ブログ「農と島のありんくりん」氏が会談について感想を述べています。
「異様に高揚したムン・ジェイン閣下の壊れたマリオネットのような口パッカだけ。夢に出そう。 失礼ながら、なんとかならんかね、ムンさん。足が地についていないじゃないか。あなた、はるかに歳下の正恩に貫祿負けしていましたぜ。不気味な抱擁まで見せおってからに、千代丸の腹押しかって(笑)。
正恩を褒めるようでナンですが、初めてこの人物のしゃべるところをリアルタイムで見ましたが、3代70年も職業的独裁者をやると、ああいうタイプの人物が生まれるんですな。」
確かに文在寅は異様に興奮していましたね。でも私には、旅館の番頭が大事なお客様にサービスしているようにしか見えませんでした。貫禄はゼロ。
本当に臭い芝居でしたが、世の中にはバカがいるもんですな。この文在寅と何百人も粛清し、人民を何十万人と餓死させているブタ野郎を、ノーベル平和賞の候補に擬しているそうな。
マッドな世界のことなら別に構いやしませんが、最近は世界的にもアホが多くなっているので、ホントに実現したりして。
と考えるのはあと1か月の間だけでしょう。トランプによってこの二人は悉く打ち負かされてしまいますから。
テレビのコメンテーターの意見なぞ聞く気もありませんので、何をまき散らしているか知りませんが、きっとゴミでしょう。
文在寅は、共同宣言の中で堂々と国連決議違反を明らかにしています。
今回の会談の的確かつ優れたな評価がかかれたブログ「農と島のありんくりん」から。
「…今回の共同宣言には多くの経済交流という名の経済支援が盛り込まれています。特に開城に連絡事務所を設置するというのは、おそらくは年内の開城特区の再開をもくろんでいると考えられます。
もはや、経済制裁や圧力もくそもあリませんな。北支援一直線です。
ムンさん、いいんですかね。今回の宣言はことごとく、堂々たる国連決議違反ですぜ。
この男は、「民族融和」という魔術的言葉を弄せば、国連決議違反をしようと、同盟を裏切ろうと平気なようです。
日米韓の三者で北の非核化を目指すという構図は、完全に形骸化したとみるべきでしょう。
宣言はなんの実効性もありませんが、米国にとって軍事力行使は米韓同盟の廃棄と同義語になったと見るべきでしょう。」
文在寅は金正恩に数億ドルと数万トンの食料、燃料を引き渡すことを約束したに違いありません。
金大中も南北首脳会談をしたとき、北にお土産として5億ドルほどを献上したと言われている。その金は「現代(ヒュンダイ)」が肩代わりして不正送金をし、その後逮捕されています。
今回はどんなカラクリでどの企業が無理やり押し付けられるのだろうか。また逮捕されるよ。
「農と島のありんくりん」の管理人さんの会談の評価をもう少し紹介します。コメント欄でのある質問への回答です。
「まぁ今のところは彼は思うように進めています。中国にはもみ手し、トランプには下にも置かないおもてなし、正恩には今回のような有頂天ぶりでした。
今のうち喜んでおきなさい。
というのは、共同宣言にあったキモの部分、つまり「朝鮮半島非核化」の意味を、祭りの後に国民と米国に説明せねばならないからです。
二股外交はうまく行っているときは、非力でありながらキャスティングボードを左右できるキーマンみたいにみえてカッコイイのですが、いったんそのマジックが分かってしまうと、全方向から叩かれます。
「朝鮮半島の非核化」が常識的に意味する、米国の核の拡大抑止の撤去を意味するなら、それはそのまま在韓米軍の撤退と米韓同盟の終了を意味します。
おそらく二股外交の名手と自認するムンは、口先でまるめこもうとするでしょうが、状況が煮詰まり過ぎています。
引っ張れる時間は6月までしかありません。
トランプのツイッターはそれを知ってか知らずか、一定の評価はしているようですが、それはあくまで米朝会談のオードブルとしてです。
分断国家の民族融和というお神輿は、トランプでもなかなか批判しずらいのです。
もちろん、ボルトンやポンペオ、次のCIA長官のジーナ・ ハスペルは冷徹にムンの意図を分析しているはずです。
私は今回でレッドラインを超えたと思っています。それは繰り返しますが、「朝鮮半島の非核化」を北の非核化の前提条件にしてしまったことです。
本来、北の非核化は無条件、無前提、かつ即時、しかも検証可能な形でなければなりません。
これは単に米国みのならず、日本も含む国際社会の要求であったはずです。
ところが、ムンはこれを裏切り、中朝の案に韓国が乗ってしまいました。
私は「裏切り」というきつい表現をしましたが、本来、米韓同盟関係の韓国ならば、北を非核化し、国際社会に順応させることがテーマのはずだからです。
これは米国のみならず国際社会への背信行為です。
国連制裁決議をことごとく破ることを、「民族融和」「官民の交流促進」という美名で平然と並べています。そのようなことは北の非核化が終了してからやるべきことだったはずです。
ムンはなんとか言い繕おうとするでしょう。
米国にはこう言い、北にはああ言い、中国にはこう取り繕い、国連には・・・。
同情しませんが、ご苦労さまなことです。
利害が分裂している時に、このようなアクロバティックなことをすると、きっと今後大変でしょうね。
大変くらいで済めばいいのですが、済まんでしょうな。
お手並みを拝見します。失敗した場合は、次の大統領から刑務所くらいでは済みませんよ。
ムンはやがて問われることになります。
お前はどちらの味方なのだ?
どちらについて戦うのか?
そして、どの世界で生きたいのか、と。」
もう一つ管理人さんから。
「今回、ムンは大きく踏み込みました。あたかも両首脳が抱擁すれば、その先には民族の明るい統一が待っているかのように、です。ただし現実にはありえません。
というのは、北が国是で作ってきた自慢の核こそがネックなのです。
これを許せば、米国にとって米国に到達する核を持った反米国家の新たな誕生を認めることになるからです。
ですから、米国が核を保有したままの統一などを認めるはずがありません。
完全に検証可能な北の非核化が終了した後の統一ならば、できるかできないかは別にして、あるいはそのような国が存続するかどうかは別にして、可能性としてはありえます。
ですから問題は、あくまでも北の核なのです。
これこそが統一の最大の障害だと、ムンが認識していないことです。
ムンを送り出した従北派は、統一と北の核保有を肯定しています。なぜなら、統一された「大朝鮮」は核保有国であらねばならないからです。」
韓国保守派も沢山いるはずです。この政治ショーを喜んではいないでしょう。臥薪嘗胆。次に刑務所に入るのは「文在寅、お前だ」と思っているでしょうね。