いつものように、ほとんど何の審議もしないまま臨時国会は閉幕となりましたが、やったように見せたのは野党の「桜を見る会」の追及だけ。野党はモリカケ国会といい今回といい、何かマスコミ受けを狙って騒いで、国会をさぼって給与とボーナスはちゃっかりもらっているようです。

 

私はこんな野党は存在意義は無いし、税金泥棒だし、全くないほうがましの存在に成り果ててい.ると思っています。だから、政党支持率も数%を行ったり来たりと国民が何も期待していないことを示しています。

 

「桜を見る会」の追及も、野党は閉会中も追及を継続する方針とのことと来年の通常国会にかけても追及を続ける姿勢を強調したようです。モリカケの再演です。

 

私は「桜を見る会」のことなど、どうでもいいと思っています。

少しばかりの問題があったのは確かですが、日本国家を揺るがすような問題でもなんでもありません。どうせやるなら、NHKが放映した東京首都直下地震による膨大な被害をどうするのか、国会で議論して下さい。

 

「桜を見る会」についての野党とマスコミ批判の総括を、いつもの「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」が書いていますので掲げておきます。

 

パチンコ屋の倒産を応援するブログ(2019.12.9

…モリカケで3年粘ったものの元々違法に問える証拠など何一つなく、総理側になんの違法性もない案件だったために大阪地検特捜部長だった山本真千子が小出しにリークをしたり、マスゴミも野党側も話をすり替え続けて粘る「ムービングゴールポスト論法」で延々と騒ぎ続けました。
 

しかしながらあまりにも中身がないまま延々と騒ぎ続けたため、野党の支持率がさらに下がるだけになってしまいました。そこで国会を妨害するための新たなネタを共産党が無理矢理見つけてきたのが「桜を見る会」でした。
元々は「5000万円も使っている!税金の無駄使いだ!買収だ!」などというところを騒いでいました。しかしながら新宿御苑で警備まで付けて開催し、1万人を越える人を集めている中でたった5000万円の費用。もはや買収なんぞ無理筋な話で、しかも交通費は参加者負担です。

 

また、早朝の営業前の時間を使って行うので遠方からの参加者は前の晩から宿泊していなければ参加できません。日本共産党や立憲民主党の黒岩宇洋らの理屈ではこれが買収ということになるわけですが、費用の都合から冷凍の安物の食べ物がちょっと出るだけで宿泊費や交通費を自腹で負担させる買収なんて説得力が全くありません。
 

モリカケと同じく最初から総理を違法に問えないとわかっているのですこしでもボロが出ようものならすぐに話をすり替えてゴールポストを動かすムービングゴールポスト論法で騒ぎ続けています。
 

話をすり替えまくっているうちに「反社がー」とジャパンライフの山口元会長が招待されていたとだから安倍がジャパンライフの詐欺の被害者を増やしたみたいな事を朝日新聞が書いてこの線で騒ぎ続けようとしているのですが、朝日新聞はTBSに裏切られたようです。

 

TBSが山口元会長に取材したところ鳩山政権での桜を見る会にも招待されていたこと、安倍総理と昭恵夫人には会ってもいないこと(桜を見る会には山口元会長は1度も出席していない)、ついでに朝日新聞がジャパンライフが安倍総理からの招待状を利用した画像をチラシとして配ったかのように書いた事についてもチラシとして配った事はありませんと朝日新聞の虚報がまた一つ確定となっています。
これで「ジャパンライフの山口元会長を招待した」というだけで安倍総理がさも悪事を行っていたかのようにする話はいつもどおりのブーメランとなっています。


むしろ鳩山内閣が行った桜を見る会では約30分間の「鳩山由紀夫らと支持者のための撮影会」の時間が設定されていた事を考えれば民主党政権では桜を見る会を選挙に利用する目的が強くこちらの方こそ買収だと共産党や黒岩宇洋らは騒ぐべきでしょう。

