東京都が渋谷に開設した新型コロナウイルスワクチン若年層向け接種会場に28日、早朝から抽選券を求め若者が1キロにも及ぶ列をつくったことに関し、不満の声が続出した。
 先着順でスタートした27日に徹夜組など行列が出来たため、28日は抽選券を配る抽選制に変更。それでも行列ができ「『現地で』並ばせたら、この炎天下に無限に列が伸びると分かりそうなもんだが」など厳しい声が続出した。」
「抽選ってオンラインでなく現地なの? 運営何考えてんだ。相手が若者だと思って舐めてんなあ」

「(小池)都知事の怠慢がこんな事を生んだ。命に係わるワクチン接種で抽選など、どこの国がこんな愚かな事をしてるのか」

「ワクチンの効果より、この行列でできた密による感染者の方が上回りそう」

「社会の担い手をどれだけ雑に扱うんだろう」

などの怒りや憤りがうずまいた。

 

またしても小池都知事のパフォーマンスらしい。小池のパフォーマンスは最近成功したためしがない。何も検討せずに思いつきで始めてしまうからだ。しかも問題が前もってわかっても、女帝小池に意見できる役人はいない。

都の担当者は「接種をためらう若者が多いということだったので、ここまで並ぶとは想定できなかった」と話したという。それは正しいかもしれないが、その後の対応はアホというか杜撰なものというしかない。

日本に再来日したバッハ会長をぼろくそに罵倒していた尾身はこの騒ぎをどう見ているんだ。

こんな密状態を作って感染リスクを増やし、しかも炎天下の大行列に熱中症で倒れる者が出てもおかしくないくらいだ。

ポンコツ尾身よ、出て来いヤー!何か言えやー!小池に中止を申し入れろや―!

 

「接種をためらう若者が多いということだったので、ここまで並ぶとは想定できなかった」と都の担当者。本当にその通りなのだが、なぜこんなにまでの騒動に発展したのか。その責任は尾身の言動とマスコミにあるのだ。

 

「打ちたくても打てない」と必死な若者たち。

そもそも、若者はコロナ感染しても無症状か軽症で済むのである。だからワクチン接種は、若者より老人が優先だという方針でこれまで行われてきた。

そのため、でもなんでもなく最近のコロナ感染者に占める高齢者の割合は極端に減少していた。別にワクチン接種のおかげではない。ワクチンは感染を防ぐものではないからだ。高齢者の行動が慎重になって、密を避けて行動していただけのことだろう。

 

しかし、というかそのため感染爆発を煽りたいマスコミはターゲットを若者に合わせてきた。連日若者の感染者多数!を叫んだ。若者はコロナ感染しても無症状か軽症で済むということは言わずに。

それに乗って尾身も煽りに参加した。

先日のブログ記事で、小林よしのり氏のYouTubeでの尾身発言を紹介した。尾身は次のように言っていた。

「…尾身は、国民がワクチンを7割打っても感染が下火になることは絶対ない、と言っておきながら、若い方々にはワクチンを打っていただきたい。若い人が打っても感染は止まらないといいながら、若い人もワクチンを打とうというのは、どういう論理なんだ、若者は感染しても軽症だから、ワクチンを打たなくても大丈夫という結論になるなのではないのか。認知症ではないかと小林よしのり氏。

「集団免疫を作っても感染は下火にならない、でもワクチンで集団免疫を作らなくちゃ」というのが尾身の思考パターンである、と小林氏に笑われている。」

(引用終り)

 

尾身は論理が滅茶苦茶だが、若者にワクチンを打てと煽っている。マスコミも若者の感染を毎日毎日騒ぐ。これを見たり聞いたりした若者の感染への恐怖心は否が応でも高まっていく。

ワクチンは重症化を防ぐ目的なのに、多くの若者はマスコミの間違った誘導、つまりワクチン接種が感染を防ぐ(自分も感染しない、他人にも感染させない)と思いこんで、学校が始まる前にワクチンを打っておきたいと焦る。しかし、自治体のワクチン接種は若者の順番はまだ後のほうだ。どうしようか、と焦燥感が高まる。

つまり、都の担当者の「接種をためらう若者が多いということだった」という想定を覆したのは、マスコミの扇動の成果と尾身の煽りに責任があるといえるのだ。

 

そこに、救世主が現れた。またもや小池百合子というパフォーマンス好きだが無責任政治家の施策の投下だ。

予約なしで都民でなくてもワクチンが接種できるという。しかし、1日たった200人!こりゃ少なすぎるだろう。いくら「接種をためらう若者が多いということだった」といっても巨大な都会渋谷が会場だ。余りにも想定がお粗末である。というより、単なる小池パフォーマンスから発した施策だから、ワクチンの確保がわずかだったことが推定できる。

