激戦州のペンシルベニア州において、選挙不正の訴えについて、地裁も高裁も証拠がないとして訴えを棄却したとの報道があり、トランプ陣営としては当初の想定通り最高裁に上訴することにしたと。

 

その一方で連邦地裁の判事が、州当局者が集計結果の更なる認定をしてはならないと命じている。にも関わらず、同州当局は24日、各地区の選管による集計の報告を受け、バイデン氏が勝利したとの結果を正式承認したと発表している。

 

何が正しいのかわからないほど混乱しているのだが、判事が集計結果の更なる認定をしてはならないと命じているのはトランプにとって有利な情報だ。州はその命令を無視しているのだが。

 

しかし、トランプ陣営の弁護団とは異なる訴訟、ペンシルベニア州下院議員らが起こした訴訟(郵便投票法改悪は憲法違反)については、速報として、郵便投票法は憲法違反であること、選挙人はペンシルベニア州議会が決定するという判決が出たようである。

「カナダ人ニュース」というYouTubeが伝えている。この「カナダ人ニュース」は非常に丁寧に大統領選不正に関する動きを追っており、信頼性が高い。

 

以下のニュース(大紀元 エポックタイムズ・ジャパン)は、議員の訴訟内容について伝えている。

「米ペンシルベニア州のキャシー・ブックバー州務長官は24日、同州で大統領選挙の結果について、民主党候補のバイデン前副大統領の勝利を認定した。これに対して、マカルー判事は翌日、州政府に対して、大統領戦の結果認定に関する「さらなる措置を取らないよう」と命じた。

米ペンシルベニア州連邦地裁のパトリシア・マカルー判事は1125日、同地裁で27日に大統領選挙の投票問題をめぐる公聴会が開かれる前に、州当局者が集計結果のさらなる認定をしてはならないと命じた。

共和党のマイク・ケリー米下院議員とペンシルベニア州下院選挙候補者のワンダ・ローガン氏ら8人が1121日、同州のトム・ウルフ知事が20191031日に署名し発効した「郵便投票第77号法案」は、ペンシルベニア州の憲法に違反したとして、同知事、州政府、ブックバー州務長官、州議会を相手に訴訟を起こした。マカルー判事は同訴訟を担当している。

ケリー議員らは訴状で、「法を通して、不在者投票を違法に拡大する過去の試みはすでに、1839年の『軍人不在者投票法』で否定された。しかし、第77号法案は、不在者投票の制限を無効にするもう1つの違法な試みだ。第77号法案は必要な憲法改正の手続きを経ずに、不在者投票を拡大しようとした」と非難した。

現在、民主党側の法廷闘争を担当している弁護士の1人、マーク・エリアス(Marc Elias)氏は21日、ツイッター上で、ケリー議員らの訴訟について「取るに足らない(frivolous)」と表現した。

エリアス氏のこの投稿に対して、トランプ大統領は「決してどうでもよい問題ではない。米議会で最も尊敬されている議員の1人が訴訟を起こした。彼は他の多くの人と同じように、偽投票、死者の投票、共和党監視員に対する集計監視禁止など、混乱した不正のある選挙にうんざりしている!」とコメントを書き込んだ。」

(大紀元 エポックタイムズ・ジャパン)

 

この下院議員の訴えをマカルー判事は認めたわけであるが、トランプ陣営にとっては初めてと言える訴訟上の勝利だ。もちろん今回の判決は州地裁にあたるところの判決なので、当然控訴されると思われるが、単に不正の証拠がないと棄却されるよりは、郵便投票法改悪自体が憲法に違反しているか否かを問うものなので、今後も勝ち進む可能性は大きい。しかも、この判決が他の激戦州に与える影響も大きいといえるだろう。

 

そして、マカルー判事は投票の再集計ではなく、選挙自体を無効として、投票による選挙人選出を否定し、憲法に制定された選挙人の選出は議会の権限であるということを是認してその通り州議会が決定せよと求めているのは画期的なことだ。ペンシルベニア州議会は共和党が優勢なので、選挙人はトランプ陣営になることだろう。

