今日の三橋貴明ブログを見なかったら、私も騙されたままだった。

さすが、岸田でも電力不足には原発再稼働せざるをえないということを理解したのか、これで冬の電力不足は安心だと、つい思ってしまった。

しかし、実は誤魔化し表現に過ぎなかったのだ。

 

三橋貴明ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」(7.15)より

いや、岸田総理、元々の予定通りだろ・・・・。

 なぜか、岸田総理大臣の「原発を九基動かす」という発言が、エネルギー対策のように報道されていますが、元々、九基は稼働予定だったのでは?

 別に、総理の政治判断で、原発を再稼働するわけではないでしょう。何をやりたいんだ?

って、日経が書いちゃっていますな。

 

原発、冬に最大9基稼働 消費電力の1割

岸田文雄首相は14日、首相官邸で記者会見し原子力発電所を今冬に最大で9基稼働すると表明した。国内消費電力のおよそ1割に相当する電力を確保する。火力発電の供給能力も10基増やす。電気代負担を実質的に軽減する新枠組みも打ち出し、電力不足解消へ政策総動員で臨む。

(中略)

 首相は最大9基の原発が再稼働した場合「ピーク時に余裕を持って安定供給を実現できる水準を目指す」と強調した。火力発電もあわせ「過去3年間と比べ最大限の供給力確保を実現できる」と指摘した。
 関西電力や四国電力、九州電力では冬に原発9基を動かす体制をめざしていたものの、首相が明言することで実現の可能性を高める狙いがある。(後略)』

 つまりは、各電力会社が冬までに原発九基を動かすことを目標に動いていたところに「乗っかって」、
「電力不足に対応するために、冬までに原発を九基動かします!」
 と、やって、対策をした「フリ」をしたいという話なのでしょうか。

 そうなのでしょうね・・・・。しかも、動き出す原発には東京電力の柏崎が入っていない。


 現在、動いている原発は、関西電力の大飯3、四国電力の伊方3、九州電力の川内1と2、玄海4ですが、玄海4は9月に停止予定となっています。つまりは、実質的に4原発。
 そこに、現在は停止中の大飯4、高浜3、美浜3、高浜4(いずれも関西電力)、玄海3(九州電力)が稼働予定になっており、合計で原発9基。

 いや、、、予定通りじゃないか。何を偉そうに「今冬に原発を最大9基稼働する!」とか表明しているの? あんたは何の政治判断もしていないじゃん。電力会社の計画の乗っかっただけじゃん。

 まあ、「やっています」アピールなのでしょうが、柏崎を動かさない限り、東京圏の今冬の危機は逃れられないでしょう。

(中略)

原発が動かなかったのは、単に政治家が「反原発の空気」を恐れて、「政治」力を使わなかったためです。

 そして、今、原発再稼働を求める声が高まり、岸田総理は、
「あれ? もしかして、原発再稼働的なことを言った方がウケが良いの?あ、今年の冬までに九基動く予定になっているから、それに便乗しよう」
 というわけで、今回の記者会見になったのでしょ、どうせ。

 岸田総理が本気で「日本国民のエネルギー安全保障」を考えているならば、「原発は、とりあえず再稼働。再稼働しつつ、検査を続行」と、日本人大好きな「グローバルスタンダード」なスタイルを選択するべきなのです。
 でも、どうせ、やらないでしょ。結果、柏崎は間に合わず、今冬、東京圏は電力危機に突入することが、ほぼ確定しているのです。

(引用終り)

 

三橋氏はもう諦めています。「どうせ、やらないでしょ」と。

やるのは、節電ポイント還元策のみ。電通かなんかに企画させたんでしょうね、きっと。

国民民主党の玉木氏も怒っています。

玉木氏のツイート。

・このプレゼン(会見)は問題。既に再稼働が認められた原発のうち、定期検査などで止まっているものが稼働するだけの話だし、それも全て西日本。肝心の東電管内で新たに動く原発はゼロ。電力危機の回避にはつながらない。パフォーマンスではなく電力の安定供給にもっとリーダーシップを発揮してほしい。

