安倍元総理の通夜、告別式場の外の通りに大勢の国民が参列し、献花し、悲しみの中安倍氏にお別れした。返す返すも、ただ残念の極みである。

 

それなのに、首相官邸では、山田宏議員の強い要請で安倍元総理死去後4日後の月曜(昨日11日)にやっと半旗を掲げたとか。

全く知らなかった。しかし、岸田政権の安倍元総理への思い(悪意?)がそこに感じられる。米国は8日にホワイトハウスに半旗を掲げたというのに。

遅れた理由が酷い。これが日本という国なのか。

 

読売より。

米国やインドに遅れた半旗掲揚、亡くなったのが金曜夕だったので「翌営業日から」

7月11日 

政府は11日、安倍晋三・元首相の死亡を受け、首相官邸や防衛省などの政府庁舎で弔意を示す半旗を掲揚した。掲揚は12日まで。

バイデン米大統領は安倍氏が死亡した8日に連邦政府施設での掲揚を指示したほか、インドでも9日に各地で半旗が掲げられた。

政府関係者によると、安倍氏の死亡から2日後の10日になって、半旗を掲揚することを決めたという。

各国の動きを見てから判断したとみられ、「歴代最長の政権を担い、多くの功績があった安倍氏への配慮が足りない。判断が遅すぎる」(閣僚経験者)との声が出ている。

松野官房長官は11日の記者会見で、「亡くなったのが8日の夕刻だったため、翌営業日の本日(11日)から掲揚することにした」と説明した。

(引用終り)

 

半旗を掲げるのは営業日でないと挙げないというのか、松野官房長官。スーパーの大売り出し日と勘違いしているんじゃないか。そもそも政府に「営業日」という発想なんてあるのか。頭おかしいんじゃないのか、松野!

 

事実は、そもそも日本びいきの中国人学者楊海英静岡大学教授の指摘によるらしい。そして、山田宏議員や片山さつき議員の官邸申し入れによって、半旗が掲げられたようだ。

つまり、要請がなされなければ半旗は掲げなかったということだ。これが安倍元総理に対する岸田政権の本音を表している。

 

ツイートから。

楊海英(静岡大学教授) 7月10日

安倍晋三元首相という世界的なリーダーが暗殺された。官邸は速やかに国民に追悼などを指示し、半旗を掲げるべきではないか?外務省は在外公館に世界各国要人の弔問と追悼に対応するよう指示したか?こんな冷淡な扱い方でいいのか?

 

山田宏議員

半旗の件と在外公館の対応(献花台と半旗)の件は、官邸に要請いたしました。 ご指摘いただきありがとうございました。

 

楊海英教授の指摘(「外務省は在外公館に世界各国要人の弔問と追悼に対応するよう指示したか?」)から分かることは、在外公館も弔問と追悼の対応をしていなかった可能性がある。全く恥ずかしい限りではないか。

 

また、99歳という高齢のキッシンジャー元米国国務長官さえニューヨーク総領事館を弔問し記帳したという。眞子はどうしている?