米タイム誌「今年の人」は、日本の新語・流行語大賞と同じで特別権威があるわけではなく、単にお騒がせ人物を選んでいるに過ぎない。

2年前にはジョー・バイデンとカマラ・ハリスが選ばれたようだし、そのもっと前は、アドルフ・ヒトラー(1938年)、ヨシフ・スターリン(1939年、1942年)、ニキータ・フルシチョフ(1957年)などが選ばれている。ヒトラーが選ばれていたなんてすごいじゃないか。

 

今回選ばれたゼレンスキーなんぞはヒトラーやスターリンに匹敵する人物だ。

10万人のウクライナ人を殺し、自国原発を砲撃してヨーロッパを核汚染しようとしたり、最近はポーランドにミサイルを撃ち込んで(ミスではなく意図的のようだ)第三次世界大戦を引き起こそうと画策した極悪・非道な政治家ゼレンスキーだ。

 

タイム誌のゼレンスキー選定理由なんて嘘ばかりだ。

「タイム誌はゼレンスキー氏について、ロシアの侵攻後も国内にとどまり続けて国民を勇気付け、「世界中に行動の波を引き起こした」と母国のために立ち向かう姿勢を評価しました。

そして、オンライン演説などで「デジタル時代の武器を使いこなした」と説明したうえで、「勇気は恐怖と同じくらい波及しうることを証明した」「民主主義と平和のもろさを世界に思い起こさせた」と讃えた。」

 

どうですか。みんな嘘でしょう。「国民を勇気付け」なんていうが、ウクライナの自国民を虐殺したのはゼレンスキーではないか。

 

 

ウクライナ戦争当初は西側のばら撒くプロパガンダにみんな騙されて、ゼレンスキーを英雄扱いしていたが、虐殺し放題、戦争犯罪し放題で最近はそのメッキも大分剥げてきて西側もかなり厄介者扱いしてきて、もう取り換えてしまおうかと相談しているらしいじゃないか。

 

そりゃそうだ。「金くれ、武器くれ」と図々しく要求しておきながら、その金と武器はみんな横流ししてウクライナの悪漢どもの懐に入り、前線では武器・弾薬不足で冷たい塹壕で死を迎えているのだ。

そんなゼレンスキーに、あの認知症バイデンですら「感謝の気持ちがないのか」と怒ったというじゃないか。

 

バイデンとゼレンスキーの関係。誰を信じるか?

              テッド・スナイダー

 アメリカのジョー・バイデン大統領とウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、よく電話で話をする。しかし、6月の電話では、まったく違った展開となった。
バイデン氏はゼレンスキー氏に対し、10億ドルの軍事支援を承認したことを伝えた。

ゼレンスキーは、バイデンに感謝する代わりに、自分が得ていないものについて不満を述べ、さらに必要な支援を列挙し始めた。

バイデンは、伝えられるところによると、"キレた "そうだ。"声を荒げて "バイデンはゼレンスキーに "もう少し感謝を示せ "と言ったという。(後略)」

 

タイム誌の選定理由にある「(ゼレンスキーは)民主主義と平和のもろさを世界に思い起こさせた」というのは正しい。

といってもゼレンスキーはネオナチとして「民主主義と平和」を破壊しているにも関わらず、世界をずっと今でも騙し続けているのだから、まさに「民主主義と平和のもろさを世界に思い起こさせた」というのは正しいといえるのである。(もちろんゼレンスキーだけが悪じゃないが、当事者であることに変わりはない。)

 

アメリカのロン・ポール元下院議員もゼレンスキーの欺瞞性に気付いて強く批判している。

 

ワシントンの危険なウクライナの無駄遣いが解明され始める?

Ron Paul

先週、世界は核戦争の淵に立たされた。米国が資金を提供するウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領は、ポーランドに着弾したミサイルに関してNATOに軍事行動を促したからだ。「これは集団安全保障に対するロシアのミサイル攻撃だ!これは本当に重大なエスカレーションだ。行動が必要だ」とゼレンスキーはミサイルが着弾した直後に言った。

しかし問題があった。ミサイルはウクライナから発射されたもので、戦争の霧の中での事故かと思われる。もしそれがロシアのミサイルだったら第三次世界大戦になるかもしれない。

しかしゼレンスキーは、その無謀な暴言から察するに、世界が吹き飛ぶことを気にしていないようだった。

ゼレンスキーは米国のメディア、バイデン政権、議会の両党から聖人のように扱われてきたが、今回は前例のないことが起こった。バイデン政権が反撃に出たのだ。報道によれば、ゼレンスキーがバイデンあるいはバイデン上級スタッフに何度か電話をかけたが、つながらなかったという。

