1.最近の検察不起訴が多すぎる。しかも理由は言わないなんて。
最近ニュースを見ていると、犯人が捕まったのはいいが、少し経つと「検察庁が不起訴決定」というニュースをよく耳にする。しかも不起訴にした理由は言わない。犯罪者が喜んでいるのが目に浮かぶ。
検察に疚しいことがないなら、不起訴理由ぐらいは説明する義務があるのではないか。韓国や中国なら、裏で検察が金を貰ったなあと勘ぐってもはずれはないが、日本はそういうことはないだろう、と今は思っている。しかし、そうそう検察不起訴が多くなれば、金をもらったのじゃないか勘ぐりたくもなる。
恐らく、裁判維持が困難又は示談成立というのが理由だろうが、裁判維持が困難は検察が99.9%勝訴を勝ち取らないと成績に響くと検事に強迫観念があり過ぎじゃないのか。
疑わしきは罰せず、というならそもそも警察が逮捕した時から問題があると言わざるをえないが、警察を叱責しているようにはみえない。単に検察の弱気に過ぎないのではないか。判断は裁判所がするのだから、99.9%勝つことを目標にしてもいいが、だから負けそうなら「最初からお手上げ」というのも犯罪者をのさばらせることにつながるだけだ。
検察が裁判所の役割をする必要はない。
そして不起訴理由ぐらいは説明すべきだ。そうしなければ犯罪者と検察の癒着を勘ぐるぜよ!
2.野党も今臨時国会では頑張っていると評価したい。それにしてもこれまでのモリカケ国会は何だったのか。
今野党は移民法案や水道民営化法案などできちんと安倍政権を攻めている。健全な野党の活動を久し振りに見る思いだ。
これまでの野党はバカすぎて呆れかえるしかなかった。大事な予算委員会を全てモリカケ問題で無駄に費やしてきた。政府を立ち往生させることが目的で、国民のことなど一切考えない。マスコミはバカだから、そんなバカげた野党を囃し立てるから、更に立民党などの野党は図に乗って「モリカケ」「モリカケ」の大合唱だ。こんなバカ野党を国民が支持するわけがない。(団塊世代のバカ年寄りはそれでも野党を応援するらしいが)
そんなこんなで新しい国会が始まった。野党はまたモリカケを追及すると言っていたので、またアホなことをして、安倍政権が喜ぶだけではないか、と思っていたら、さにあらず、モリカケではなく、安倍政権の新自由主義政策を批判・追求し始めた。こりゃ凄いなと思わせた。これこそ健全野党のあり方だと。肩透かしを喰らったのは籠池夫婦だけではないか。
こういう政策論争を仕掛けて、安倍政権を追及していけば、野党の支持率も上昇していくはずだ。
左翼の悪いところを捨てて、健全左翼になってほしいものだ。フランスやドイツのいわゆる「極右」(最近日本のマスコミは極右と言わずに、右翼系と言ってトーンダウンしたような気がする。気のせいだろうか)が勢力を伸ばしたのは、いつまでも古めかしい「極右」主張から脱却したからだ。日本の左翼も、中・韓と手を切って、健全左翼になってほしい。無理か。
そういう動きがわからないのが、バカ蓮舫だ。
こいつは新米大臣を立ち往生させることで、勝った、勝ったと勘違いしているようだ。これこそが古い左翼の手法なんだ。こんなこといくらやっても支持率は上がらない。
蓮舫のドヤ顔なんぞ日本人は見たくないのだ、こういう奴を追放できれば、なお左翼が考え直しているという証明になると思うんだが。
3.立教大学で橋本環奈見たさに押し合い、へし合い。大学生の低脳化の証明だが、かなり危険な騒ぎという認識をすべきだ。
「ネット上では、会場に観客が押し寄せた画像や動画が散見されており、まるで渋谷のハロウィーンを彷彿(ほうふつ)とさせる混雑具合に、「完全にキャパオーバー、文化祭どころじゃなくなっている」
と書かれていたが、彷彿するものが違っていやしないか。
動画を見ると、群衆が全くコントロールが効かなくなっており、且つ無責任な学生が「橋本環奈がいた!」なんぞと叫んでいる。このことばに更に無責任に「押せ、押せ」と言う感じで大混乱だ。
この光景は、統制の取れた渋谷のハロウィーンじゃなく、17年前の11人が死亡した明石の歩道橋上の圧死事件を思い出させる。
明石の歩道橋上の圧死事件とは、2001年の「明石市民夏まつり」花火大会の花火打上げ終了後、歩道橋上の南端で花火を見ていた見物客らがJR朝霧駅のある北側に向けて一斉に移動開始。 逆に北側から南側にゆっくり歩いていた見物客の人波にぶつかった。
入場制限や通行制限をしなかったため、歩道橋上に滞留していた約6400人(推定)が押合いとなり、歩道橋の海岸 側南端から5m北側付近で6~7人が最初に折り重なって転倒し、その空隙に向かって次々と多数の人が倒れこみ、 最終的に300~400人が巻き込まれた。11人が死亡し222人が怪我をした。
こんな大事件になってしまったのは、大会運営者や警備員の、狭い場所での群衆の動きがいかに危険であるかという認識が非常に甘かったところから発生しているのである。
今回の立教大学学園祭の群衆パニックもひとつ間違えれば死者も出た可能性がある。失敗の教訓は学ばないといけない。それにしても日本人の劣化がここにも表れているといえようか。
4.ホントにどうでもいい言葉使いのことだけど、いつも気になるので。
定年退職で暇しているから、女房と一緒にワイドショーを見るしかないのだが、そこでいつも気になること。とても小さなことですいません。
それは、レギュラーでないゲストの解説者が、話が終わってお役目終了時の挨拶言葉だ。
司会が「〇〇さん、ありがとうございました。」という。
それに応えて、ゲスト解説者が「ありがとうございました。」と返す。
ほぼ100%このやり取りだ。金子みすずじゃあるまいし。
これにはどうしても違和感が残る。
説明し終わったんだから、「ありがとうございました。」じゃないだろう。
「失礼しました」じゃないのか。
ゲストの「ありがとうございました」の意味は、話を聞いていただき「ありがとうございました」といいたいんだろうが、こういう時は、日本人なら謙遜の言葉を発するのが普通じゃないのか。
つまり「拙い話で申し訳ありません。失礼いたしました。」と。
ゲストはその道の専門家なんだけど、最後の言葉には無頓着なんだな。
「ありがとうございました」でも別に間違ってはいないよ。
でも日本人なら、謙遜という態度を示した方が自然な流れに、納まりのいい終わり方になるはずなんだ。
誰か「失礼しました」という人はおらんのか。私ゃ毎回チェックしているんだけどねえ。