ここ数日地上波テレビで、ウクライナの企図する「汚い爆弾」についてロシアが国連等に警告を発したことを報じている。当然テレビは、ロシアの偽旗作戦だと貶めているが、これまでのような説得力はないように見える。

といっても、ウクライナ・アメリカのプロパガンダを信じ込んでいる輩(やから)にとっては、「プーチンは悪魔のような男だ」という怒りを新たにしているかもしれない。

 

ゼレンスキーはザポリージャ原発攻撃同様ロシアの偽旗作戦だと決めつけているが、私には慌てるゼレンスキーの姿が見て取れる。

「ああばれてしまったか。起死回生のロシア攻撃手段のはずだったのに。」

と。

 

ロシアはこの「汚い爆弾(ダーティ・ボム、小型原爆)」について、かなり危機感を持ったのだろう、矢継ぎ早且つ積極的に世界に警告の発信をしている。これまでにないことだ。

 

ロシア軍の放射線・化学・生物防護部隊の長であるイーゴリ・キリロフ中将は24日月曜、キエフ政権は、低出力の核兵器を爆破して、ロシアがウクライナの作戦で大量破壊兵器を使用したと非難することを計画していると述べたのである。

 

「ロシア連邦国防省は、キエフ政権がいわゆる汚い爆弾または低出力核兵器の爆発に関連する挑発を計画しているという情報を持っている。挑発の目的は、ロシアが武器を使用していると非難することにある。ウクライナの作戦戦域で大量破壊を引き起こし、それによってモスクワへの信頼を損なうことを目的とした強力な反ロシアキャンペーンを世界に開始する計画だ。」

「2 月 19 日のミュンヘン安全保障会議で、ウクライナのゼレンスキー大統領がウクライナの核保有状態を回復する意向を表明したことを想起せよ。ゼレンスキーは繰り返しNATO諸国にロシア連邦を核攻撃するよう呼びかけたことにも注意すべきである」と述べた。

 

ロシアが、キエフの「汚い爆弾」挑発が準備されていることについて、国連安全保障理事会の討議を要請したり、グテーレス事務総長へ書簡を送り、モスクワはキエフによる「汚い爆弾」の使用が起こった場合、核テロ行為と見なすと通告した。そして、「この凶悪犯罪が実行されるのを防ぐために、国連事務総長に全力を尽くすよう求める」と。


また、ロシアのショイグ国防相が米、英、仏の国防長官との電話会談で同様の懸念を表明し、次いでゲラシモフ参謀総長は、英国のトニー・ラダキン提督と同様の会話をした後、米国のマーク・ミリー統合参謀本部議長との電話で自国の懸念を表明した。

 

ここまでロシアが問題視しているのは、キエフがロシアに濡れ衣を着せるために「汚い爆弾」を使用する計画をしていることについて、相当な証拠を掴んでいる証拠だろう。

100歩譲ってこれがロシアの偽旗作戦なら証拠を突きつけられた西側諸国は、いつものように簡単に否定すればいいだけの話だ。そうはなっていないようだ。

 

10 月 24 日、ロシア国防省は、ウクライナを含むいくつかの情報源から、ウクライナの組織がいわゆる「汚い爆弾」を作成する指示を受けており、その作成作業はすでに最終段階にあると報告したとのこと。

そしてゼレンスキー政権は核兵器部品の移転について英国の代表者と交渉していると。

 

クリミア大橋の爆破もMI6の仕業の可能性が囁かれていたが、今度の汚い爆弾も英国が絡んでいるようだ。何だか米国よりも英国のほうがウクライナ戦争にのめりこんでいるようだ。

 

ドネプロペトロウシク地域のボストーチヌイ採掘・加工工場とキーウ核研究所は、核爆弾を製造することになっている - この方向への作業は、すでに完了に近づいている。また、プリドネプロフスク化学工場にある放射性廃棄物処理企業「ベクター」では、放射性廃棄物「ブリャコフカ」、「ポドレスニー」、「ロソカ」。それらは「汚い爆弾」のコンポーネントとして簡単に使用できる。