追加で9基の原発を再稼働させるとは言っておらず、既に再稼働している10基中9基を今冬に稼働させると言っているだけ。何ら新しい情報があるわけではない。メディアも正確に情報を伝えてほしい。これでは電力危機の回避は期待できないし、電気料金の高止まりも解消されない。

(引用終り)

 

みんな「追加で9基の原発を再稼働させる」と思ったんじゃないかな。さすが「岸田!」と。プロパガンダからすれば、大成功だ。でもすぐにばれた大本営発表だった。

 

原子力規制委員会も地裁判事もみんな原発を如何に再稼働させないかと妨害ばかりする。国民の生活など全くお構いなしだ。これは全て菅直人元総理大臣が蒔いた黒い種から黒い花が開いたことだ。

もちろん基本的には東京電力福島発電所所長の吉田昌郎が地震後に原発をうまく止められなかったことだ。緊急時に原子炉を止める方法をよく知らなかったことに原因がある。

 

もし、福島原発を爆発させずに、うまく対処できていれば全原発停止などあり得なかったし、住民も長い避難もしなくて済んだのである。

その後吉田所長は菅直人首相に抵抗した英雄となり、菅が悪人となった。だから、吉田氏がどういうミスを犯したのか追及されずに曖昧に終わってしまったのであった

かなり昔、ブログに次のような吉田所長批判を書いた。吉田昌郎は、日本を救った英雄ではない、と。ちょっと長いけど。

「ほんとうに吉田所長は英雄なんでしょうか。たしかに、吉田所長は、強いリーダーシップがあって、男気があって、人情味があって、現場思いであったことは確かだと思います。しかし、原発問題を何十年も研究している槌田敦氏に言わせれば、吉田所長の海水注水こそが過酷事故を促進させたといっています。
 吉田所長は多くの判断ミスをしており、英雄視するのはおかしい、とうことです。些細な判断ミスを指摘しているのではなく、原子力発電所の責任者又は当事者なら当然すべきことをしなかった罪を指摘しています。
 その最大のものは、ECCS高圧注水系を全く重視しなかったことです。原子炉が地震後にきちんと冷却できていればこんな大きな問題にはならなかった。事故は防げたチャンスがいくらでもあったのにそれを潰してしまった。あるいは生かす知識・判断ができなかったことです


 米スリーマイル島原発事故の教訓は「ECCS高圧注水系は切ってはいけない」というものだそうですが、吉田所長はこれを使おうとせず、海水注水にこだわったことです。いくつもの冷却手段がある中で最も効果的なかつ最後の手段が高圧注水系による冷却。これがスリーマイル島原発事故の教訓であり、東電の社内雑誌にもそのことが掲載されていたのに、吉田所長は知らないか無視をしてしまったのです。

 

 読売新聞が去年の8.30の記事で吉田調書から、以下のことを指摘している。
「調書では吉田氏が、電源を喪失した際に機能不全に陥った「IC」(非常用復水器)について「十分に知見がなかった」と述べていたことがわかった。…ICを「すごく特殊なシステム」と位置付け「私自体は、ICそのもののコントロールの仕方だとか、そういうものはほとんどわかりません」と理解不足だったことを認めた。」


 要は所長として怠慢、業務専念義務違反、所長不適格だったことを告白しているのである

原発事故を追及している槌田敦氏にいわせれば、事故の際、ICや高圧注水系等の非常冷却システムを使用するのは、原発運用者の基本中の基本であるとのことで、ICは「すごく特殊なシステム」でもなんでもなく、そういう基本について「そういうものはほとんどわかりません」とのんびりしたことを云っているのである。それが重大な告白だということを何故誰も指摘しないのか。つまり、マスコミも学者も含めて原発事故対策の基本を理解していない証明なのである。


