

だから今やNATO軍が「義勇兵」として戦闘の主体になっていると。朝鮮戦争での中国人民解放軍が義勇軍として戦ったような状況か。

 

「本格攻勢に出始めたロシア軍と崩壊寸前のウクライナ軍」(2022.12.21)

「…露軍は、今夏から意図的組織的に消耗戦略を採用し、成果を挙げつつある。

 カナダの有名な狙撃手が義勇兵として宇軍に参加し、今年5月に帰国した。彼は、東部ドンバスの戦場を「地獄だった」、建物がミサイル攻撃で瞬時に破壊され、建物を逃れても戦友が狙撃や砲撃などで次々に死んでいったと語っている。

 ジャベリンの射撃クルーだった同僚の2人のウクライナ兵は、戦車の正確な砲撃を受け即死したが、一人は下半身を吹き飛ばされた。

 ジャベリンは射程不足で敵戦車から一方的に撃たれるだけだった、カナダは武器の支援などはしても戦闘には参加すべきではないと証言している。

今年5月の時点で既にこのような状況だったことは、当時のメディア報道の内容と食い違っており、後述する西側の戦時プロパガンダの実態が浮き彫りにされる事例である。

 また、米軍のジャベリンに対し露軍戦車はその射程外から射撃し、屋根をかぶせるなどの対策を採り、その威力を封じている。

 スティンガーなど米製の対空火力についても、その射程外からのスタンドオフミサイルによる精度の高い攻撃により、回避している模様である。

 宇軍は今年9月から10月にヘルソン西部やバフムート周辺で反復攻勢を行ってきた。

 しかし、その攻勢は十分な対空・対地火力の掩護も戦車その他の装甲車両の支援もなく、歩兵主体で行われ、大規模な損害を出したと思われる。

 特にヘルソン西岸での攻勢は、航空掩護もないまま、隠れる場もない平坦開豁地で強行されたため、大規模な損害を招いたとみられている。

 露軍は意図的に消耗戦略の一環として後退行動とその後の遅滞行動をヘルソンとハリコフで行ったとみられる。

 計画的な後退行動をとったことは、捕虜、遺棄死体、遺棄兵器の少なさから裏付けられる。敗退したのであれば、大量の捕虜などが出るはずである。

 また遅滞行動と呼ばれる、地域の確保にかかわらず地域を捨てて後退し、有利な地線からの遠距離火力により敵の戦力を阻止減殺し戦力を消耗させ、戦力比を有利にし、あるいは守りやすい態勢に再編する目的で行われる戦術行動もある。遅滞行動は、モンゴル軍などの遊牧民を相手に長年戦ってきた露軍が得意とする戦術の一つである。

(中略)

崩壊寸前の宇軍兵力の実態

 宇軍の地上軍の損耗については、今年3月21日からウクライナに義勇兵として赴き、英国に戻った英国軍人は概要以下のような証言を行っている。

「ポーランド国境から20キロの国際協力センターに約千人の豪・伊などの兵士と駐留していたところ、露軍の500キロ弾頭の3M-54巡航ミサイルの集中攻撃を受け、建物は粉々になり大量の装備・弾薬は破壊され約千人の死者が出た」

「30人の小隊には小銃3丁と短機関銃2丁しかなかった。ミサイルは各建物に正確に命中した。前線の塹壕戦は悲惨で、食糧も水も不足し1週間で病気になった」

 3月時点で既に、宇軍は露軍のミサイルの精密攻撃によりこのような被害を受けていた。

 

 6月2日のユーチューブによれば、セベルドネツクでは大量のウクライナ兵が投降したが、その原因は、食糧、弾薬、重装備の補給が途絶え車両も破壊され、負傷しても救護されず死ぬしかなく、士気が極端に低くなったためとされる、投降兵のインタビューなどが報じられている。

 また、6月1日に、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が1日60~100人のウクライナ兵が戦死し約500人が負傷していると発言していることも報じられている。

 しかし、戦傷者数は通常戦死者の約3倍であり、戦場医療が不十分とすれば、この6月1日のゼレンスキー発言の戦死者数は過少で、戦傷者が約500人とすれば戦死者は1日170人程度と見積もるべきかもしれない。同じ6月の時点で、ゼレンスキー大統領顧問のポドリャク氏は、毎日100~200人のウクライナ兵が亡くなっていると話している。

 8月頃のウクライナ側の発言によれば、戦死者、戦傷者、逃亡者を含め人的損耗は、平均1日約1000人という見積もりも出されている。この数値は、6月頃以降ロシア側が消耗戦略を採用し、砲爆撃による死傷者が増加したとみられることから、ほぼ妥当な見積もりとみられる。その場合、戦死者は1日約250人となる。

