全国の左翼とマスコミの応援に気を良くしたのか、反日愛知県知事大村があいちトリエンナーレの表現の不自由展の再開を強行した。

県の愛知芸術文化センタには全国の左翼が集まって気勢を上げたようだが、河村名古屋市長が理不尽な大村愛知県知事の決定に抗議して、座り込みを決行。恥ずかしい左翼県の愛知にしっかりした者もいるという証明を市長自らしていただいことに感謝を表明したい。

私も名古屋市には30年近く住んでいたから、今名古屋にいるなら河村市長の横で座り込みに参加したいくらいだ。

 

<追加>

河村市長の座り込みに、反日バカの大村がツイッターで叫ぶ。

「県立美術館の敷地を占拠して、誹謗中傷のプラカードを並べて、美術館の敷地の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず。常軌を逸してます」

 

お前が言うな!次のように書き替えよ。

「県立美術館の展示場を占拠して、日本国と昭和天皇を誹謗中傷した醜悪なゴミを芸術作品と称して並べて、美術館の中で反日を叫ぶ。日本国民の迷惑も顧みず。大村と津田は常軌を逸してます!」

 

テレビではニュースで扱っていたが、いつものやり方で、表現の自由を抑圧するという一方的な扱いだ。特にひどかったのは、テレ朝夕方のスーパーJチャンネルのアナウンサー渡辺宜嗣の冒頭の一言。

8月に「表現の不自由展」を見に行きましたが、展示が中止になり、私も見る自由を奪われました。」

渡辺の「見る自由を奪われました」とは、展示中止がさも自由の抑圧だと印象付けたかったのだろうが、ジャーナリストとしては情けない言い方だ。

 

猥褻物陳列罪でエロビデオを警察に押収された際に、渡辺は「私もエロビデオを見る自由を奪われました」とでも言うのだろうか。

通行人を無差別に殺そうとしたら、警察に捕まった際に、渡辺は「私も通行人を殺す自由を奪われました」とでも言うのだろうか。渡辺のバカ!

 

ここで問題になっているのは、自由を奪われたかどうかではなく、自由を制限されてもやむを得ない中身の問題だろうに。

渡辺は、いや(渡辺は単に台本を読まされた可能性があるから)テレ朝は、「表現の不自由展」の中止を、最初から自由の抑圧と勝手に決めつけて、視聴者を誘導しようとする左翼特有のいつもの悪辣な表現方法を用いているのだ。

 

河村市長は大村反日愛知県知事にこの件に関し、公開質問状を送っている。しかし、回答はなしのつぶて。そこで督促状を送ったものの当然大村は何も回答せず、反日展示を強行再開した。

 

河村市長の公開質問状の一部を紹介する。(短く引用したかったが、基本的なことがキチンと書かれているので、敢えて長くても引用しました。)

 

公開質問状(920日)

貴職(愛知県大村知事)は、2019年9月10日付けで、「あいちトリエンナーレ2019『表現の不自由展・その後』について」と題する文書(以下「大村意見」)において、当名古屋市長の見解を公表した文書に対し、「日本国憲法を解釈する上でいくつかの疑義が散見されました。」と述べた上で、「このような間違った情報を市民に発信されている」などと聞き捨てならない、著しく不穏当な誹謗記事を公表されております。

しかしながら、当名古屋市長の方では、貴職の日本国憲法の解釈の方こそが、その趣旨を明らかに曲解されており、「あいちトリエンナーレ実行委員会」の会長として、また、愛知県知事としての職権を適正に発動せずして、これを懈怠し、現時点でも、あいちトリエンナーレ2019の企画展「表現の不自由展・その後」の適正な運用を懈怠し続けている疑いがあるものと考えております。

ついては、「実行委員会会長代行」として、また、名古屋市長として、貴職に対し、後記の諸事項について質問いたします。速やかに書面での回答を賜りたい。

 

1.愛知県知事・大村秀章殿の「芸術」についての見識を問う。

【問1】

本件企画展では、愛知芸術文化センター(公共施設)で、昭和天皇の肖像写真を、意図的にバーナーで燃やした上で、その灰を靴で踏みつける動画作品が展示されてありましたが(以下「肖像画・焼損映像」と言います。)、貴殿は、「一県民として」、このような「日本の象徴であり日本国民統合の象徴」である天皇の肖像写真を明らかに冒瀆・陵辱する暴力的なモチーフの作品についても、「芸術性」があるとお考えか。「あり」「なし」で、端的に回答されたい。

