ノーベル平和賞はノルウェーが与える賞で非常に政治的なバイアスがかかっていることで有名だが、遂に本家のノーベル賞も政治的な偏向の賞に成り下がったようだ。

 

今回のノーベル物理学賞は真鍋淑郎プリンストン大学上席研究員に与えられたが、受賞理由は、「地球の気候を物理的にモデル化し、変動を定量化して地球温暖化を確実に予測した」とのこと。

真鍋氏は、地球温暖化研究の先駆的存在で1950年代末からアメリカにわたり、コンピュータを用いて気候の変動を分析する研究分野を開拓しその後、二酸化炭素濃度の上昇が大気や海洋に及ぼす影響を世界に先駆けて研究し、現代の地球温暖化予測の枠組みを築いたとのことである。

 

そもそも地球温暖化の主たる原因はCO2ではない(CO2は地球温暖化物質のわずかな量にすぎない)し、コンピュータを用いて気候の変動を分析することが如何に恣意的に地球温暖化予測ができるようになったか。つまり、パラメータをちょっといじるだけで、今後地球はとんでもなく温暖すると予測ができるのである。予測という名の騙しだ。それを世界のある勢力が簡単に利用するのだ。

そんな間違った研究が現代を脱炭素というトンデモな方向をもたらした先駆だったのである。

 

こんな研究にノーベル物理学賞を与えるということは、山中伸弥氏が反ワクチンを根拠のないデマだと断言するのと同じ政治的な効果、つまり地球温暖化原因を炭素だということに異議を唱える者は根拠なきデマだという効果を与えるものであり、科学の進歩にとって全く相応しくない政治的な授与といえるだろう。

 

むしろ、ノーベル物理学賞でなく「イグノーベル賞」(人々を笑わせ考えさせた業績)を与えるべきだろう。

 

今日以降、この脱炭素という世界の資源を無駄遣いさせ、世界の秩序を狂わせる地球温暖化CO2説がマスコミ特にNHKにおいて、大手を振るって報じられることだろう。反吐が出る。

 

地球温暖化CO2説は嘘である。いわゆる識者と言われる人々は、地球温暖化CO2説を少しも勉強せず、鵜呑みにし、そこからバカげた施策を提言する。

グレタのような無能な活動家は放っておけばいいが、影響力のある識者は、ワクチンについても同様だが、少しは自分の頭で考えないといけない。新聞の記事知識で安心してはいけないのだ。山中伸弥氏のようなばかげたことはするべきではない。このノーベル賞受賞によって、さらに多くのアホどもが量産されるに違いない。