 

ジェイク・サリバン米国国家安全保障顧問がようやくゼレンスキーに電話をかけたとき、彼はポーランドへのミサイル着弾の背後にロシアがいるという主張について「慎重にいけ」と言ったと伝えられている。バイデン政権はロシアがNATO同盟国のポーランドにミサイルを撃ち込んだというゼレンスキーの主張に対し公然と反論したのである。彼の主張に対してワシントンが2日間反論した後、ゼレンスキーはついにある意味引き下がった。

ゼレンスキーが米国政府に600億ドルほどを無心していることにバイデン大統領が苛立っているという噂は聞いていたが、これはバイデン政権が「ゼレンスキー問題」を抱えていることを認めた最も明確な公的事例である。

ゼレンスキーはワシントンとブリュッセルがロシアのミサイルでないことを知っていることを理解したに違いない。あの戦場における米国の膨大な諜報能力を考えれば、米国政府はミサイルがロシアのものではないことをリアルタイムで知っていた可能性が高い。そうでないと主張するゼレンスキーは、ほとんどまぬけにみえた。そして、この時初めて米国政府は気づいたのである。

その結果、この危険なエピソードに対して、ワシントンの保守派の間で小さな、しかし願わくば拡大しつつある反乱が起きている。ジョージア州のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員は、ウクライナに送られた数百億ドル(おそらく500億ドル以上)の資金の監査を要求する法案を提出した。この法案には現在11人の共同提案者がいる。

マット・ゲッツ下院議員はウクライナにこれ以上1ドルでも支払うことには賛成しないと公言している。ポール・ゴーサー下院議員(共和党アリゾナ州)のようにさらに踏み込んだ意見もある。最近のツイートで、ゴーサー議員は米国のウクライナ支援を「腐敗したマネーロンダリング作戦」と呼んだ。最近のFTX暗号取引所の崩壊から政治的腐敗の可能性が指摘されているように、彼の主張は正確であることが証明されるかもしれない。

ランド・ポール(ロン・ポールは父親)上院議員がウクライナへの大規模な支援策について資金を監査する者を求める修正案を提出したとき、彼は嘲笑され、攻撃された。それから7ヶ月が経ち、彼の立場ははるかに受け入れられているように見える。そしてこれは良いことだ。

ウクライナ戦争ヒステリーがようやく沈静化すれば、その前のコロナ・ヒステリーが沈静化したように、このことすべてがいかに大失敗であったか、より多くの米国人に明らかになるだろう。願わくば共和党が1月に下院を取ったときにこのプロセスが加速されることを期待したい。早すぎるということはない!

(引用終り)

 

こんなに化けの皮が剥がれたゼレンスキーを今頃になってタイム誌が「今年の人」に選ぶなんて全くずれているとしかいいようがない。

 

そしてゼレンスキーはまたもや危険な賭けをロシアに仕掛けている。

何度もロシア国内の空軍基地などをドローンを使って空爆しているのだ。当然ロシアは報復するだろう。

しかし、それはゼレンスキーにとってはまたもやNATOを戦争に引き込むチャンスと考えているに違いない。ゼレンスキーは国内が全て破壊されても構わないらしい。ロシアを泥沼に持ち込むだけを狙っている戦争マシーンに成り果てている。

 

英国のジャーナリストマーチン・ジェイが書いている。

 

ゼレンスキー戦争機械は燃料を使い果たしつつある。まもなく多くのパニック攻撃が行われる」

マーティン・ジェイ
2022年11月30日 Strategic Culture Foundation

 ゼレンスキーは偽旗攻撃をしたり環境災害を引き起こしたりすれば歴史を繰り返せると信じている。しかし彼は無知なため、ひどく誤った情報を与えられている。

 電気が消え、水は来ず、ウクライナ人を暖かく保つための木くずさえなくゼレンスキーは助けのためショーンペンのオスカーが必要だった。

 ロシアと会談するのを西側エリートにしばしばいじめられているのが広く知られていることを考えると、政治的支持が衰える前にゼレンスキー大統領に、どれだけ時間が残っているのだろう? ゼレンスキーの徒党には特定のパニック設定があり、彼をますます気まぐれに制御不能しており、はたで見ている人々は舞台裏で何が起きているのか疑問に思う。

