あまり報道されてこなかったテーマだが、立憲民主党の上から下までのバカげた行為により、色々なことが明らかになった。パチンコ屋の倒産を応援するブログがその点を厳しく指摘しているので、その記事を参考にしたい。

 

(2021/6/6 日テレnews24より)

【成人と中学生の恋愛は…議論白熱】

刑法の性犯罪規定の見直しに向けて、与野党で議論が活発化している。
主な焦点の一つが、いわゆる「性交同意年齢」だ。「性交同意年齢」とは、性行為をするか否かを自ら判断できるとみなされる年齢の下限のことで、日本の刑法では13歳と定められている。13歳未満との性行為は、同意の有無にかかわらず、性行為そのものが処罰対象となる。

都道府県の条例では、13歳以上の青少年に対する性行為も処罰対象に含むものもあるが、恋愛関係に基づくもの等は処罰の対象から除外していることも多い。
~中略~
立憲民主党の「性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(WT)」の議論では、議員によって性犯罪に対する認識の隔たりの大きさが露見する一幕もあった。
WTでは、女子中学生に性被害が多く発生している実態に着目し、「性交同意年齢」の引き上げによる、成人と中学生の性行為の取り締まりについて、集中的に話し合われた。
WTの中間報告案によると、この議論の中で、ある議員が、「50歳近くの自分が、14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」「年の離れた成人と中学生の子どもに真剣な恋愛関係が存在する場合がある」「中学生から成人を口説いて恋愛関係になり、性交に至る場合もある」などとして、規制の強化に強く反対したという。
これに対し、「恋愛と思わされたり、思わざるを得ないことを背景とした性搾取の実態がある。被害をなくし、未然に防ぐためには、恋愛関係も例外とせず、一律に成人との性行為を罰するべき」「恋愛を除外要件とすることが被害を生む温床となりえている実態がある」「成人男性と女子中学生の間に対等性はない」「(妊娠などの)リスクは女子中学生のみが負う」などとして、成人はいかなる理由でも中学生以下を性行為の対象とすべきでない、といった意見が強く出された。
参加者によると、怒鳴り合い寸前まで議論が白熱することも多々あったという。
~以下省略~(引用終り)

 

「ある議員が、「50歳近くの自分が、14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」「年の離れた成人と中学生の子どもに真剣な恋愛関係が存在する場合がある」

とあるが、「ある議員」とは、立憲民主党の本多平直衆院議員であることが分かっている。後で自分だと認めたからだ。

しかし、この主張をみるかぎり、このおっさん、なに興奮してんだか、といぶかしく思わざるをえない。あたかも、この議員、自分の中学生とのみだらな関係を思わせて、法律なんぞになったら困ると言っているかのようだ。


そう誤解されると困ると思ったのか、立憲本多衆院議員は主張を撤回し、しかも議事録から削除するよう要求したとのこと。これが自民党の議員ならとんだスキャンダル、ワイドショーネタになりかねないし、国会で野党からとことん追求されたことだろう。

 

私はこの本多衆院議員の発言内容は問題だとは思うが、余り興味はない。それよりも大いに問題だと思うのは、この失言に対する立憲民主党の処理方法の杜撰さ、傲慢さのことだ。

 

以下、パチンコ屋の倒産を応援するブログより。

「…立憲民主党の「性犯罪法改正ワーキングチーム」の議論において、立憲民主党の本多平直が赤文字部分の発言を行い、さすがにそれはヤバイので否定する意見が出たことについてどうやら興奮して怒鳴り合い寸前まで行っていたというのが報じられました。

この件についてツイッター上ではこのワーキングチームの幹部である近藤和也、泉健太らがそのような発言は無かったと否定。

・近藤和也のツイート

「私も参加した中でそのような発言はありませんでした。」

・泉健太(立憲民主党政調会長)のツイート

「私が参加した場で、そのような発言は耳にしていません。

 

…寺田学WT座長がその発言があったことを認めたものの、立憲民主党はそうした発言が無かったことにするために報告書から削除。あまりにもヤバイ発言だということに今更気付いたようで、福山哲郎は発言者名も公表しないと記者団に説明。