恐らく、都の職員は混乱を危惧したはずだが、小池女帝には逆らえない。わずか1200人分でもパフォーマンスで脚光を浴びたい小池に押し切られたに違いない。

 

それにしても、混乱後の対応のまずさにも呆れてしまう。

若者の列は約1キロ離れた原宿駅近くまで到達したが、単に抽選券を配るだけでそんなに炎天下に並ばせる必要があったのか。そして配布された抽選券が2,226人。当選者は354人で倍率は6倍。

外れた約1,900人は、また明日新たな抽選券を得るために何時間も並ぶのだろうか。それとも、今日もらった抽選券は明日も有効なのだろうか。わからないが、東京都は昨日の抽選券は全てチャラにしてもう一度というか当たるまで毎日並べ、というかもしれない。平等性とかなんとかいって。

そして、小池はシラッーとして、現場がもっとちゃんと対応しろと他人事のように言ってのける。こいつはホントに煮ても焼いても食えない奴だ。

 

我慢して行列する若者を見ると、日本人は有名ならラーメン店でも何時間も並んで平気な若者というより、パン一切れ買うのに長い行列をなしたソ連の住民の哀れさを思い出してしまう。

 

若者よ、そんなにワクチンはいいものではないんだよ。スマホでもっとワクチンについて調べたらどうなのか。ワクチンは危険、はデマだという河野大臣のほうがデマの可能性はないのか考えるべきじゃないのか。マスコミの報道をもっと自分の頭で評価したほうがいい。

 

最近の小浜逸郎氏のワクチンへの警告(「ワクチンによる世界制覇」)

厚労省は、ワクチンの予防効果を自ら否定しています。
重症化予防の効果があると苦し紛れの言い訳をしているようですが、その証拠は全くありません。
いろいろな人に問い詰められて、「わからない」「はっきりしない」とドギマギ答えるだけです。
予防効果もなく重症予防効果の証拠を示せない厚労省が、なぜこのいいかげんなワクチンを、新型コロナに一度もかかったことのない子どもも含めて、全日本人に接種することを勧めるのでしょうか!

 

…厚労省に上がってきた最新のデータ(825日)では、ワクチン接種後に死亡したという報告が、1093人となっています。しかし厚労省はこれらの一つも、ワクチンとの因果関係を認めません。

また日本の場合も、実態はこれよりずっと多いという状況証拠があります。
「泣いて生れて来たけれど」というブログを運営している方が、早い時期から、ワクチンの有害事象の事例をツイッターに投稿された庶民のツイートから、丹念に集積してきました。これは、普通の人たちが自分の身近なところで起きたことを素朴に語っているので、上から目線で調べたものなどより、はるかにリアルで真に迫るものがあります。この読者の一人が通算で死者が何人出ているかを数えたところ、3800人に上ったそうです。これだけでもまさに「氷山の一角」でしょうから、実際にはもっとずっと多いでしょう。

 

…新型コロナワクチンの危険性については、すでに多くの専門家が指摘しています。大きく分けて短期と長期と二つあります。
一つ。ファイザーおよびモデルナのワクチンのmRNAは、スパイクタンパク(コロナウイルスの表面の突起の部分)を体内に生成するために、これが血液によって全身を巡り、肝臓、脾臓、卵巣などに蓄積し、さらに血小板減少や毛細血管の破壊による血栓を引き起こすというもの。
事実、接種後に起きた重篤な有害事象には、くも膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞、皮膚の発疹など、血栓を原因とするものが数多くみられます。
mRNAの寿命は短いのですぐ消えるから安心だという説がありますが、先頃、ファイザーのワクチンには、mRNAの一部に寿命を長くする措置を施していたことが明らかになりました。
また、ADE(抗体依存性感染増強)といって、ウイルスと結合した抗体がかえってウイルスの標的の細胞に侵入してウイルスの作用を助けてしまう現象があり、今度のワクチンではそれが自然免疫の作用を阻害してしまうことが心配されています。
長期的な懸念のほうですが、mRNAが逆転写されてDNAが形成されると、永久的に残るため(アストラゼネカははじめからDNAを核に埋め込む)、数年後に何が起きるかわからないので、これから妊娠する女性には決して打ってはならないと警告するもの。男性の精巣にも影響を与えると言われています。
こんなに危険なワクチンを、政府は12歳以上の子どもにまで、接種を勧めているのです。(後略)」

(引用終り)

 

マスコミもこんな騒動に他人事のように喜々として報道するのである。そして、この騒ぎを更に若者のワクチン接種促進に使おうという魂胆なのである。