一昨日の電力需給ひっ迫警報出すも、ブラックアウトは回避されたので、もう電力危機への備えについて議論は当分忘れ去られることでしょう。でもまた危機はやってくるはずなんですが。

 

そんな中、パチンコ屋の倒産を応援するブログに面白い記事がありました。

立憲民主党の田嶋要という議員(聞いたことないけど)の電力危機解消策としてバカ丸出しのツイートを紹介していました。

 

「…立憲民主党の田嶋要という議員がいるのですが、この人、頭のおかしい主張では模範的な立民議員と言える人物です。今回の電力危機でこんなツイートをしています。

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たじま要 @kanametajima
政府、初の「電力需給逼迫警報」東電管内、22日朝からの節電要請:朝日新聞
火力でも原発でも、大規模集中発電と遠距離送電に頼る電力システムである限り、大規模停電のリスクはこれからも無くなりません。屋根上ソーラーとEVとを標準とする暮らしに転換しないと。

 

屋根上ソーラーとEVで電力危機が解決できるわけがないのは馬鹿でもわかる話です。というかEVを使うのであればなおさら電力供給能力の増強が必要になるんですが…。
その程度もよくわかっていないレベルなのです。

なお、この田嶋要議員が特別なのではなく立民議員は基本的にみなこのレベルです。
だからこそ立憲民主党は反原発、反火力を絶対主義として再エネと省エネでやっていけるというのを党の基本政策にしているのですから。」

(引用終り)

 

この立民議員ははっきり言って「バカ」ですね。こんなバカが国会議員になっているなんて、世も末でしょう。

この小学生にも劣るおバカさん議員、この電力危機を屋根上ソーラーとEVにすれば、回避できると言っているんですね。屋根上ソーラーは雨や雪の日は発電しないし、そもそもEVは発電しない。EVは電気を消費するだけじゃ。

 

おバカな議員の言い分を少しだけ「寄り添って」考えてあげると、つまり屋根上ソーラーとEVというのは、個別個別の過程で電力を作って蓄えたらいいんじゃないの、と言いたいようなのです。

でも産業用電力はどうするの、ビルの電力はどうするの、商業施設の電力はどうするの、っていうことなんですが、そこまで頭が回らなかったようですね。

 

さて、おバカは立憲民主党だけではない、共産党もなんですね。

大御所志位委員長も田嶋さんと大同小異。

参院選の政策を説明(「気候危機打開の本気のとりくみ」)するなかで、エネルギーについても語っているんです。

 

「参院選では何が問われるか―。志位氏は、三つの角度から訴えました。
第一は、暮らしがかかった選挙だということです。
志位氏は、新自由主義を転換して「やさしく強い経済」をつくろうと訴え。
「政治の責任による賃金の引き上げ」「社会保障と教育予算を経済力にふさわしく充実」「消費税5%への減税」「気候危機打開の本気のとりくみ」「ジェンダー平等の視点を貫く」という五つの大改革を縦横に語りました。
 志位氏は、気候危機打開に関わって、石炭火力の問題を指摘。横須賀市で建設中の二つの石炭火力発電所が排出する二酸化炭素は年間726万トンに上り、「横浜・川崎・相模原――3政令市と三浦半島を杉林にして吸収してもまだ足らないほどです」と告発しました。
「2030年までに石炭火力ゼロ、原発は即時ゼロ、大規模な省エネ・再エネを普及することが、日本経済を強くするうえでも大きな力になります」と力を込めました。」

(引用終り)

 

今回の電力危機はソーラーが役に立たず、石炭火力の脆弱さから発しているんですが、志位さんは「石炭火力ゼロ、原発は即時ゼロ」にして、全て大規模な省エネ・再エネを普及させればよい、とバカげたことを言っているのです。これで電力危機が回避できるんなら、やってみろ、といいたい。

 

つまり野党立憲共産党は、エネルギー問題について全く無責任で、まともな政策がないということです。

これでは日本を任せられないでしょう。こんな政党を支持する国民がいたらそれこそ無責任国民と言われても仕方がないでしょうね。

 

だからこの野党に支持が集まらないのは、まだ国民は健全だということです。

立憲さん、共産党さん、もっと真面目にエネルギーのこと、考えてくださいね。