ですが、本多平直(北海道四区)本人が自分の発言であることを認めて撤回謝罪する旨コメント。

 毎日新聞。

「立憲民主党の性犯罪刑法改正を巡る会合で、出席議員が「50歳と14歳が同意性交して捕まるのはおかしい」という趣旨の発言をしていたとの報道に関し、同党の本多平直衆院議員が「お詫びして撤回する」と謝罪するコメントを発表しました 

 

ここで20191112日のREN4(蓮舫)によるブーメランツイートが味わい深いです。

(毎日新聞:「桜を見る会」参加の山口県議らブログ削除相次ぐ、という記事を受けて)

蓮舫のツイート

削除。

無かったことにはなりません。

 

というわけで一連の流れをあらためてまとめた画像がこちら。(省略)

立憲民主党の連中が平気で嘘をつくクズ集団だということがよくわかると思います。

 

あとこの本多平直(北海道四区)の発言って、・・・未成年買春やってるんじゃないの?と疑いたくなりますね。少なくとも、自民党議員だったらテレビで一斉に大騒ぎして議員辞職までマスゴミが叩きまくる案件でしょう。

(中略)

ちょうどいいのでREN4(蓮舫)さんの使える発言を載せておきますね。

・撤回しても一度言ったことは取り戻せません。これは完全にアウトだと思います。

・こんな都合の良い説明が果たしてあるんでしょうか。

(引用終り)

 

「立民の福山哲郎幹事長は7日、発言者に対する党の対応を記者団に問われ「(広範にわたる)議論の中での発言だし、本人が言い過ぎたと撤回しているので、それでいいのではないか」と述べた。」(産経新聞)

 

自民党を追及するときは、「許さんぞ」と言いながら、立憲民主党に都合の悪いことは、組織ぐるみで隠ぺいしようとしたわけです。

蓮舫が「削除。無かったことにはなりません。」とのツイートはとても正しいのです。「撤回しても一度言ったことは取り戻せません。これは完全にアウトだと思います。」というのもとっても正しい発言です。

だからこの理屈は普遍的な基準とでも言えるわけですから、自分の党の議員の不祥事にも当然適用しないといけません。福山の如く「本人が言い過ぎたと撤回しているので、それでいいのではないか」なんていう庇(かば)い立ては通用しないのです。マスコミが隠ぺいに協力しても、今やネットの時代ですから、隠ぺいなんて無理なんだ、すぐバレルと考えて、最初から謝ることを心掛けないといけない。

 

しかも、当初失言の本人が特定されていない時点では、2人の議員が「私も参加した中でそのような発言はありませんでした。」と嘘までついて隠ぺいを図っている。その一人は泉健太という立憲民主党政調会長の要職にある議員です。

 

こんな自分に甘く、他人に厳しい人間は最も嫌われるのです。ましてや公党がそういう自党に甘々なんですから、国民に信用される訳がないのです。だからいつまでたっても支持率は56%という低レベルで低迷しているのです。

 

信用を取り戻す方法は二つあります。基本は言行一致。

ひとつは、自民党を追及した論理をあくまでも自党にも適用して、政党の倫理感を高めることです。

もうひとつは、できもしないことはいわないこと。自民党にも政局のための追及やパフォーマンスのための追及は止めることです。

 

ネットの声

・森の発言で怒り狂ったフェミや女性団体どこ行った。「女の話は長い」とどっちが問題だよ。

・フェミ連中もマスコミも一切騒がないのが…

・リベラルは女に優しいと勘違いしてるアホいるなワロタ

 

先に関心はないと書きましたが、それにしても、

「50歳近くの自分が、14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」

「年の離れた成人と中学生の子どもに真剣な恋愛関係が存在する場合がある」

という発言の真意を立憲民主党本多議員に聞いてみたいもんですね。

ぜひともバイキングモアで扱ってほしいなあ、坂上さん。

 

<追伸>

今日のバイキングモアで期待通りこの問題を扱っていましたね。

素晴らしい!