 2月24日の開戦から8月末までの約200日間に損耗は約20万人となる。8月のヘルソンの攻勢では、宇軍の戦死者が1日600人から1000人に増加したと露軍は発表している。

 低い数字600人をとっても約2.4倍に増加したことになる。戦傷者等を加えた1日当たりの総損耗は、戦死者が600人としても2400人程度となる。

9月初旬から11月末までの3カ月間約100日に約24万人の損耗が出たことになる。

 開戦以来の損耗は約44万人となり、宇軍の開戦時の正規地上軍14.5万人と予備役90万人の計104.5万人の約42%に上る。

 

11月27日付「NYタイムズ」紙のバフムートの戦闘に関する現地報告では、宇軍側の泥と血にまみれた戦死傷者が同市東部の唯一の野戦病院にひっきりなしに担ぎ込まれる状況が描写されている。

 宇軍は塹壕戦が続く中、寒気と塹壕内の水による「塹壕足」に悩まされ、露軍の航空攻撃、優勢な砲撃に曝されている。

 同報告では、宇軍、露軍ともその死傷者数は(11月11日のマーク・ミリー統合参謀本部議長発言に基づく)米国防省の約10万人との見積もりも紹介されている。

 他方で、宇軍は弾薬不足にも陥っているとみられる。

 宇軍は「米国の武器補給は無限にあるとの誤った仮定に立ち、持続不可能な速度で弾薬を射耗している」と米国防省が懸念しているとも述べられている。

 また前記のポドリヤック氏は、12月1日、ウクライナ軍の戦死者数は最大1万3000人と述べたと12月2日のBBCは報じている。

 ただし、この米国防省のウクライナ軍の損耗が約10万人とする見積もりや戦死者数が1.3万人との見積もりは過小評価とみられる。

 ダグラス・マグレガー退役米陸軍大佐は、宇軍の12月初旬の残存戦力は、ポーランド軍、米英の傭兵などを除き、約19.4万人と見積もっている。

 また、露軍1人に対する宇軍の戦死者数は8~10人に上るとも述べている。この数は、約44万人の損耗との見積もりに近い。宇軍予備役の実質的な兵力は約70万人との見方もある。後備役の質も考慮すれば約70万人が実態に近いとみられる。

 約70万人を前提とすれば、残存戦力は約23万人となり、約19.4万人とのマグレガー退役大佐の見積りがより実態に近いとみられる。

 いずれにしても、ウクライナ軍は予備役も含めほぼ壊滅状態と言えよう。

 そのような中で、露軍の冬季攻勢に対峙することになる。本来ならば、これ以上戦争を継続しても露軍にさらなる国土占領を許す結果になるのではないかと危惧され、停戦交渉に応ずるべき時期にきていると言うべきであろう。

 しかし、ゼレンスキー大統領は、占領地域全域を奪還することを主張しており、交渉に応ずる気配はない。

今後予想される深刻な戦死傷者と難民増加

 現在前線で主力となり戦っているのは、約4万人のポーランド軍、3万人のルーマニア軍など計約9万人のNATO軍であり、彼らは宇軍の戦闘服で戦闘に参加している。

 また英国はウクライナ兵を英国内で訓練して送り返し、ウクライナの戦場に投入している。しかしその多くが予備役兵で訓練期間が短く、十分な戦力にならないまま、露軍の砲火の犠牲になっているともみられている。

 ウクライナ戦争に義勇兵、契約軍人などとして参加したNATO等各国兵士の損耗率は、英軍豪軍仏軍は3%、ポーランド軍4%、韓国軍5%、米軍は10%に上っているとの情報もある。

 マグレガー退役大佐は、米軍人はHIMARS、対戦車ヘリなどの最新の米製装備の操作も行っていると述べており、米軍はそれだけ死傷率も高いものと思われる。

 

 露軍はウクライナの電力系統や鉄道などの交通インフラに精度の高いミサイルの集中射撃を意図的に行っている。その結果、宇軍は兵站組織が機能しなくなり、慢性的な装備、弾薬・ミサイル・燃料・食糧、水などの欠乏に陥っている。

 ゼレンスキー大統領は、電力需要の約50%が止まり、給水も15の地区で止まっていると発言し、その非人道性を非難している。

 数百万人のウクライナの一般国民も物流の停滞と停電、断水に悩まされ生活が困難になっている。特に寒冷期を迎え、暖房用燃料が不足して凍死者が出る恐れも高まっている。

 停電、水、食糧、医療の不足などにより、数百万人単位の国内避難民が生じ、今後冬季に入り、ウクライナからポーランドなど周辺国に400万人以上の新たな難民が流入するのではないかと危惧されている。(後略)」

