あのどや顔進次郎を持てはやすマスコミ。進次郎が環境大臣として親父と同様日本をぶち壊していくという想像力が全くない。マスコミのレベルはそこらのおばちゃんレベル、ワイドショーの人気漫才芸人の扱いである。こんな男が将来の総理大臣に擬せられていると思うと日本は更に墜ちていくだろうと暗澹たる思いとなる。

 

この男小泉進次郎は、政治家として一番大事な「当選」するための技を若くして体得した。それはパフォーマンスを発揮して人気を持続させること。政治家としてやるべきことは二の次で政策すら、人気を取るための手段だ。

それを人はポピュリスト政治家という。無責任で構わない。騒いでスポットライトが当てられてなんぼの世界だ。まあ芸人と同じだ。

 

そして安倍首相は最低最悪の閣僚人事をしてしまった。パフォーマンスがいとも簡単に可能となるポストである環境大臣。そして騒げば騒ぐほど日本という国を自然面、金銭面、エネルギー面から悪い方向に導いてしまうポストである。環境省とは何もしないことが日本国、日本国民にとって一番いいことなのに。

 

就任のっけから無責任なパフォーマンス、しかも左翼的なパフォーマンスからはじまった。小泉進次郎らしさ全開だが、もうこのアホさは止まらないし、今後の暴走を大いに予感させる。最悪!

 

「農と島のありんくりん」氏が言う。

「原田義昭環境相は10日の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所の放射性物質トリチウムを含んだ処理水について「所管を外れるが、思い切って放出して希釈するしか方法がないと思っている」と述べた」(日経910)

 

原田前環境相のこの発言を(小泉進次郎は)完全否定しています。

原田氏が「トリチウム水の海洋放出しかない」という常識的なことを、所管をはずれるが、と予防線張っておそるおそる言ったわけですが、いわば置き土産です。
これを就任たった2日で、こんな置き土産はいらねぇとばかりに(かわいくないね)消火してしまっただけではなく、漁協にまで謝罪に行って完全鎮火すると言ったそうです。
おいおい、いきなりこれかい、といったところです。」

(引用終り)

 

「福島の皆さんの気持ちを、これ以上傷つけないような議論の進め方をしないといけない」

「福島の漁師の皆さんが、どんな日々を過ごしてきたかに思いをはせなければ、(処理水に関する)発言はできない。今度、福島で採れる(高級魚の)ノドグロを一緒に環境省で食べてみたい」

 

小泉進次郎はかっこつけて、大向こうをうならせることを狙っての発言、親譲りの発言は見え見えだが、それは環境大臣になる前なら許されるが、環境大臣としては軽率且つ無責任な発言の誹りを受けても仕方がない。

河野太郎防衛大臣を見習ってくれよ。

 

これで満杯の汚染水の処理は不可能となってしまった。経産省との何の連絡・検討もすることなく勝手に方針を決めてしまった。

 

ネットからトリチウムとは何かを知る。

トリチウム水は原発を稼働させれば必ず発生する物質です。100kWの軽水炉を1年間運転して排出されるトリチウムは加圧水型軽水炉で200兆ベクレル、沸騰水型軽水炉で20兆ベクレルとの事。

では、原発を動かしている他の国は、このトリチウム水をどのように処理しているかというと、海洋に放出です。

ちなみにWHOのトリチウムの飲用水基準値は 10000ベクレル/L です。福島原発から放出されている『処理水』のトリチウムの濃度は1000ベクレル/L程度。だから海洋放出しても問題ないわけです。」

 

進次郎がアホ発言をするまで、福島原発事故の汚染水のことは満杯で今後どうするのか程度でほとんど知らなかったが、「汚染水」という言葉自体が間違いで「処理水」というべきだということがわかった。

 

それでも前原田環境大臣が恐る恐る海洋放出を述べたのは、それだけ左翼とマスコミの原発包囲網が激しいことの証明であり、英国や米国など各国でもトリチウム水を海洋放出しているということですら言えば叩かれるという状況にあった。それをやっと原田氏が勇気を奮い起こして当たり前のことを述べたのに、アホの進次郎は何の勉強もせず、今後どうするかの検討もせず無責任パフォーマンスで海洋放出を否定して、拍手喝采を浴びたのだ。バカ、の一言に尽きる。

 

もう一度「農と島のありんくりん」氏から。

「「原発を止める」というのは父親と一緒で、パパも粗雑な反原発論を吹きまくって往年のファンまでがっかりさせてきましたが、小泉ジュニアはパパとは違って在野の暇人でもなければ、ただの政治家でもなく、あくまでも大臣だということです。当然のこととして、大臣が謝罪にするということと、在野のパパが叫ぶのとはまったく次元が違うのです。

 