【質問の趣旨】

貴職は「大村意見」でも、「首長としての行為や発言」と「個人的な行為や発言」とは「厳に区別されるべき」であることを主張されており、当名古屋市長としても、この貴職の見解に異を唱えるものではないが、「健全な良識」をもった名古屋市民(愛知県民も同様)の圧倒的多数は、「肖像画・焼損映像」の如き暴力的な作品には激しい嫌悪感・不快感を抱き、心の深いところで傷つくことは必定であると考えられるので、上記作品の「芸術性」の有無・評価について、「一県民として」、すなわち「大村氏個人として」の見識を是非とも伺いたい。なお、上記の作品は、あくまでも例示であり、「展示物」の「芸術的な価値」を云々する以前の問題として、そもそも公的事業として、公共施設で展示する「芸術」の範疇に属する展示物であるか否かについて重大な疑義があるので、愛知県知事ご自身の公的立場を離れた「個人的見解」を問うものである。

 

2.「作品」のもつ反社会性・害悪性の評価と、「芸術性」の評価とは、別次元の問題ではないか。

【問2】

ある特定の作品、例えば「肖像画・焼損映像」のもつ「芸術的な価値」の有無・程度の評価と、その反社会性ないし「害悪」性(むしろ、「反芸術的」ともいうべき性質)の有無・程度の評価とは、全く別次元の問題であり、後者の評価については、「県立美術館の安心・安全な管理運営」上の必要性の観点、又は、公共団体が実施主体となる公共事業の性質からくる表現の内在的制約の観点から、「芸術」的評価とは別異に法律判断が可能であり、本件企画展の主催者代表である貴職の責任において行うべき性格の「法的」判断ではないか。

【質問の趣旨】

憲法21条1項が保障する「表現の自由」については、「公共の福祉」(憲法12条、同13条参照)の制約が及ぶか否かについては、異論のあることは承知しているが、「公共の福祉」による制約を認めない見解においても、表現の自由も無制限のものではなく、「内在的な制約」があることは異論のないところであると思料される。そして、本件企画展の場合、「肖像画・焼損映像」のような健全な良識をもった日本国民の「心」「魂」、あるいは一部には「(戦後の)皇族に対する畏敬の念」、「自尊心」が深いところで傷つけられ、それ故にこそ、愛知県及び愛知芸術文化センターに抗議が殺到することが「事前に」当然に予想され、県立美術館における「平穏で静寂な館内環境」を保持できないことが当然に想定される作品については、「県立美術館の安心・安全な管理運営」の面から規制することは貴殿の当然の職責であり、現に、貴職は、問題が顕在化した後になって、(芸術監督と相談の上)貴職の責任において本件企画展を独断で中止させている。貴職は、「公人が特定の作品の芸術的な価値について当否を判断すること」は、厳に慎むべきであるとの立場であり、当名古屋市長も、全く同様の立場であるが、このような「県立美術館の安心・安全な管理運営」の見地からの「作品評価」、当該作品の表現内容に内在する「暴力性」、「反社会性」等の害悪の面に向けられた「作品評価」は、当該作品の「芸術性」評価と全く関係のない別次元の評価であり、公的な立場からも十分に評価できる「法律上の判断」であると考えるが、いかがか。

3.実行委員会会長代行として実施検証して、特に疑問に思った次の作品について、芸術監督(津田大介氏)の見解を問う。

【問3】

次の二つの作品⑴⑵について、各々について、①過去に美術館から排除された理由、及び②芸術監督(津田大介氏)が、今回の愛知県主催の国際芸術祭の展示品として相応しい「芸術的な価値」があると考えた根拠(「芸術性」を認めた理由)について、説明を求める。

「平和の少女像」

左の少女像は、韓国ソウル市内で、慰安婦が旧日本軍に「強制連行」されたという虚偽の歴史認識を前提として、旧日本軍の従軍慰安婦被害を思い起こさせるという反日感情をかき立てる目的で、日本国大使館前に立てられた造型と同じ、意匠・形状の造型である。

当該少女像の英語の説明書には、「Sexual Slavery(性奴隷)」と明記されていたとの報道もあるところ、歴史的事実に反し、日本国及び日本国民を侮辱するものであるとの批判が出されることが当然に想定される作品である。

「時代ときの肖像―絶滅危惧種 idiot JAPONICA 円墳―」

左の作品は、「愚かな日本人の墓」という意味を含む題名の作品であり、かまくら状の造形物の天頂部に、出征兵士のために寄せ書きした日の丸を貼り付けられ、その周囲に「憲法9条を守れ」という新聞記事や、靖國神社参拝の批判記事等が貼り付けられ、底部には、米国の星条旗を敷かれている。