 黒海攻撃はパニック反応だった。彼はマスコミの話題を"飢えているアフリカ人"に向けることができ、ロシアがトルコとの協定から撤退すれば国連はウクライナ人は天使で、ロシア人は悪魔だと断言すると信じていたのだ。プーチンが戻っただけでなく、アフリカ諸国に穀物を無料で供給することを申し出た時、大きな逆風に会った。

 更にポーランドへのロケット着弾事件は、世界指導者のG20会議とぴったりタイミングが一致した。プーチンの敵でさえロシア大統領がそのような危険な行為の背後にいたと信じる人がいるだろうか? もちろんゼレンスキーが画策したのだ。欧米をウクライナ国内の全面戦争に引きずり込むとこの執着は、どんな犠牲を払っても限界は無いのだ。

 ロシアが支配する原子力発電所が砲撃されているという最新のニュースで益々そのようなパニックを我々は目にしている。爆撃を実行した連中の狙いは一つしかない。NATOをウクライナ国境内の戦争に引きずり込めると連中が信じているチェルノブイリ同様の核降下物を作り出すことだ。

 1995年夏サラエボの市場でイのスラム教徒に対するものとされる偽旗攻撃はボスニアのセルビア人に対するNATO空爆を開始する確信をクリントンに与え、戦争を完全に西側に有利に変えたので、このように考えたゼレンスキーを実際非難することはできない。

 ゼレンスキーは、偽旗攻撃をしたり環境災害を引き起こしたりすれば歴史を繰り返せると信じている。しかし彼は無知なため、ひどく誤った情報を与えられている。NATOをロシアとの全面戦争に引き込むようなものは皆無だ。痴呆症のバイデン大統領でさえこれを知っており国境を越えて流れ出るる長距離戦闘を引き起こさないようウクライナに送る武器の種類に非常に注意を払っている。

ロシアを国家テロ支援国として非難する欧州議会による最近の発表はEUがいかに未発達で愚かな機関かを示している。バイデンでさえ後で和平交渉を更に困難にするので、そのような危険な行為をやってのけることはなかった。

 しかし武器は今や問題でゼレンスキーをパニックに陥れている。膨大な量の兵器を提供していた約20の西側諸国は自国備蓄が枯渇し自国を守る資源が不足しているため、現在驚くべき速度で撤退している。アメリカは圧倒的に最大軍事援助供与国だが、ここ数週間で規模を縮小したため、ウクライナ軍はジャベリンやスティンガーやウクライナ軍のバックボーンである最も必要な155mm榴弾砲不足している。透明性がほとんどないとしても引き渡した量が多すぎたのは明らかで補充できるようになるまで数か月でなく数年かかるとアメリカ専門家は話している。

 このため下院共和党がバイデンの最新の370億ドル軍事援助措置を支持する可能性は低い。多くの人がゼレンスキーまたは彼の取り巻きが管理している武器の闇市場があり、アメリカが送っているものの半分しかウクライナに届いていないと疑っている。

 そしてゼレンスキーが公務員に支払い公共サービスは言うまでもなく、省庁や軍の機能を維持するため必要な昔ながらの現金さえ非常に不足している。イギリス新首相リシ・スナクがゼレンスキー戦争事業に寄付するため5000万ポンドを持ってキエフに到着したか否かにかかわらず、これに気付かないのは困難だ。5000万ポンドだ、皆さん。(トラ注 1ポンド約166円、5千万ポンド約83億円)

 冗談だったのだろうか? スナクが「私は5000万ポンドを持ってきました」と言い、ゼレンスキーが「心配しないでください、昼食代は私たちが払います」という吹き出しの漫画を風刺漫画家が描けるようにするため行われたのだろうか?

 実は同じ週に、最後に笑ったのはゼレンスキーの妻だった。BBCのリズ・デューセットがウクライナのファーストレディにインタビューは、ジャーナリスティックなインタビューというより、ほとんどグロいレズビアンの性行為といえるほど、おべっかを使ったものだったのだ。

ドゥーセットの質問はあまりに親切で、停電について尋ねられたゼレンスキー夫人のイメージを上げるための計画の一部だったのは明らかだ。

彼女は「ウクライナ人に尋ねたら少なくとも数年間は我慢できると言いいました」と答えた。おそらく大統領夫人は億万長者の仲間に、高い壁の邸宅で発電機を使用しなければならないのにどれくらい耐えられるか尋ねたのだ。お笑いだ。

(引用終り)

 

アメリカにおいてさえ厄介者になっているゼレンスキー。

ということは世界の厄介者ということだ。

「今年の人」と題したタイム誌は「今年の世界の厄介者」というキャプションを付けるとゼレンスキーにピッタシだ。

早く退場せよ、ゼレンスキー!