いかに所轄違いで権限ナッシングであっても世間はそう取りません。なんとなく環境大臣なんだから、権限があって言っているように聞えちゃうんですよ。
その現役大臣が前大臣のトリチウム水放出発言を否定してしまったら、これは政府は金輪際二度とそれを考えないと述べたに等しいことになりますし、ましてや福島漁協に謝罪に行くとまで言ってしまったら、原子力行政の仕組みなんか知るはずのない大多数の国民は、そうかその方針で政府はやるんだと錯覚してしまいます。

 

進次郎さんはポピュリスト政治家らしく、無責任で感覚的にモノを言います。ポピュリストは大向こう受けすることを言って人気をとることを、本能的にやっちゃう哀しいサガの人種なのです。パパ小泉は、いみじくも国民は難しいことはわからないから、短いワンフレーズで言えということを信条としていました。ジュニアはアノ顔で決意を眉根にこめて、父親譲りのメリハリの効いた演説に乗せて言うわけですから、インパクトあるんだよな。

しかし、内容はスカですから、言った以上は責任を取ってもらいます。

その「言った責任」とは、すなわち代替案を提示するということです。じゃあ、どうすんのよ、シンジローさん。そこまで言わないと、環境大臣としては言ったことにならないんですよ。


トリチウム水を国際法(ロンドン条約)に従って適切に海に排水しないと、近々にタンクは満タンとなって行き場を失い、事故処理はその時点で頓挫します。これは事故以前から日本は、いや世界中の原発が通常業務としてやってきたことで、なにを今さらです。


つまりは進次郎さんが言った汚染水は出させないという発言は、一見福島漁民に寄り添っているように聞えますが、実は風評を拡散しているのとなんらかわりありません。野党政治家なら口当たりのいいことを「言ってみました」で済みますが、いま進次郎さんの立場は環境行政のトップです。言ったらそれに伴う実行についてきちんとした別の計画を国民に提示せにゃなりません。大臣は野党ではないのです。」

(引用終り)

 

「じゃあ、どうすんのよ、シンジローさん。」と農と島のありんくりん氏は苦言を呈します。本当に小泉進次郎はどうするのでしょうか。

私の想定をいいます。

無責任進次郎は責任を取りません。マスコミとおバカ国民が味方です。

海洋放出を否定したのですから、もう金輪際(小泉進次郎が更迭されない限り)海洋放出で処理はできません。従って、処理水タンクを永遠に作り続けるということです。

場所は?金は?そんなことは知りません。東電が事故を起こしたのですから、全部東電がやるべきだと小泉進次郎は突っぱねるでしょう。

無責任の極みですが、東電を悪者にして、東電社長を呼びつけて、進次郎は歌舞伎の役者のように大声で社長を叱責し、今後ずっとタンクを作り続けよと要求するでしょうね。マスコミと左翼はよく言ったと拍手喝采です。

しかし、そこには役者はいても政治家はいません。ただのバカ大臣がいるだけです。

 

今日大阪松井市長が素晴らしい提案をしました。無害の処理水なんだから、大阪湾に放出してもいいと。

維新の会は大嫌いですが、筋が通った提案には大いに賛成です。

 

さあ、アホの小泉進次郎はどう対応するのでしょうか。

恐らく、処理水は汚染水で汚いんだから、大阪湾も汚染される。それは国として許すわけにはいかないと提案を拒否することでしょう。大阪人も神戸や和歌山、香川県人や漁協関係者も大反対が巻き起こることでしょう。(馬鹿韓国も参戦か)そこでトリチウム水の安全度がキチンと議論されることはいいことです。

<追加9.17午後11時>

今TBSのニュース23を見ていたら、韓国が海洋放出について国際会議で文句を言ったと報じていたが、お前のところの原発から出た処理水はどうしてるのか、海洋放出してるはずじゃないのか。また、アホの小泉進次郎は、松井市長の 大阪湾海洋放出提案について、所管外について軽々に発言するべきでないと、トンデモナイことを言っていた。トンデモナイとは、アホの進次郎のことだ。所管外について軽々に発言して、海洋放出問題をぐちゃぐちゃにして、韓国の言い分を通してしまったのは、進次郎お前じゃないのか。知らん顔で松井市長を責めるなんてバカでアホで無責任じゃないのか。小泉進次郎よ、福島の住民をだしにするんじゃないよ。かっこつけるのはやめろ!

 

もう最初から小泉進次郎はアホを露呈してしまいました。

原発問題も左翼と同じ「どうやったら残せるのかではなく、どうやったらなくせるのか」とアホなことを言っています。左翼活動家と同じです。アホな親父の薫陶を受けているようです。

政府方針と異なるのに、マスコミは閣内不一致として追及しません。おかしいじゃないですか。

 

そして左翼活動家と同じように、原発廃止して自然エネルギーで賄う。しかもCO2削減で火力発電所も作らせない。日本のエネルギー政策もガタガタになり、国民生活に直に影響してきます。

元々環境省の方針ではありますが、パフォーマンス進次郎によって急速に進められるでしょう。バカなことです。

 

長くなったので、この辺にしますが、韓国と同様小泉進次郎のアホな行動は今後も目が離せません。