ホワイトハウスはなぜ白く塗られているのか。

「…ホワイトハウスの建設が始まったのは初代大統領ジョージ・ワシントンのときで1792年だ。着工から8年後に2代目大統領のアダムズが入居した。

その後、1812年に米英戦争が始まる。当時、ヨーロッパではフランスとイギリスが緊張状態にあった。この隙にアメリカが、イギリスの植民地だったカナダに侵攻した。これに激怒したイギリスは反撃を始め、アメリカ本土に上陸する。

この戦争で有名なのが「ワシントン焼き討ち」だ。イギリス軍は1814年にワシントンを陥落させ、指揮官が公的な建物を焼くように命じたのだ。ホワイトハウスは壊滅状態になってしまう。

翌年の1815年、ようやく終戦を迎え、4代目大統領のマディソンが「アメリカの主要部がこんな状態ではみっともない」と、再建を指示した。

このとき、かろうじて形を保っていた外壁が真っ先に改装された。全焼した内部に先んじて、黒く焼け焦げた跡を隠すために全体を白いペンキで塗ったのだ。実務に関係ないとはいえ、まずは対外的に「汚点」を見せたくなかったのだろう。公式に「ホワイトハウス」と呼ばれるのは1901年からだ。(後略)」

 

「ホワイトハウス」は、歴史的には黒く焼け焦げた跡を隠すために全体を白いペンキで塗ったということだから、「ホワイト」は誤魔化しの色であったようだ。しかし、その後はアメリカ大統領の政治シンボルとして、自由とか正義を表わし、元々はピューリタンの国なので清廉潔白であることも表現している。

 

さて、バイデンは来年このホワイトハウスに勝手に入る気でいるらしいが、トランプが許さない。強引に暴力で入ろうとすれば、トランプの指示で連邦軍が妨げる可能性すらある。

ともあれ、強引に不正簒奪大統領のバイデンがホワイトハウスの主人になるとは、いかにもこの「ホワイト」色にはそぐわない。真っ黒けの不正の親分に相応しいのは「ブラック」だろう。

バイデンがブラックに塗り替えるわけはないから、ぜひ(もしトランプがホワイトハウスを退去するとしてだが)トランプ大統領は、このホワイトハウスを全面的にブラックに塗り替えてほしいものだ。

ブラックハウス!これが一番バイデンらしい色なんだから。

もし、そのままホワイトハウスなら、それは歴史的に黒く焼け焦げた跡を隠すために全体を白いペンキで塗ったということだから、そのホワイトは歴史に相応しい誤魔化しの象徴、不正と悪の象徴としてのホワイトハウスとなろう。

 

そうそう聖書の「白く塗りたる墓」を思い出した。(高橋和巳に同名の題の小説があった)バイデンの入るホワイトハウスはまさに「白く塗りたる墓」となろう。

 

「白く塗りたる墓」という言葉は、新約聖書の「マタイによる福音書」の23章に出てくる。

偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたはわざわいである。あなたがたは白く塗った墓に似ている。外側は美しく見えるが、内側は死人の骨やあらゆる不潔なものでいっぱいである。このようにあなたがたも外側は人に正しく見えるが、内側は偽善と不法とでいっぱいである」

 

この直前の章には

「偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたはわざわいである。杯と皿の外側はきよめるが、内側は貪欲と放縦とで満ちている。 盲目なパリサイ人よ。まず杯の内側をきよめるがよい。そうすれば外側も清くなるであろう。」

 

バイデンのホワイトハウスこそ、この聖書の言葉ほど適切なものはない。

外側は美しく見えるが、内側は死人の骨やあらゆる不潔なものでいっぱいである。…内側は偽善と不法とでいっぱいである。」

 

ホワイトハウスこそ白く塗りたる墓!

 

まず杯の内側をきよめるがよい。そうすれば外側も清くなるであろう。」とあるが、バイデンには無理であろう。バイデンに相応しい場所は…。

 

バイデンの行く先はホワイトハウスではない。元NY市長のジュリアーニ氏がバイデンに向かって怒りを持って糾弾している。

 

「…暗黒の王子ジョー・バイデン。

ジョー・バイデンは麻薬常習犯の息子ハンターを受け子として利用した。40歳の時、息子はなぜ全ての歯を失ったと思う?非常に強いプレッシャーの下で生きていたからだ。

人殺しや犯罪グループとの付き合い。ニコライ・ズロチェフスキー、エレナ・バトゥリナ、さらに川に沈められた葉簡明、大物マフィア、シラゲ・バルジャーの甥!

このような者たちを相手にしたら、麻薬常習犯はどうなると思う?

ジョー、父親なのに息子をこのような人間の相手をさせた。麻薬中毒はどんどん深刻になった。堕落した麻薬中毒者になった。

これらをやってくれるクズをワシントンで探せばいいのに。息子を使って、彼の一生を台無しにした。

賄賂を受け取るために、不正な金を隠すために家族まで利用した。そのおかげで自分は億万長者の生活をした!

これでもアメリカ大統領になれると思うのか。今すぐそこの連邦刑務所に行け!そこで過ごせ!

君の行くべきところはホワイトハウスではなく、連邦刑務所だ。

君は今後もアメリカを売ろうとしているだろう!」

 

ジュリアーニの告発はハンターを使って私腹を肥やしたことだが、投票が終わった今、更に民主主義の根幹を踏みにじる不正を大々的に行った。

「君の行くべきところはホワイトハウスではなく、連邦刑務所だ。」