多くの県民は、先の戦争で戦死された方々への侮辱を含む趣旨の作品であると認識するものと考えられる。

【質問の趣旨】

本件企画展の各展示物は、過去に美術館等から、その「芸術性」に関する疑義を理由に「排除」された作品を集めたものと承知しているので、芸術専門家・学芸員らの専門的判断のもとでも、「芸術性」に対する否定的評価が前提にあるものと理解される。もとより、「芸術性を否定された作品」について、「芸術性の否定」自体を理由に「芸術」作品として扱うことは背理であり、「芸術概念の自殺」である。本件企画展の如く、「芸術」作品に関する企画展の主催者が、地方公共団体の首長である場合は、もとより、個々の作品の「芸術価値の評価」自体は、芸術監督ら専門家の判断に一任されるべきものであるとしても、多くの県民から作品の芸術性について疑問提起がなされた作品については、貴職(大村知事)には、「国際芸術祭」(「国際表現祭」ではない)の総責任者として、芸術監督(津田大介氏)に対し、同人の「芸術」ないし「芸術性」に関する一般的な評価基準と、同人が各作品について「芸術的価値」を認めた根拠について具体的に説明を求め、その説明内容を県民に公開すべき説明責任があると考えられる。

そこで、名古屋市民からも疑問提起が圧倒的に多かった上掲⑴⑵の二作品について、芸術監督(津田大介氏)が、単なる政治的イデオロギー的主張にとどまらない、「芸術性」を認めた根拠・理由について、具体的に説明を求める。

 

6.(略)

7.実行委員会が本件企画展の作品を「隠して出す」と言って、作者に出品を勧誘したのは事実か。
【問7】

Abema TIMES」が配信するインターネット記事によれば、作品「時代の肖像―絶滅危惧種 idiot JAPONICA 円墳―」(直訳:「馬鹿な日本人の墓」)を出展した中垣克久氏(造形作家)は、当該作品を本件企画展に出展した経緯について、

「最初、表現の不自由展実行委員会から私(中垣氏)のところに(作品を)出してくれと。ただし、普通には出さない。隠して出すそう言われた時に、『それはおかしいんじゃないか。堂々と出したらどうか』と言ったら、(実行委員会の方から)『中に慰安婦の像がある。これは今出したら問題だから』と言われた」と記載されているが事実か。
また、

中垣氏が津田氏(芸術監督)に電話をかけた際、「我々出品者の名前・情報が事前に出ていない。こういうことはあり得ないぞと言ったら、『必ず後で出す』と」の返答があったと書かれているが事実か。
各々、事実の有無について、実行委員会事務局、及び津田大介氏に事実を確認の上、実際の事実関係を明らかにされたい。
【質問の趣旨】

「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会第1回会議録」によれば、貴職は、当該会議の席上、「今回私が大変大事だと思いますのは、県民の皆様(名古屋市民も当然含む。)への情報公開と県民参加が芸術祭の一番大事なポイントだと思います。」と高言されている。

しかるところ、本件企画展については、「芸術の専門家」が「専門的な観点から」、各作品の「芸術性」をきちんと判断・評価した上で、作品の選別を行っているとは到底思われず、実際、国際芸術祭に相応しい作品の選別について、疑問を差し挟む上記【問7】の事実が報道されている。もとより、貴職には、愛知県知事かつ実行委員会会長として、本件企画展の設営内容・設営状況について、十分な説明責任があると考えられる。
よって、貴職の尊重される情報公開の見地より、合理的な調査をされた上で、その真偽を確認し公表されたい。
以 上

 

かなり長く引用したが、河村名古屋市長の主張がこの公開質問状でよくわかるだろう。

しかし、反日愛知県知事の大村は全くこの質問状に回答せず、というより回答できないからだんまりを決め込んだ。これも左翼特有の常套手段だ。

河村名古屋市長は反日愛知県知事の逃げを許さず督促状を発送した。

 

督 促 状 
先般、あいちトリエンナーレ 2019「表現の不自由展・その後」について、実行委員会会長代行として、貴職に対し令和元年9月20日付で「公開質問状」を差し出し、速やかな回答を求めておりますが、その後、10日以上経過した今日に至るも、未だ回答をいただいておりません。
(中略)
なお、上記期限までに回答がない場合は、あいちトリエンナーレ実行委員会負担金交付決定通知書に記載されております交付条件(8)「市長は、負担金の対象となる事業に関し報告させ、または市職員にその事務所等に立ち入らせ、帳簿、書類、その他の物件を検査もしくは関係者に質問させることができます。」が満たされていないものと認め、残りの負担金の支払いの保留を検討せざるを得ないこととなりますので、申し添えます。
以上の次第で、前記「公開質問状」に対し、速やかに誠実で具体的な回答をいただきたく、重ねて強く申し入れいたします。

(引用終り)

 