いつもブーメランの方がダメージ大きいんですよね。
 

ムービングゴールポスト論法を使う人は最初から無理筋だとわかっていてゴネることが目的にあるのでゴールポストを動かしまくるんです。もし「この部分が確実に違法だ」と確信しているのならその一点で徹底的に攻撃してきますよ。最初から無理筋だとわかっているから次から次へと話をすり替え続けてゴネ続けるんです。(後略)」

 (引用終り)

 

来年の桜を見る会は中止だそうですが、ぜひ開催してほしいですね。

ただし、招待者は野党と労働組合とマスゴミと中韓代表者に限る。議員後援会の招待は何人でも自由とする。あいち、ひろしまトリエンナーレの芸術監督及び反日芸術作品作家及び大村愛知県知事は特別に招待する。芸人は呼ばない。ただし、ウーマン村本、ラサール石井、桑田佳祐は招待する。首相以下閣僚は参加しない。費用は必要なだけ使い放題、久兵衛の寿司も可。

そうすれば何にも問題はないでしょう。とっても楽しい桜を見る会になるでしょうね。

 

そうそう、その時は会の名前も場所も変更しなくては。

左翼が見る会」と「代々木」公園で、とね。(今はどうなのかな。昔は代々木とは共産党の代名詞だったんだけど)

 

元に話を戻しますが、私が「桜を見る会」のことなど、どうでもいいと思っているのは、それ自体が小さい問題であるということと、その野党の追及が安倍政権の政策を隠蔽することに加担すると思っているからです。

 

野党は「桜を見る会」追及によって野党として大事なことをしないことのアリバイ作りをしているのです。やった振り。それで喜んでいるのは自民党と財務省です。

この程度のことでマスコミが騒いでくれたとして、今総選挙したとして自民党が負ける訳がないのです。
国民はばかではないのです。
当然野党も勝てるとは思ってはいません。単に野党は、政府自民党を攻める名目が欲しいだけなのです。
何かを訴える素振りをしなければ戦えませんから。


そのために、野党の合流をめぐり、立憲民主党では衆議院の解散・総選挙も念頭に早期の合流を目指すべきだという声が強まっているとのこと。バカというしかありません。

ちょっと前に分裂したのにもう合流ですか。じゃあ何で分裂したんですか。訳わかりません。

「野」党が、「合」流って、短かく縮めれば「野・合」になります。名は体を表しています。全くこれで国民に訴えることができるとでも思っているとしたら、バカです。

 

これからもなぜ「桜を見る会」の追及なのか。なぜ安倍政権の経済政策の誤ちを正そうとしないのか。

 

消費税増税をして不況が深化しています。

三橋貴明氏が「アベ・ショック」と経済政策を批判しています。

「そして、景気がなだらかな下降線を描いているタイミングで、消費税増税(19年10月)。
  景気動向指数が、何と2013年春の水準に戻ってしまったというわけです。つまりは、過去七年の安倍政権の「経済政策」とやらの効果は消滅した、と。
 アホですか! ここまで愚かなのですか、日本政府は!愚かなのですが・・、残念なことに。何しろ、我々日本国民が「民主制」で選んだ政府でございますゆえ。
 怖いのは、この状況にありながら、未だに安倍政権は「消費増税」や緊縮財政の責任を認めようとしない点です。つまりは「台風や外需のせいであり、自分のせいではない」という姿勢を貫いているのです。

政府が消費税増税の影響が大したことないというならば、別に慌てて経済対策打つ必要はないでしょうに。要は、選挙対策なんでしょうが。もちろん、政府関係者は、「ヤバい!アベ・ショック、本当に来ちゃったよ、コレッ! ミツハシシネ!」とか青ざめているのでしょう。

  とはいえ、そんなことは口が裂けても言えないので、 「消費税増税の影響は大したことないけど~、でも対策は打っておくわ~」という、意味不明な態度に出ているわけです。正直、アベ・ショックが始まったことよりも、政府が「危機を見ないふりをしている」ことが恐怖です

(中略)