 また高圧注水系の電源は消失していたのですが、自動車用蓄電池で補充が可能なはずなのに、対応しなかった。

東電本社は1000個の蓄電池を陸送したそうですが、間に合わなかった(いわき市までは到着していた)。ヘリで運べばすぐに間に合ったものを、海水注水にこだわったためにヘリ要望を怠ったのです。高圧注水系の処置を全くする気がなかったから、蓄電池の配備を急がせることをしなかったのです


 ここでも菅首相は的確だが不十分な判断をしています。(この点に関して私は、菅首相は評価しています。)

電源を喪失したなら、電源車をヘリで運べと。電源車は重すぎてヘリに載せられないと勝手に東電は判断して何もしていない。本当は、自動車用蓄電池をヘリで運べというべきだったのです。
 あのイラ菅で怒鳴り散らすばかりの菅に電源車より自動車用蓄電池を、という提言をできる雰囲気がなかった。だから東電は陸送したのです。

ここで「何もたもたしてんだ。自動車用蓄電池をヘリで持って来い。俺が官邸に掛け合ってくる」と吉田所長が言ったら、吉田所長は真の英雄になったことでしょう。

しかし、吉田は高圧注水系より奇策の海水注水にこだわったのです。

 そして海水注水を消防ポンプで行うには、原子炉の圧力を下げないと入らないため、炉内水蒸気を逃し弁から逃がした。そのため、炉内圧力が急速に低下し、中の水が激しく蒸発し、炉心を破壊してしまった。海水注水をするのに炉内圧力を下げざるをえない。

そのときどうなるかについて、吉田所長は全く知識がなかった。

私たちには知識がないのが当たり前です。しかし、吉田所長と運用者たちは原発専門家のはずです。そんなことも知らない者が原発を運転していたという悲劇です。

 槌田氏に言わせれば、海水注水自体が二つの意味で過酷事故を促進してしまった。それは原発の構造や事故対策について吉田氏が無知であったから、と指摘しています。一つは海水注水を消防ポンプで行ったための炉心破壊、もう一つは、海水注水による錆・腐食により、原子炉を痛め、しかも燃料冷却が困難になってしまったこと。


 菅氏のいう「塩水だぞ。影響は考えたのか!」は正しい判断だと槌田氏は言います。そして、真水は原発所内に数万トンもあったと槌田氏は指摘します。

どこに?使用済燃料貯蔵プールに。

その水は少し放射能汚染されてはいるが、炉内冷却には全く差支えがないもの。しかし、これを誰も使おうともしなかったのです。(その後米国から海水注入を止めよと強い指摘があり、一週間後に淡水に切り替えたとのこと)

 

吉田氏は、ヒヤリングのなかで、「菅首相に「バカ野郎と言いたい」 と語ったそうですが、私に言わせれば「吉田所長よ、お前のほうがバカ野郎だ」と言いたい。
 田氏は「吉田所長は海水を消防自動車で注水するという奇策に酔っていたのではないか」と指摘しています。つまり、吉田でないもっとしっかりした人が福島原発の所長であったなら、こんな苛酷事故にならなかった可能性があるのです。例えば福島第二の所長!
 亡くなった方にむち打つことはよくないことですが、しかし、英雄視することで様々な要因が隠ぺいされていくのです。

たとえば、これこれを指摘してしまうと吉田所長に傷がついてしまう、というような。事故の真実を知ることのほうが今後の教訓になるのです。そのためには英雄として賞賛するのは、事故の全容が解明された後でも遅くないのだと思います

 

 また吉田神話強化に一役買ったのはノンフィクション作家門田隆将の「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」という本です。あばたもえくぼ、なんでしょうか。門田の神経を疑います。

 

例えば、原発の暴走を止めるには電気が最も重要という話の中で、外部電源が遮断された時、事前に蓄電池の準備が必要ではないかという問いに、吉田は驚愕すべきことを述べているのです。