そして「私たちはウクライナの機関、この非常に「汚い爆弾」を製造する技術を持っている科学機関についての情報を持っている」とロシア側は述べているのである。

 

ロシアの決意は固く、国防省と軍のトップ交渉を行って、ウクライナ・ゼレンスキーにぐうの音も出せないように責めているのだ。

 

何故か。

それは、ゼレンスキーが核(汚い爆弾)を本当に使う可能性があるのである。

ザポリージャ原発を何十回となく砲撃し、原子炉を破壊して放射能をまき散らそうと試みているが、それに失敗しての更なる直接的な核攻撃を計画し、ロシアになすりつけようとしているのである。

 

いま報道では、ウクライナ軍がロシア軍に反攻して成功しているように報じている。

昨日YouTubeで古舘伊知郎チャンネルを見たら、全くバカげた解説を大真面目にやっていた。

「ヘルソン撤退でプーチンの敗北は濃厚か。敗北を隠す為にロシアがミサイル攻撃。余裕がないプーチンが頼った総司令官。アルマゲドン将軍とは。」

古舘伊知郎もバカな防衛研究所の解説や農と島のありんくりんのようなアメリカ戦争研究所の見解を鵜呑みにして、ロシアが負けて敗退・撤退しているというのである。

それなら、ゼレンスキーは「汚い爆弾」など使う必要はないはすだ。

 

事実は全く正反対なのである。

持田元陸将も言うように、ロシアの戦略はウクライナ領土の獲得ではなく、ウクライナ軍の殲滅なのである。何平方キロメートルロシアから奪還したとウクライナは言うが、勝敗はそんなところにない。ウクライナは領土奪還に大量の兵士を消耗してしまって、ウクライナ軍は壊滅状態なのだ。

 

そこへきて、無理筋のウクライナ大橋を爆破したため、プーチンは怒って報復+アルファでウクライナのインフラ火力発電所や交通機関にミサイルを撃ち込んだ。(ただし、ウクライナ住民は狙っていない)

そのため、エネルギー供給の3~40%は消失してしまい、国内は停電・混乱かつ冬を迎えて住民の生活は一段と厳しさを増しているのである。

 

その場合考えられることは、日本の敗戦直前のように空襲で日本中が廃墟になっても、撃ちてし止まんとか一億総火の玉とかで精神的に(というか無理やり)に鬼畜米英と本土決戦をするんだという方向に行くか、戦争遂行政権に怨嗟の眼差しを向けるかのどちらかなのである。

 

ウクライナ国民はゼレンスキーを、日本でいう天皇のように尊崇しているわけではない。単なるコメディアン大統領であり、戦争直前の支持率は激減していたのだ。それが戦争開始後にもキエフにとどまったというだけの作られた英雄であり且つ言論の自由を破壊し弾圧するネオナチ国家を率いる大統領ゼレンスキーであり、若い兵士の多くを死に追いやった大統領なのだから、排除すべきだというウクライナ国民が多く出てくる可能性は大きいのである。

 

そしてプーチンはその方向を期待しているのではないか。だから、ロシア軍にウクライナ住民を殺さないような戦争をしているのである。

 

つまり、ゼレンスキーの足元は火の車なのである。起死回生の策は核の投下しかない。汚い爆弾をウクライナ住民に投下して、大量殺りくして(ゼレンスキーはウクライナ国民を大量に殺害しても何とも思っていないようだ。まさに死神ゼレンスキーなのである。)それをロシア軍のせいにする。それにより、更に世界の支援を受けて政権を延命するという魂胆なのだ。

 

