韓国大統領選尹錫悦氏が0.73%ポイント、26万余票という僅差で勝利。私の予想がいい意味で外れてよかった。
マスコミは「超接戦」とか尹錫悦候補が若者の支持を十分に得られなかったことを理由に挙げているが、そうじゃないだろう。李在明側の不正の不足が敗因である。
それは、開票開始後中盤まで李在明がリードしていたことで証明できる。
開票は期日前投票したものから始まった。その時は李在明が10%程度リードしていたのだが、これは不正票を上乗せした結果だ。期日前票は不正をし易いから、事前に仕込んでおいたので、それが李在明有利に出た。
しかし、当日投票については、何故か李在明側は不正措置がうまくできなかった。事前投票での不正上乗せで勝てると慢心した可能性もないではない。だから当日投票の不正細工を怠ったかもしれない。
事前投票に不正がなされているという理由は、統計的に見て大量票ならば、事前投票も当日投票も平均的に両候補が得票するはずだ。にもかかわらず、事前投票のみ極端に李在明側が得票できたというのは説明できない。
地域的に差が出ることはありえるが、大数の法則で事前投票としてまとめてしまえば、地理的その他の差は打ち消され、当日投票と同じような割合で発現しないとおかしいのである。
つまり、事前投票で李在明が10%程度リードしたのは、全て不正票と考えられるから、その分本来は李在明が負けていた。
つまり、尹錫悦の僅差での勝利ではなく、といって大差の勝利ともいえず、そこそこの差を付けて尹錫悦の勝利といえるのではないか。
さて、尹錫悦氏の勝利によって日韓関係も改善する可能性もあるが、韓国左翼はまだ十分力があるので、そうそう尹錫悦大統領が舵を右に切ることは難しいだろう。
また、以前から宣言していたが、尹錫悦は自らが大統領になれば、文在寅政権の不正を捜査すると早くも発言し、文在寅は謝罪を要求している。これはちょっと早すぎたのではないか。もっとゆっくりでよいのに。
というのも、政権交代は2か月後だ。文在寅は座して死を待つのだろうか。そうではあるまい。
誰もが考えることだが、僅差で決まった選挙は、必ず敗者側が得票の数え直しを要求する。
米大統領選挙は不正が見え見えだったから、トランプ大統領は不正を指摘して、得票の数え直しを要求した。これは当然のことだ。
今回は不正をした側が負けたのである。だから、数え直しはヤブヘビになるから、普通は下手に要求はできない。
しかし文在寅は独裁大統領である。そしてこのままでは、逮捕・投獄、下手をすれば売国奴として死刑の可能性すらある。2か月間黙っている訳がない。
(このあとの想定はいつもの私の妄想だ)
・まず得票の数え直しを要求する。
・尹錫悦陣営の選挙担当を、不正の疑いあり、として大量逮捕する。
・尹錫悦陣営に不正があったことの大キャンペーンをマスコミに展開させる。
・全国選挙管理委員会に得票の数え直しを命令する。
・ここで、当日投票の票を不正票と取り換える。
・尹錫悦陣営に不正があったと捏造証拠をテレビ・新聞に発表させる。
・尹錫悦陣営の不正の証拠を裁判所に訴える。
・裁判所は文在寅大統領の意を受けて、迅速に結論を出し、尹錫悦陣営の大量不正を認定する。
・結果、大統領選挙の新たな得票数を発表し、大差で李在明が勝利したことを宣言する。
なりふり構わない文在寅側の政変劇!
こういうことをトランプ陣営は一切しなかった。全て選挙管理委員会と裁判所に持ち込んだが、民主党に牛耳られた選挙管理委員会と裁判所は不正を全く認めなかった。
しかし、文政権は、革命独裁政権である。なんでもありなのだ。不吉な想像だがあり得るかも、と思わないか。
ここでもスターリンの言葉が当てはまりそうだ。
『投票する者は何も決定できない。投票を集計する者がすべてを決定する。』
尹錫悦氏が1~2週間で大統領に就任し、確固たる自陣の政権を打ち立て、人事を固めれば、不正を訴えられても対応は可能であろうが、2か月は時間がありすぎる。文在寅が反撃するには十分な時間である。
まあ、これは最悪シナリオだが、可能性も蓋然性も韓国では高いといえるのではないか。
尹錫悦氏も喜んでばかりはいられないはずである。
この心配が杞憂となればいいのだが…。
どうでもいいけど、大統領選勝利で尹錫悦氏がこぶしを下から上に突き上げた動作は、NHKをぶっ壊す党の立花孝志と全く同じだった。立花氏、今じゃ見る影もないが、尹錫悦氏も立花孝志のようにならないことを祈る。