「モンゴルでは私に対する想像を超える強烈なバッシングが始まり、私の家族もモンゴルで非常につらい目に遭うことになりました。実際に家族から何度も耐えられないとの連絡があり、もう裁判をやめてくれとの要請がありました。」

 

この取り下げ理由はよくわかるが、そんなことは事件直後からわかっていたこと。

モンゴルにはもう帰れないなぁ、とは世間の誰でもが思ったわけだから、貴ノ岩自身もよく分かっていたはず。

それでも事件を大げさにして、日馬富士を引退に追い込んだのは貴乃花の強い意志が働いていたはずだ。

その間貴ノ岩の肉声が全く聞こえてこなかったから、なおさらモンゴル母国では貴ノ岩へのバッシングが強烈になった。被害者とはいえ、貴ノ岩自身にも対応に問題があったといわざるを得ない。

 

貴乃花が親方を辞めたからやっと貴ノ岩も自由になったのだと思う。これからは事件の真実を貴ノ岩自身が貴乃花を「忖度」することなく語る義務があろう。

 

また、テレビのコメンティターも歯切れが悪い。

モンゴルの世間のバッシングが取り下げを強要したんだから、モンゴル国民を非難しないといけないのに、モゴモゴモゴ。日本の世間が相手なら「古い社会がまだ残っているのか」とか大威張りで文句を言うくせに。