ワクチン接種で死亡した事例はもう1,000人を超すという。トンデモナイ数字に達しているが、全て因果関係は不明で片づけている。

これでは5千人死んでも1万人死んでも因果関係不明と言えば済んでしまうということだ。恐ろしいことだ。

 

しかし、いくら何でもいつまでも因果関係不明で、「はい、説明終わり」とはいかないだろう。医学的因果関係は確定できなくても、様々な条件を考慮すると因果関係を推定し得るということはできる事例もあるはずだ。

 

昨日今日のニュースで、7月中旬、広島県内の30歳の会社員男性がワクチン接種後死亡したということが詳しく報道された。

「…父親によると、男性は県内の職域接種会場で、718日に1回目、今月22日に2回目の接種を受けた。23日に40度を超える熱が出て、勤め先を欠勤。市販の解熱剤を服用したところ、24日には平熱に戻り、出勤した。  

その夜は自宅で母親(62)と夕食を取り、午後7時半ごろに自室へ戻った。25日朝、起こしに行った母親が布団の上でぐったりしている男性を発見。死亡が確認された。男性に基礎疾患やアレルギー歴、飲酒・喫煙の習慣はなかったという。

 男性が2回目に打ったワクチンのロット番号は「3004734」。異物の混入が見つかったワクチンと同じ時期に同じ設備で製造されており、国が26日に使用見合わせを求めている。男性の死亡と接種の因果関係などは不明。(後略)」

 

この例をみると、死亡と接種の因果関係は不明としつつも、ワクチン接種が死をもたらした可能性は十分大きいということを示している。

やっとマスコミもワクチン接種による死亡事例を報道しはじめたか、と思ったら大間違いである。

これは、私に言わせれば、ワクチンによる死亡ではない、ワクチンは悪くないという論を補強する事例になっていると思われるのである。

 

この例で肝心なことは、異物混入のワクチンを接種したということである。

つまりはっきり言わないが、言外に死亡原因は異物混入のワクチンを接種したことと匂わせている。ワクチン自体は何ら問題はない。異物混入のワクチンが怪しいんだと。

つまり、反ワクチン派に言質を取られないための救世主が現れたということだ。

異物混入という救世主が!

 

もちろん医者に異物混入のワクチンを接種したからといって問題はないと言わせている。当然だ。異物混入のワクチンが危険なら、これまでの異物混入ワクチンを接種した人がパニックとなって収拾がつかなくなる。だから「異物混入のワクチンが怪しいという印象」だけが残ればよい。そして今後は異物混入のワクチンを徹底的に排除していくから、今後の心配はいらない、と。これで本丸は安泰となったのである。

 

この死亡した30歳の会社員男性の父親が新聞記者に誘導されてか、マスコミが気に入るようなことを言っている。言わされているのかも。

「「まさか息子が。寂しくて仕方ない」父親は涙ぐむ。…父親は6月ごろ、男性に「機会があれば接種を受けた方がええよ」と勧めていた。地元自治体の当時の接種対象は高齢者だったこともあり、男性は「ほうじゃね」とだけ応じた。「私が言ったから、職域での接種を受けたのだろうか」。後悔の念にさいなまれながら、ワクチンの副反応の説明や、接種後のケア体制の大切さを痛感しているという。(中略)

感染対策としてのワクチン接種の有効性は認識している。息子が亡くなった原因は分からない。誰を恨むこともできんし、悪いのはコロナだと思っている。この事実を伝えることで、より安全な接種になればいい」」

(引用終り)

 

この状況からすれば、会社員の息子はコロナに感染して死亡したわけではない。だから「悪いのはコロナだと思っている」というのは辻褄が合わないのである。基礎疾患やアレルギー歴、飲酒・喫煙の習慣のない男性なのだから、想定される死亡の直接的原因は、ワクチン接種なのだ

「ワクチンの副反応の説明や、接種後のケア体制の大切さを痛感している」と父親は言うが、副反応の説明があろうと接種後のケア体制があろうとこのワクチンはある確率のもとでは死亡する危険があったのである。ケア体制があるなしは関係なく、言わば(少し不謹慎だが)「運が悪い」としかいえないが、死亡という高いリスクが付きまとっているのだ。

 

だから、この父親はワクチン接種による息子の死亡についてもっと怒り、恨むべきであり、大事な息子を奪ったワクチンをもっと責めるべきなのである。「感染対策としてのワクチン接種の有効性は認識している」なんぞという「サービス」をするべきではない。ストレートに怒りを示すべきなのである。

 

誰を恨むこともできんし、悪いのはコロナだと思っている。この事実を伝えることで、より安全な接種になればいい」なんていう「大人」の言葉なんぞ吐くべきではないんだ。「より安全な接種になればいい」なんてまた犠牲者が出るかもしれないじゃないか。

親として言うべきは、

「なんで健康体の息子がワクチンを打っただけで死んでしまったんだ。責任を取ってほしい。こんな危険なワクチンをなんで国民全員に打とうとしているのか、無責任じゃないのか。」

という怒りの言葉だ。

 

もう一度いう。ワクチン接種による死亡者が1万人になっても、10万人になっても因果関係不明と言えば済むのである。

しかし、いつまでもそういう訳にはいかない。だから、異物混入の方がワクチン死亡の可能性について説明というか誤解させやすく、ワクチン自体の否定に至らないから政府としては万万歳ということなのである。「ずるい」というしかない。

 

いま大事なのは、ワクチン接種よりもコロナ感染したら治療薬で重症化させず、治癒させることである。その特効薬が普及することに最大限の力を注ぐべきなのである。

しかし、現実は全く逆のようだ。特効薬など普及しては困る勢力がいるようだ。世界をワクチン漬けにしたい勢力が。

 

インドでは急速に感染が減少しているという。しかし、そんなニュースはパタッとなくなった。インド株は猛威の代名詞だった。それでインドに気兼ねしてデルタ株というようになった。そのお蔭でインドの感染増のイメージだけが残り、インドの感染減の状況、とても参考になる情報が途絶えてしまった。

 

それには理由があるようだ。インドの感染減の理由を知られたくないようなのだ。

感染減したことの大きな理由の一つは特効薬イベルメクチンのようだ。だから、イベルメクチンバッシングが異常なほど起きているのだ。大統領選挙が不正だといえば、バッシングの嵐になるような。

これについては次回に。