「いつ使うかわからない充電池を毎日毎日充電できるか」と
 

 吉田さん、あなたは事故となったら日本を破滅させるくらいの威力を持った原発運用責任者じゃなかったのか。

航空機内に設置された救命胴衣を「いつ使うかわからない救命胴衣を毎日毎日準備できるか」なんて言う阿呆はいないでしょう。

つまり、吉田所長の頭はコスト意識と面倒くさいことはしたくないという安全意識のかけらもなかったということを示しています。

 それについて、門田が次のように書く。ビックリというか唖然としてしまいます。
「(吉田の言う)「いつ使うかわからない充電池を毎日毎日充電できるか」という喝破は、人間の何たるかを洞察するものではないか
。」


 「いつ使うかわからない充電池を毎日毎日充電できるか」という喝破の「喝破」という言葉は、ふつう真実を突いているときに使う言葉。門田にとっての真実、吉田を賞賛するのは、「人間の何たるかを洞察するものではないか」ということ。

つまり、面倒なこと、成果がいつでるかわからないことは、人間はまじめにやらないものだという「人間の本性」を洞察し、だから人間の本性に則って、いつ使うかわからない充電池など準備しなかったことを門田は賞賛しているのです。

 

これは倒錯というしかない。

ふつうはリスクの大きさに応じて、いつ使うかわからないものでも必要かつ重要であればコストを度外視して準備をするのが安全思想でしょう。しかも、充電池を毎日準備するなんて、コストも手間も大したことではないのです。そんなこともしなかった吉田を門田は称賛するのです。

まさに恋は盲目、門田は吉田所長を英雄と勝手に決めつけているから、こんな単純なことも全く見えてこないのです。

これではいつまで経っても、福島原発事故の真実はわかりません。

(引用終り)    

 

この門田隆将の「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」という本を元に、映画「Fukushima 50」が製作され、吉田所長は渡辺謙が演じたようです。当然吉田の英雄姿が描かれているはずで、ミスなどは描かれていない。当たり前ですが。だから見る気が全く起こりません。むしろ私に言わせれば真実を隠蔽する罪作りな映画ではないかといえます。

 

<追加>

「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」へのある書評から。

・技術者でありながら津波を無視した中心人物, 2013/7/13

吉田昌郎氏についてはテレビのドキュメントによりいい印象を持っていました。男の中の男という印象です。また食道癌で亡くなりさらにお気の毒に感じていました。先日のテレビでは「被災者の処へ謝りにいかなければいけません」と話す彼が映っていました。私はなんという誠意のある人であろうかと感じ入っていました。

ところが新聞報道で彼が本店の部長時代だった時の行動を知り愕然としました。東電内部で検討された津波高さの政府への報告を「出さなくていい」と遮ぎっていました。

彼が?実にショックでした。これこそ事故の原因であり東電が批判されている悪しき体質そのものでないか。しかも内部の数字です。根拠のある数字を無視とは吉田氏は本当に技術者なのでしょうか。

私も同世代の技術者ですが考えられないですね。安全対策には金をかけないのが民間なのか。このことがいつか自分に降りかかってくる。津波想定をきちんとし対策をしていれば事故は起こらなかった。彼を狙ったように津波がくるというのは自業自得というか皮肉なものです。人災は誰しも認めるところです。

彼を語るならこういった真実も伝えて語るべきでしょう。吉田氏は福島へ赴任する前の不都合なことは一切話していません。予想された津波高さを無視したことです。勇気ある人なら正直に告白し詫びるべきだった。ところがこれはなし。それなら「被災者の処へ謝りに・・」の言葉の印象はひっくり返ります。盗人猛々しいというか偽善者と非難されても仕方のないところでしょう。

 

著者もジャーナリスト失格だと思います。ただいっときの感情に流されています。臭い物には蓋です。テレビも一緒ですね。新聞はいくらか良心があると思います。管総理が悪かったからといって現場が良くなるものでもありません。おかしな反作用です。現場は被害者のように描かれていますが加害者側です。放水活動を行った東京都消防と同じにしてはいけません。