三冠王”安倍総理大臣、見事なものです。

  ちなみに、三冠王とは、

 「憲政史上、最も実質賃金を引き下げた総理大臣」

 「憲政史上、最も実質消費を引き下げた総理大臣」

 「憲政史上、最も出生数を減らした総理大臣」

という意味です。総理はルソーの定義でいう「最悪の政府」の三冠王です、おめでとう、安倍総理!」

 

以上の三橋貴明分析に従えば、安倍政権の経済運営は失敗であり、その責任を追及することができる、いや責任追及を早急にしなくてはいけないのです。

「桜を見る会」追及なんてしてる場合かよ!です。

 

しかし、野党の考えも安倍政権の政策つまり財務省の政策と同じだからです。
野党に肝心の経済政策つまり国民生活を豊かにする処方せんがない、安倍と同じなんです。

だから政策で勝負ができない。それは安倍政権つまり安倍政権の政策を隠蔽することに加担することにつながるのです。
桜を見る会追及は、だから野党の誤魔化し、国民に対する誤魔化しなんです。
 

今の野党がアイデンティ政治にうつつを抜かし、労働者・国民を見捨てているのに何もしようとしない、財務省の言いなりになっているのが今の野党なのです。

財源が無いから緊縮賛成、公共事業反対等は野党も自民党も同じなんです。これでは不況から脱出はできません。
 

吉松崇著「労働者の味方をやめた世界の左派政党」(PHP新書) という本があります。

立憲民主党や国民民主党などの野党はまさに労働者の味方をやめた政党といえるでしょう。

この本では世界の左派政党を切っていますから、ダメになったのは日本の野党だけではないので、日本の野党も世界の流行の上に乗っているわけですが、だからといって少しも褒められたことではないのです。

今、そういうだらしない野党、本来の目的を失ったリベラルに、リベラルの側からも批判が出てきているようです。マーク・リラの「リベラル再生宣言」とか「そろそろ左派は<経済>を語ろう レフト3.0の政治経済学」(ブレイディみかこ 松尾匡 北田暁大)とか。

 

しかし日本の野党にはバカな議員や学者しかいないからそういう反省する動きに気が付く者がいない。柚木道義や山井和則・今井雅人・杉尾秀哉等にそういう反省が期待できますか?シュレッダーを見に行くのが関の山でしょう。


わずかに山本太郎だけがそのことに気付いたのです。そして国民の声を吸い上げたのです。山本太郎の芸人性なんかもうないのに、急に支持が集まったのは野党が全く言わない「政策」を言いだした、国民が求めていた政策を言いだしたからです。

 

私は山本太郎は認めません。やはりグレタと同じように背後にいる団体が信用できないからです。

しかし、れいわ新選組山本現象を野党がキチンと分析すれば、国民は野党に「桜を見る会」追及など望んでいないことがわかるはずです。

 

そりゃあ何も考えない、マスコミに脳を汚染された国民も多くいるから「桜を見る会」の追及をもっとしろという有権者もいるでしょう。

しかし、そんな国民はむしろ「一部」なんです。

大多数は、今の生活は苦しい、今の安倍政権になってから少しもよくなっていない、将来が不安だ、財源が無いだけで増税と社会保障の切り捨てはホントに正しいのか、おかしいんじゃないか、という当たり前の疑問を持つ国民が増加しているのです。

 

桜を見る会なんてどうでもいいと思っている人達が大多数のはず。そういう人達の声をくみ取らない野党ってなんなのか。LGBTと多様化、移民礼讃だけの野党ってなんなのか。

 

野党が野合したって全く意味がない。安倍政権の政策が如何に間違っているか、財務省の言いなりにならない政策を構築できるのか、そういう観点から野党が政策を作りあげれば、支持率は2%とか3%とかでなく、グンとアップするはずです。れいわ新選組が証明しているじゃないですか。

そのためには、枝野とか安住とか福山とか古いボスを辞めさせ、柚木道義・山井和則・今井雅人・杉尾秀哉などのクズ議員を排除して真正野党を作るべきなんです。

もしそれができるなら、私は野党に投票します。