(引用終り)

 

矢野元陸将補は「いずれにしても、ウクライナ軍は予備役も含めほぼ壊滅状態と言えよう」と真実を述べている。ウクライナ側が攻勢に転ずることはもうあり得ないのである。

 

ウクライナ兵士の死は全く無駄死にというほかない。停戦しようとしないゼレンスキーが殺しているのである。

 

日本の敗戦直前、南方の前線では玉砕に次ぐ玉砕。天皇陛下万歳を叫んでの玉砕!

ウクライナ兵士は、ゼレンスキー大統領閣下万歳!と叫んで死んでいるのだろうか。

コメディアン大統領に命を捧げる価値などあるのだろうか。ナチス・ゼレンスキーに命を捧げるなんて馬鹿げているのである。

それを日本の一部保守は、ウクライナに、最後まで戦えとけしかけているのだ。バカである。

 

本土決戦を叫ぶ大本営に対して、昭和天皇はギリギリのところで聖断を下した。

それを読み下し文と現代語訳で引用する。

 

*読み下し文

『朕(ちん)、深く世界の大勢と、帝国の現状とにかんがみ、非常の措置をもって、時局を収拾せんと欲し、ここに忠良なる汝臣民に告ぐ。朕は、帝国政府をして、米英支ソ四国に対し、その共同宣言を受諾する旨、通告せしめたり。

そもそも帝国臣民の康寧(こうねい)をはかり、万邦共栄の楽を共にするは、皇祖皇宗の遺範にして、朕の挙々おかざるところ。先に米英二国に宣戦せるゆえんも、また実に帝国の自存と東亜の安定とを庶幾(しょき)するに、出でて他国の主権を排し、領土を侵すがごときは、もとより朕が意志にあらず。

しかるに、交戦すでに四歳をけみし、朕が陸海将兵の勇戦、朕が百僚有司の励精、朕が一億衆庶の奉公、おのおの最善を尽くせるにかかわらず、戦局、かならずしも好転せず、世界の大勢、また我に利あらず。しかのみならず、敵は新たに残虐なる爆弾を使用し、しきりに無辜(むこ)を殺傷し、惨害の及ぶところ、まことに測るべからざるに至る。

しかもなお交戦を継続せんか。ついにわが民族の滅亡を招来するのみならず、のべて人類の文明をも破却すべし。かくのごとくむは、朕、何をもってか、億兆の赤子を保し、皇祖皇宗の神霊に謝せんや。これ朕が帝国政府をして共同宣言に応ぜしむるに至れるゆえんなり。

朕は帝国とともに、終始、東亜の開放に協力せる諸盟邦に対し、遺憾の意を表せざるをえず。帝国臣民にして、戦陣に死し、職域に殉し、非命に倒れたる者、及びその遺族に想を致せば、五内ために裂く。かつ戦傷を負い、災禍をこうむり、家業を失いたる者の厚生に至りては、朕の深く軫念(しんねん)するところなり。

おもうに今後、帝国の受くべき苦難は、もとより尋常にあらず。汝臣民の衷情も、朕よくこれを知る。しかれども、朕は時運のおもむくところ、堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍び、もって万世のために太平を開かんと欲す。

朕はここに、国体を護持しえて、忠良なる汝臣民の赤誠に信倚(しんい)し、常に汝臣民と共にあり、もしそれ情の激するところ、みだりに事端をしげくし、あるいは同胞排擠(はいせい)、互いに時局を乱り、ために大道を誤り、信義を世界に失うがごときは、朕もっともこれを戒む。

よろしく挙国一家、子孫、相伝え、よく神州の不滅を信じ、任重くして道遠きをおもい、総力を将来の建設に傾け、道義を篤(あつ)くし、志操を固くし、誓って国体の精華を発揚し、世界の進運におくれざらんことを期すべし。汝臣民、それよく朕が意を体せよ。』

(御名御璽)

 

*現代語訳

『余は、深く世界の大勢と、帝国の現状をかえりみて、非常措置をもって事態を収拾しようと欲し、ここに忠実にして善良なる汝ら臣民に告げる。 余は帝国政府に、米英中ソの四国に対し、そのポツダム宣言を受諾する旨、通告させた。