ウクライナには、テロと虐殺と偽旗作戦しか残っていないのである。

最近ゼレンスキーは、ロシア軍がヘルソン州カホフカにある水力発電所ダムに地雷を仕掛けていると警告し、ダム破壊は「大量破壊兵器使用と同じだ」と批判し、「1800万立方メートルの水がためられているダムが壊されれば、奪還を目指す州都ヘルソンを含む80以上の集落で数十万人が洪水の被害に遭う恐れがある」と訴えたようだが、これなどは完全なウクライナの偽旗作戦だろう。

水没するヘルソンの住民は先日併合した地域であり、その住民をロシア軍が殺すわけがないのだ。

 

全く偽旗の理屈になっていない。これまでのウクライナの偽旗作戦は全て理由に合わない稚拙なものばかりだったが、マスコミが応援してくれるので、稚拙でも構わなかったのだ。

だから今回も汚い爆弾を使ってロシアのせいにしようとしている。

 

シェークスピア「マクベス」の魔女の言葉に「きれいは汚い、汚いはきれい」がある。

まさにウクライナ・ゼレンスキーに相応しいではないか。全部逆なのである。

「きれいは汚い、汚いはきれい」の英語の原文は、「Fair is foul, and foul is fair.」だ。

Fairは「公平な」「公正な」、foulは「汚い」「不潔な」又は「悪い」「険悪な」という意味。

つまり、ウクライナのいう公正・正しいことは、真実では「汚い」「邪悪」を意味しているのだ。まさに偽旗作戦だろう。ロシアはその逆だ。

ロシアがやったというブチャの虐殺、劇場や鉄道駅や病院爆撃、兵士や住民の拷問・強姦等々は全部ウクライナがやったことだ。ゼレンスキーが指示したことだ。ネオナチ・ウクライナがやったことなのだ。

まさに「ウクライナのきれいは汚い、ロシアの汚いはきれい」なのである。

 

要はゼレンスキーは追い詰められている。ウクライナ軍は壊滅、ウクライナ国民特に兵士となった若者はゼレンスキーに無意味に殺され、悲惨な状況なのである。

しかし、常人ならば、核を使用するなどは思いつかないはずなのだが、悪魔に魅入られたコメディアン大統領のゼレンスキーは、核戦争を引き起こしても構わないとまで思っているのである。

 

もし、この「汚い爆弾」攻撃を偽旗作戦によってロシアのせいにしたとしよう。

そうするとロシアはどう反応するだろうか。

クリミア大橋爆破でもウクライナに強力な報復をしたように、ウクライナに対して、戦術核兵器を使う可能性がある。

そうすると、NATOはこの際とばかりに、ロシアに核ミサイルを撃ち込むかもしれない。そうなればロシアの反撃により全面核戦争の勃発という最悪のシナリオになる可能性が大なのだ。

 

なにしろ、ゼレンスキーは堂々とNATOに対し、ロシアに核を撃ち込むことを要請しているのである。

ゼレンスキーはホントにキチガイというしかない。

世界はコメディアン大統領ゼレンスキーによって滅ぶかもしれないのである。

だから、ロシアはこの「汚い爆弾」による危険な偽旗作戦をぶっ潰すべく米国の軍と国防省のトップ交渉を行ったのだ。

 

そういう核戦争の危険性を日本のマスコミや防衛省研究所のバカ研究官は、ロシアの偽旗作戦だと馬鹿げたことをいう。ヘタをすれば本当に核戦争になってしまってもよいのか。危機感はないのか。本当のことを語れよ、良心があるなら。

何度も言う。

ゼレンスキーを甘やかしていると、コメディアンに世界は破滅させられるぞ!

 

及川幸久氏がYouTubeでイタリア・ベルルスコーニ元首相のリークされた私的会話を取り上げている。

ベルルスコーニもウクライナ戦争の責任はゼレンスキーにある、とはっきり言っていると。

まあそういう言い方はいろいろなところで言われているのだが、大事なことは、西側のしかるべき政治家がゼレンスキーのほうに戦争の責任があるの述べていることだ。これが世界に伝わっていけば、ゼレンスキーの退陣も見えてくる可能性があるのである。