謎の路上芸術家バンクシーがウクライナに行って、現地の崩れた家の壁にいくつもの落書きを描き散らしたようだ。

 

そのなかで特徴的なものは、柔道着姿のプーチンが子供に投げ倒されているというものだ。

芸術家に戦争を描かせると底の浅さがばれてしまうのである。このバンクシーの絵もそういう意味で単なる素人落書きにすぎないことがわかった。とてもいいことだ。

出川哲朗の言葉が思わず口をついて出てくる。

「お前は、バカか?」

 

テレビで橋下徹もバカをさらけ出している。

「凄いメッセージ力ですよね。この柔道着の絵なんて、まさにBBCの解説の通りに僕は受け止めてしまう」(めざまし8)

アホか!

 

ふつう芸術家が戦争を云々するとき、必ずといっていいほど「反戦・平和」を掲げるものだが、バンクシーはこの絵から判断すると、ロシアと徹底的に戦えと言うメッセージを込めているようにみえる。

つまり反戦ではなく、徹底抗戦だ。命よりロシアに勝て、小さなウクライナでも大国プーチン・ロシアを投げ飛ばせる、と。

 

そこには、ウクライナがどういう国なのかとかロシアが侵攻せざるをえなくなった状況など全く学んでおらず、英米のプロパガンダ、つまり英米のメインメディアの伝える嘘ばかりを信用してしまった、つまり自分の頭では何も考えていないという醜態をさらけ出してしまった。

ネットでちょっと調べれば、ウクライナが如何に腐敗してナチス国家と堕しているかわかるはずなのに。

 

プーチンを投げつけていい気になるのでなく、双方ともに兵士が無駄な死を強いられていることに思いを致せよ、バンクシー!

 

・ボロディアンカ、ウクライナ

「ボロディアンカ、ウクライナ」

因みに、ボロディアンカはロシアの侵攻開始後に激しい空爆や砲撃を受け、ロシア軍に一時占領され、ロシア軍の撤退後、近隣のブチャと並び、多数の民間人の遺体が発見されたところだ。

 

つまり、バンクシーはロシア軍の虐殺も非難している訳だが、ブチャもボロディアンカの虐殺もウクライナ・アゾフ連隊の仕業ではないのか。

 

ニュースで「キーウのオレクサンドルさん(29)は「多くの人が絵を見に来ることで(ウクライナで)何が起きたのかを理解することになる」と語った。(共同)」と伝えられているが、砲撃で破壊された外壁への絵は、むしろボロディアンカの住居外壁でなく、ウクライナ軍が執拗に砲撃して住民を虐殺したドンバス地域の集合住宅の外壁に描いたらどうなのか。それこそウクライナの真実が世界に伝えられ、世界の称賛を浴びることになるに違いないのだが。

 

それにしても、プロパガンダに洗脳された人々に向けての受け狙いだけの芸術では、バンクシーの落書きは歴史には残ることはないと思うがね。

 

追記 これがウクライナの真実

ヘルソンがロシア軍の撤退により解放されたと住民が喜んでいる姿が報じられたが、真実は次の写真に表されている。

これはブチャ虐殺の前触れだ。電柱に縛られている人は恐らくウクライナの秘密機関によって見せしめに処刑されるだろう。バンクシーよ、この姿を描け!

 

モスクワ、11月14日 –

AP通信はへルソンから、電柱に縛られている人々の写真を公開した。同局は、ロシア当局に協力したことでこのような処分を受けたと報じた。写真は11月13日(日)に撮影したものである。
メディアは、へルソンに関する報道が原因で、ジャーナリストが認定を剥奪されたと報じた。
「へルソンの電柱に両手を縛られた2人の協力者とされる人物を見る地元の人々」と、写真のキャプションに書かれている。
 ウクライナ当局は先に、軍との調整なしにへルソンを訪れ、同市で活動したとして、CNNやスカイニュースのジャーナリストを含む数人の認定を取り消した。

 

「へルソンの電柱に両手を縛られた2人の協力者

とされる人物を見る地元の人々」