そもそも、帝国臣民の安寧をはかり、万国が共存共栄して楽しみをともにすることは、天照大御神からはじまる歴代天皇・皇室が遺訓として代々伝えてきたもので、余はそれをつねづね心がけてきた。先に米英の二国に宣戦した理由も、実に帝国の独立自存と東アジア全域の安定とを希求したものであって、海外に出て他国の主権を奪い、領土を侵略するがごときは、もとより余の志すところではない。

しかるに、交戦状態はすでに四年を過ぎ、余の陸海軍の将兵の勇敢なる戦い、余のすべての官僚役人の精勤と励行、余の一億国民大衆の自己を犠牲にした活動、それぞれが最善をつくしたのにもかかわらず、戦局はかならずしも好転せず、世界の大勢もまたわが国にとって有利とはいえない。そればかりか、敵国は新たに残虐なる原子爆弾を使用し、いくども罪なき民を殺傷し、その惨害の及ぶ範囲は、まことにはかりしれない。

この上、なお交戦を続けるであろうか。ついには、わが日本民族の滅亡をも招きかねず、さらには人類文明そのものを破滅させるにちがいない。そのようになったならば、余は何をもって億兆の国民と子孫を保てばよいか、皇祖神・歴代天皇・皇室の神霊にあやまればよいか。以上が、余が帝国政府に命じ、ポツダム宣言を受諾させるに至った理由である。

余は、帝国とともに終始一貫して東アジアの解放に協力してくれた、諸々の同盟国に対し、遺憾の意を表明せざるをえない。帝国の臣民の中で、戦陣で戦死した者、職場で殉職した者、悲惨な死に倒れた者、およびその遺族に思いを致すとき、余の五臓六腑は、それがために引き裂かれんばかりである。かつ、戦傷を負い、戦争の災禍をこうむり、家も土地も職場も失った者たちの健康と生活の保証にいたっては、余の心より深く憂うるところである。

思うに、今後、帝国の受けるべき苦難は、もとより尋常なものではない。汝ら臣民の真情も、余はそれをよく知っている。しかし、ここは時勢のおもむくところに従い、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、それをもって万国の未来、子々孫々のために、太平の世への一歩を踏み出したいと思う。

余はここに、国家国体を護り維持しえて、忠実にして善良なる汝ら臣民の真実とまごころを信頼し、常に汝ら臣民とともにある。もし、事態にさからって激情のおもむくまま事件を頻発させ、あるいは同胞同志で排斥しあい、互いに情勢を悪化させ、そのために天下の大道を踏みあやまり、世界の信義を失うがごとき事態は、余のもっとも戒めるところである。

そのことを、国をあげて、各家庭でも子孫に語り伝え、神国日本の不滅を信じ、任務は重く道は遠いということを思い、持てる力のすべてを未来への建設に傾け、道義を重んじて、志操を堅固に保ち、誓って国体の精髄と美質を発揮し、世界の進む道におくれを取らぬよう心がけよ。汝ら臣民、以上のことを余が意志として体せよ。』

 

もうウクライナは全面的に敗北しているのである。77年前の日本と同じ状況だ。

日本の昭和天皇は、

この上、なお交戦を続けるであろうか。ついには、わが日本民族の滅亡をも招きかねず、さらには人類文明そのものを破滅させるにちがいない。そのようになったならば、余は何をもって億兆の国民と子孫を保てばよいか」

 

帝国の臣民の中で、戦陣で戦死した者、職場で殉職した者、悲惨な死に倒れた者、およびその遺族に思いを致すとき、余の五臓六腑は、それがために引き裂かれんばかりである。かつ、戦傷を負い、戦争の災禍をこうむり、家も土地も職場も失った者たちの健康と生活の保証にいたっては、余の心より深く憂うるところである。」

 

思うに、今後、帝国の受けるべき苦難は、もとより尋常なものではない。汝ら臣民の真情も、余はそれをよく知っている。しかし、ここは時勢のおもむくところに従い、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、それをもって万国の未来、子々孫々のために、太平の世への一歩を踏み出したいと思う。」

 

以上のように判断して戦争終結の聖断を下したのである。

しかし、ゼレンスキーには望むべくもないような気がする。

 

ゼレンスキーは国を破壊し国民を大量に死に追いやっても知らん顔で、一番の関心事は自分の命と金だけなんだから、停戦・終戦することは、自分の命と財産を失うことにつながるから、停戦なんぞ頭にないのである。

ウクライナ国民の最大の不幸は、こんなデタラメな大統領をトップリーダーにしてしまったことだ。

昭和天皇のような聖断を期待できないなら、ウクライナ国民がゼレンスキーを力で排除するしかないのである。