この督促状にも回答しなかったが、この中で回答がなければ、名古屋市の負担金は支払わないぞと通告している。

文化庁は既に約7,800万円の補助金を交付しないことを決定し、名古屋市も未支出3,400万円(名古屋市負担金は合計2億円)の負担金の支払いを拒絶するだろう。これで、トリエンナーレの費用の不足額は、約11,200万円となる。

さあこの1億以上の不足額はどうなるのか。

大村反日知事は、文化庁を裁判に訴えるとしているので、名古屋市も裁判に訴えるのだろう。もし愛知県が負けたらどうなるか。

 

ここにいい判例があるので紹介する。

20年ほど前の「国立マンション訴訟」というものだ。

19997月に、国立市大学通りの一角に明和地所は、高層マンション建設を計画し、市に事前協議の届出を行った。当時の上原市長は、別件のマンション反対運動の集会において、18階建の建設計画があることを話した(これが後に、国立市に対する損害賠償の原因の不法行為の1つとなった)。

反対運動を行う住民らがマンション事業者(明和地所)に対して、7階以上は違法であるとして、撤去を求める民事訴訟を起こしたが、2002年東京地裁は、法令上の違反はなく建築自体は適法とした。

 

今度はマンション事業者の明和地所が、国立市に対し営業を妨害された等として損害賠償を求めた訴訟を提起した。第一審の東京地裁では、市長の発言(市議会で「違法建築」と発言など)が営業妨害にあたるとして、損害賠償4億円の支払いを命ずる判決を出した。2審では2500万円に減額した。

 

次いで国立市民4人が、明和地所に支払った損害賠償金と同額を、国立市が上原公子元市長個人に対して請求するよう住民訴訟を起こした。

2010年、東京地裁は、上原元市長の行為が「市長として求められる中立性・公平性を逸脱した」と認められるとして、国立市に対して上原元市長個人に対して損害賠償請求を行うように命じる判決を行った。

国立市は判決に基づき、上原元市長に対して損害賠償金を請求したが、上原元市長が支払いを拒否したことから、201112月に国立市が上原に対し損害賠償を求めて東京地方裁判所に提訴した。

201512月、東京高裁は市の請求を認めなかった一審判決を取り消し、市長は最新の議会の議決に基づくべきとして上原元市長に全額の支払いを命じた。上原元市長は最高裁に上告するも、20161215日棄却され敗訴が確定した。

 

「国立マンション訴訟」について長々と書いてしまったが、(実際はかなり複雑な訴訟らしい)マンションが景観を阻害することの是非はさておいて、要は市長としての判断が当を得ていない場合には、市長個人に損害賠償が請求されるという最高裁判例を紹介したかったのである。

 

つまり、河村名古屋市長の指摘通り大村反日愛知県知事の誤判断により、文化庁と名古屋市がによる費用の負担拒否を大村がやむを得ず、県税で負担、つまり愛知県民に負担させたとすると、愛知県民は損害賠償請求を大村反日知事個人に請求できるということである。

 

大村が元自民党のくせに、河野洋平のような根っからの左翼なのか、津田大介らに騙されて突っ走ったのか知らないが、落とし前だけは自己責任で付けてもらいたいのである。

 

因みに、「表現の不自由展」の実行委員会メンバーはみんなトンデモ左翼の面々だ。

(ブログ「戦後体制の超克」より)

アライ=ヒロユキ→赤旗のお抱え

岡本友佳→週刊金曜日などの編集者

小倉利丸→天皇制反対運動に参加

永田浩三→NHKで“日本軍性奴隷制を裁く性国際戦犯法廷”という反日番組を作成

 

また、反日愛知県知事がセットした「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」メンバーががひどすぎる。

副座長の上山信一は小池都知事の下で豊洲移転を引っ掻き回した男だし、メンバーの岩渕潤子(作家)は、津田大介のお友達だ。泥棒同士が検証し合ってどうしようというのか。

 

そしてこの岩渕潤子はトンデモナイことをツイッターしている。

私の周りのざっと100人ぐらいの人に聞いたところ、「怒りがこみあげる」という反応は無いですね。燃える様子が「美しい」という人はある程度いましたけど、多くは「別に何も感じない」という反応でした。私は迎え火とか送り火を想起して、とてもアジア的だなと感じました。」

 

昭和天皇を燃やして、「迎え火とか送り火を想起」というトンデモ婆さんだ。「私の周りのざっと100人ぐらいの人に聞いたところ、「怒りがこみあげる」という反応は無い」というもの大嘘だろう。左翼は平気で嘘をつく。

 

こんな左翼ババアを「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」メンバーに選ぶ大村はホントに頭がおかしいというしかない。

11千万円の賠償金を大村に請求するから待っていろよ。