こういう下品な男が日本の経営者だなんて恥ずかしい。このおなら自慢を読んで、教科書に出てくる昭和恐慌直前の成金の話を思い出した。
前沢のバカツイッターは以下の通り。
「一日100回くらいオナラが出る。飛行機乗って海外行く時とか、機内でできないから、着く頃にはお腹張りすぎて激痛でいつも大変だった。今はプライベートジェットの中でオナラこきまくれて快感。飛行機買って良かったあといつも思う。」
ホントにバカだと思う。ジェット機の中で、この前沢の臭い屁を剛力彩芽が我慢しているところを想像すると剛力は売られた女郎にも思えてくる。
いやいや、自分のおならは臭くないというから、前沢の屁は剛力には臭くないんだろう。
教科書に出てくる成金の風刺漫画は、高級料亭で、夜の暗さに靴を探しあぐねている女中に対し、成金と思しき老紳士が、百円札に火をつけて明りとする様子を描いたものだ。
第一次世界大戦の戦争特需による成金を描いたもので、この漫画に登場する成金のモデルは、船成金の山本唯三郎であるとされる。
山本は、函館の料亭で散財した帰りに、百円札の束を燃やして靴を探したという。燃やしている百円は、現在の価値に換算して百万円である。
この山本唯三郎という成金は、ZOZO前沢のご先祖様ではなかったか。
まだ山本の成金武勇伝がある。
「山本氏は巨万の富を掴んでから凋落するまでの間、様々な奇行、常人には考えられないようなお金の使い方をして、度々世間を驚かせました。
1917年には朝鮮半島に渡り、大規模な虎狩りを行いました。衆議院議員選挙で山谷虎三氏に破れた直後の行動だったため、虎三氏に敗れた腹いせに虎狩りを行うのだ、と揶揄されたそうです。
ちなみに虎狩りの成果は上々で、虎2頭を始めとして多数の動物を捕らえ、その量は貨車1両分になったとか。動物の肉は京城にある朝鮮ホテルで食され、その後日本にも持ち込まれて帝国ホテルで食されました。日本での試食会にはあの渋沢栄一氏も参加していました。
また、越中ふんどしを1万本買って欧米を周りそこで暮らす人に配ったり、芸者を貸し切り列車に大勢載せて東京から京都に繰り出して国会の貴族院(参議院の前身)で問題となったりなど、ゴシップには事欠かない人でした。」(「お金の教科書」より)
日本のバカげた成金の伝統を前沢は正統的に受け継いでいる訳だが、ロケットに乗って、ロケットが爆発炎上するか、宇宙の彼方に飛んでいって行方不明にでもなってほしいものだ。
この山本唯三郎、1916年には衆議院議員の補欠選挙に出馬するものの落選。1920年には再び衆議院議員選挙に出馬するも再度落選。さらに第一次世界大戦終了後の不景気で財産をほとんど全て失い、1927年に自宅で胃痙攣のため急死しましたとさ。
さて、この前沢のおなら自慢から、私も小噺を考えてみた。
「前沢が最近痔で困っているという。どうもケツのうんちがうまく拭けないのだ。なぜなら、前沢家のトイレットペーパーは1万円札で出来ていて固かったからだ。」
という話を作って女房に話したら、
「バカね。今どきのトイレでトイレットペーパーを使う訳ないでしょ。ウォシュレットなんだから、痔になるわけないでしょ」
そうだった。私はウォシュレットが嫌いでトイレットペーパーを使っているので、そちらで話を作ったのがいけなかった。
何か成金趣味の前沢にふさわしい下品な話はないかなあ。
前沢がトイレを使ったあとはいつも赤い水が流れているので、「何故赤いんですか」と聞いてみた。
前沢曰く、「いやーうちのトイレタンクには水じゃなく、ロマネ・コンティを入れてあるからねえ。
糞を流した後はとても香(かぐわ)しいよ。」
おなら自慢に対抗して、前沢トイレ自慢を考えてみました。
何だかこの手のバカ成金話はいくつも作れそうな気がしてきたぞ。