月刊ウイル1月特大号は為になる記事、読むべき記事が多い。まだパラパラだが、いくつも読んでみたい記事があった。暇があったらメモ的に紹介したい。

 

今回はいつも偉そうな立憲民主・安住淳国対委員長のことだ。国対委員長とは野党にとっては政局にすることが目的で、できれば審議拒否して、安倍政権の疑惑が深まったと騒いでテレビで扱ってもらうことを生業にしているらしい。そんなことやればやるほどイジメにみえて、立憲民主は嫌われるのに。

 

野党はいつも正義ぶって偉そうにしているが、この安住のある仕打ちについて、月刊ウイル1月特大号の記事が報じている。

 

3.11大川小学校の悲劇に最高裁判決!「早く逃げっぺ」-息子の訴えを無視した教師」と題してのインタビュー記事だ。話すのは大川小学校児童の父、小さな命の意味を考える会の佐藤和隆さん。

 

東日本大震災で、大川小学校の児童74人と教職員等11人が津波の犠牲になった。学校に責任は無かったのか、児童の遺族が市と県に損害賠償を求めた訴訟で、学校の防災体制に不備があったとして、やっと最高裁判決がでた。市と県に14億円超の支払いを命じた判決が確定した。

 

この災害ではまたまた石巻市の教育委員会が責任回避の為に逃げまくったのであるが、今回の訴訟では教職員らの避難誘導が遅れ、児童らが津波到着までに避難ができなかったことの責任が問われた。
教員らは児童の避難のために一時校庭に児童を集め、そこから避難誘導をする手はずになっていた。
しかしその待機時間が45分にも及び、その結果津波から逃れることができなかったことで、子供たちが死亡したのは教員らが安全配慮義務に違反したことによる人災であると主張したのである。

 

遺族の説明によれば、訴訟の原因は子供たちの死亡という事実だけではなく、事実を歪曲し正視しない教職員らの不誠実な対応や市教委による聞き取り調査では、市教委に不利になる情報は全て塗りつぶしたことにもあったとのこと。

自分たちの避難誘導は適切だったと主張を続け、裁判中に和解に応じなかったことも不誠実な態度を続ける市や県に対して不信感があるからだと。

 

教師と教育委が一体となって真実を隠蔽しようとしていたことにたいして、遺族は国会議員に助けを求めて陳情したそうです。ここからが安住淳議員の出番です。

佐藤和隆氏

石巻出身で当時財務大臣だった安住議員(現立憲民主・安住淳国対委員長)は、我々がどれほど陳情にあがろうと、全く取り合ってくれませんでした。時財務大臣という立場だったら、県や市に対して、「調査をしっかりせよ」と強く要求出来たでしょうに。なぜ何もしなかったのか。

安住淳議員の背後には、日教組のドン、輿石東氏(元民主党幹事長)が控えていたのです。だから、学校側に責任がある証拠が次から次へと出てきても、安住議員は輿石氏の意向を忖度して、どんどん握りつぶしていった。

今、安住議員をはじめ野党は「桜を見る会」が公職選挙法や政治資金規正法に抵触する疑いがあるのではないか、といって騒いでいます。

ですが、自分の胸に手を当ててみてほしい。政党や自身の利権を守るために、様々な声をつぶしてきたではありませんか。(後略)」

 

安住が石巻出身議員ならもっと犠牲児童の遺族に「寄り添って」親身になって対応すべきなのに、輿石の親分の顔色を窺って何もしようとしなかった。これが左翼の正体、安住の正体である。

「桜を見る会」追及で偉そうにしていても、石巻市民には通じないのではないだろうか。