 

ただ、この情報はいつものように今のところエセ主流派マスコミは伝えていない。不利なもの知らせたくないものは一切無視をするマスコミだから日本も当然報道しない。

情報が少ないと、「カナダ人ニュース」の伝えることも果たして本当なんだろうか、喜んでいいのだろうかと心配になってくる。大紀元その他やニュースマックスなどが扱ってくれるといいのだが。

 

もう一つの朗報が我那覇真子さんのYouTubeで知った。

沖縄の我那覇真子さんは大統領選挙について、現地に一人で飛んで、デモや集会、現地の人々の意見や米国で選挙がどのように受け止められ、伝えられているかを毎日カメラを回し、ホテルの一室から日本に向けて伝え続けているのだ。素晴らしいジャーナリズム精神と行動に頭が下がる思いだ。日本のマスコミはバイデン押しだから、こういう女性の活躍を一切報じない。

またチャンネル桜の水島総は、沖縄の我那覇真子さんの関わる訴訟について、全く理解を示さず暴言を吐いて、これまでの我那覇さんの優れた活動を貶め、チャンネル桜から放逐するという暴挙に出たのだが、こういう素晴らしい活躍もおそらく無視するのだろう。

 

話がそれたが、我那覇さんによって知った朗報とは、米国CNNの報道姿勢の変化のことである。

CNNChina News Networkと揶揄されているように、偏向報道はお手のものなので、多くのアメリカ人に信用されていないのだが、最近の大統領選挙絡みでその酷い報道に皆が嫌気をさして、視聴率もガタ減りで身売りも近いかもと言われている。

 

そんなCNNがトランプ大統領の再選の可能性(「POTENTIAL PATH TO TRUMP VICTORY」)を放送したというのだ。

激戦州の州議会に送られた選挙人が否定されて、州議会が選挙人を選定することになり、バイデン勝利の州がトランプに変更される可能性がある。結果、270の選挙人を取る候補者がいなくなり、1州1人の下院議員による選挙になる可能性がある。そうなると、トランプが再選されるかもしれないとCNNが伝えたというのだ。

これはどういうことを意味するのか。

 

ひとつは、CNN内部の良識記者の造反。

もうひとつは、バイデンの選挙不正行為について、米国民が気づき始めた、流れが変わってきたとCNNが気づいて、少しずつ軌道修正を始めたのではないか、ということだ。

エセ主流派マスコミは、バイデン勝利の既成事実を積み上げてきたのだから、そのまま知らん顔していればいいのであるが、CNNですらトランプ陣営の激戦州の訴訟闘争に怯え始めたのではないかということだ。

事実は分からないが、こういうところに変化の兆しが見て取れるのではないかと思うのである。

 

上念やケント、KAZUYAらはこういう情報をみてどう思っているのか知りたいものである。

もしトランプ大統領が再選したら、平気な顔で、我々もトランプを最初から応援していたし、こりこそがアメリカの民主主義の醍醐味だ。素晴らしいアメリカだ、とでも言うのかもしれない。

 

<追伸>

POTENTIAL PATH TO TRUMP VICTORY」というCNNの放映はフェイクだと打ち消している情報を見つけた。

その言い分は、「この放送は選挙前に放映されたことに注意することが重要です。一部の人が抱えていた混乱を解消しました。 9月に放映されたようで、この話の内容は何も変わりません。」(グーグル翻訳)

つまり、CNNとしては、トランプが勝ちそうだ言ったのではなく、選挙前にトランプ勝利する道を伝えただけだから、トランプが逆転して勝利するなんてとんでもないと打ち消しているのだ。

どちらが本当なのか。本当に9月に放映したのだろうか。それを今持ち出したのは、逆にバイデン陣営を揺さぶるためのフェイク記事だったのだろうか。

もしフェイクとしても、CNNに一矢報いたと思えばそれなりに胸がすくというものだ。