こうした真実を知ると一転当事者が頑張るのは当たり前ではないかと思えてきました。

気の毒なのは避難を余儀なくされた人たちです。彼らこそ被害者です。この根本というべき視点がないのは変なことです。彼らが隠された真実を知ればどう思うでしょうか。吉田氏のイメージは逆転し怒りがこみ上げるのではないでしょうか。

 

日本3分割の話はナンセンス。メルトダウンは初期に起こっていました。これを知った時私はラッキーと思いました。これ以上何もないのです。水蒸気爆発はありません。この話は彼を日本を救った男としてヒーロー化しようとするだけのものです。何から救ったのですか。外国に攻められた。より悪い状況を提示し、それから救ったと表現して納得させるドキュメント特有のずるい手法です。大げさは隠せません。

自らの不備により起こした事故において対策が後手にまわり放射能を漏らしてしまったのが現実。それを言うなら「日本に放射能をばらまいた男」のほうが実態を表していてより適切でしょう。吉田氏の津波軽視がなければ事故は起きなかった可能性が大いにあります。原子力設備管理部長は担当部署です。責任者が自ら撒いた種と見るべきでしょう。

 

また非常用の発電機を最初に水没する最も深い場所に設置していて最初に使えなくしています。これも信じられなかった。東電は電気を扱う会社ではないのですか。電気設備は水没させてはいけない。当たり前です。津波でなくとも大雨で浸水はあります。なぜこれを放置していたのか。技術者としていかがですか。津波などくるものかと高をくくっていたのでしょう。

 

対策が後手後手に回った第一発電所より同様の状況に陥りながら電源の手当てを次々と行って放射能を漏出させなかった第二原発所長のほうが優れています。

最初に避難指示か勧告が出されたのは第二でした。翌日第一が出た。こういう対処も遅い。そして第二の指示は消え第一が連続爆発。

第二は冷却の目途が立ったのでしょう。この事故で光を当てるならこちらでしょう。先を読んで対策しメルトダウンを食い止めた。2つの発電所の行動を冷静に見つめ対照的に書かれたドキュメントを読みたいですね。

あまりに肩入れしすぎです。多くのマスコミに対しても同様の感情を禁じ得ません。つまり作為的なドキュメントはいかがかということです。ただし報道のあり方を考えさせられるという意味では本書は大きな値打ちがありますね。

 

彼の元で決死の覚悟で作業を行った人たちには敬意を払います。彼らには糾弾される理由がありません。また著者は人の勇気を称えたいのだと思います。このこと自身に反対はしません。

では管総理は一律に悪く言われていますが彼がヘリコプターで現場に向かった行為はどうでしょう。放射能を出しながらいつ爆発するかもしれない原発に上空から降り立つ。もっとも危険な行為です。私には怖くてとてもできません。行くことの是非は別として(私は反対。総理が死ねばますます混乱)この勇気は認めていいのでないですか。相当な覚悟があったはずです。ただ同行者はかわいそう。一人で操縦して行って欲しかった。マスコミの彼への非難的報道に我々は影響され色眼鏡をかけてしまった。ひとつ悪かったら全部悪い。そういった報道に追随しています。

(引用終り)

 

今となっては、もう誰も原発事故がどのように起こって、どのように対処したのかなんて追及しませんね。でもそれがうまく反省できなければ、原発再稼働しても危ういことは、左翼が心配することは当たっているのです。

といっても、喫緊の電力ひっ迫には、原発再稼働は必要です。しかし、長期的には原発を廃止して、全部高機能火力発電に置き替えるべきなのです。

 

岸田の原発再稼働発表のずるさを書いていたら、思わず吉田所長批判までになってしまいました。長くなって済みません。面白くなければ飛ばして下さい。