私は北朝鮮も金正恩も好きではないが、北朝鮮のコロナ感染におけるワクチンの扱いに関する限り、北朝鮮の味方である。

 

日本も世界もコロナ感染が収束期に入ったというのに、北朝鮮のコロナ感染拡大は今始まったようだ。

本当はもっと前から感染拡大していたようにも思えるが、元々都市封鎖をしているような国だから、感染も今までは広がらなかったのかもしれない。

 

しかし、その感染がオミクロン株による感染なら、感染力は強いが重症化しないウィルスだからそれほど心配は要らないはずだ。

北朝鮮には医療も医薬品も充実していないから、感染を止めるには独自の方法でやるしかない。

しかし、急拡大に金正恩様は慌てている様子もうかがえる。

 

「15日、朝鮮労働党政治局の会議に出席した金正恩氏は、治療体制の不備を批判。薬局の24時間運営、備蓄医薬品の放出を指示したにもかかわらず、医薬品が届いていないことを指摘した。」

まあ怒られる役人も可哀そうなものだ。金正恩様の指摘はないものねだりであり、もし本気で医薬品が大事だと思っているなら、ミサイルを無駄に打つのは止めて、医薬品購入に回してくれよ、と文句を言いたいところだろう。でもそんなこと言ったら、銃殺間違いなしだからなあ。

 

さて、市民はどうするか。

「「部屋をアルコール消毒して、ヨモギを燃やして換気をしたら大丈夫になりました」

「ショウガ湯や熱いお湯を飲んで、塩水のうがいを続けたらすべて治まりました」

 などと、民間療法で治ったというインタビューが紹介された。

「ヨモギやショウガ湯は、朝鮮でも昔から健康にいいとされてきました。私も子供のころはよく母親に言われてヨモギを摘みに行ったものです。塩水も昔から伝わる療法です」(辺氏)

 確かに、日本でもヨモギやショウガ湯は健康にいいとされているが……。ワクチンなしで、民間療法や漢方薬だけで新型コロナを乗り切ろうとしている北朝鮮。」

素晴らしいじゃないか、冗談で言っているんじゃないよ。

 

しかし、日本のマスコミは笑いつつ、可哀そうにと北朝鮮を憐れむ。

そして、日本の感染症専門医は言う。

民間療法がコロナ感染に効き目があるという医学的根拠はない、と。

そして、ワクチンがー、と。

 

こいつらに言われたくない。

日本の感染症専門医はこの3年間、コロナ感染対策に、医学的根拠、科学的根拠を示したことがあるのか。

いつまでもいい加減なことをいい、スパコン富岳にバカバカしいシミュレーションをさせて、市民を脅し、役に立たないマスクを強要し、嘘ばかりが出るPCR検査を無料で無理やりやらせて、医者や検査キット製造者に莫大な利益を与え、無理やり感染者数を誇大表示させて、全体主義的強制をやりやすくさせた。

 

しかも、ワクチンたるやコロナ死よりもワクチン死のほうが怖いくらいの問題の多いワクチンを全国民を騙して打たせた。それも不必要な子供にまで。しかも、ワクチン死は絶対に認めようとしない。一人たりとも。

そして、日本人をワクチン漬けにして、4回も5回も恐らく何十回もワクチンを打てとしつこくいうだろう。

 

こんなことが医学的根拠、科学的根拠に基づいているといえるのか。北朝鮮の民間療法を医学的根拠がない、などとよく偉そうに言えたものだ。恥を知れ、といいたい。

 

先般も書いたが、北朝鮮はワクチンを打たない。打ちたくても打てない訳で、反ワクチンではないが、結果として反ワクチンと同様な効果が得られる稀有な国と言えるのだ。

つまり、将来の憂いが全くないのである。

世界は10年後20年後に悔やむことだろう。しかし、北朝鮮は笑って先進国の愚を突くのである。

お前たちの先進医療は何だったのか、と。

 

金正恩様よ、ゆめゆめワクチンはまだか、などと部下を責めることなきように。