もうテレビ局の日馬富士暴行事件と貴乃花事件の報道が偏向しすぎて、見ていて胸糞悪くなる。
貴乃花は改革派で正義、という全く常識外れのコメントが堂々と開陳されて誰もその愚かしさを指摘しない。
モンゴル国にも日本と同じ情報が流れているが、貴乃花の謀略と伝えており、余程モンゴルのほうが報道は自由なようだ。
肝心の貴ノ岩が出てこない。相撲協会も居所がわからないと言っている。別にトンヅラした訳ではない。福岡の貴乃花部屋の宿舎に隠れているのは週刊FLASHで写真を取られているから、みんな知っている。
宿舎で何もすることがなく、ゴロゴロしているのだろう。しかし、居場所も知らせない、出てもいけないということは貴乃花に軟禁されているに等しい。
糞沈黙をしている貴乃花に、相撲協会はこう言ったらどうか。
「貴ノ岩がどこにいるか親方は知らないという。つまり行方不明ということ。では、相撲協会としても大事な力士が行方不明ということは重大事件と考えるので、警察に行方不明届を出して捜索してもらいます。」
そうすれば、軟禁事件として貴乃花親方は逮捕されるかもしれないぜ。
それにしても今の貴ノ岩の状態は、出場すべき九州場所を理由もなくすっぽかして単にずる休みしている状態だから、重大な就業規則違反で貴ノ岩及び貴乃花へは協会として懲戒処分を加えないといけない。
さて、日馬富士、貴乃花事件のお蔭で九州場所の影が極端に薄くなってしまった。取り組み結果なんてどうでもよくなった。そんな中でトンデモナイことが起きている。
稀勢の里が今日から休場だ。どんな理由で休場したのだろう。又肩が痛くなったという診断書でも書いてもらったのか。
(追加)
左足首のじん帯と腰のケガでおよそ1か月間の治療が必要と診断されたそうだ。医者も苦労するね。
「稀勢の里の休場について日本相撲協会の八角理事長は「しっかり相撲を取れる体にして体調を整えないといけない。自信を取り戻すことが大事だ」と述べたうえで、「次に出場する場所は、横綱としての成績を残さないといけない。本人がいちばん悔しいと思うし、まだまだやってもらわないといけない」と、次の場所に向けて奮起を促しました。」(NHKニュース)
甘いねえ。稀勢の里は休み癖がついて、また一ヵ月間だらだらと過ごすと思うがね。本気で稀勢の里のことを思うなら突き放さないといけない。もう後がない。次は引退だと覚悟せよ、とね。本人がいちばん悔しいと思うなんて甘いことを言ったら付け上がるだけだ。
去年から私は稀勢の里は横綱になるべきではないと訴えてきた。
つまり、弱い横綱は始末に困るのだ。
大いに結果を残した後に体力の衰えで横綱を引退するのは名誉ある引退だ。
しかし、稀勢の里のように何の結果も出さず、怪我も治っており、単に弱くて負けが込んだという理由で引退するのは全くもって不名誉というか大っ恥の出来事だ。
まだ引退はしていない。来場所は出てくるだろうが、復活するだろうか。何しろ稽古をしないから相撲勘がなくなった。平幕に簡単に負ける。精神力の弱い稀勢の里、来場所に相手が相当下のものでも、気持ちで負けてしまうのではないか。もう後がないが、2か月の稽古で元の力を取り戻せるとは到底思えない。
来場所も早い時期で途中休場に追いやられることだろう。そして、協会から引退勧告。勧告受け入れで一巻の終わり。稀勢の里だけでなく相撲協会も断腸の思いだろう。
責任は稀勢の里本人だが、前にも書いたように親方と相撲協会にある。
今さら言っても仕方がないが、この九州場所前の期間に稀勢の里が何をするかが一番重要だった。それをのんべんだらりんと危機感もなく、普通の稽古で過ごしてしまった。
体力が付いてきていないのは、親方ならずとも誰が見てもわかるのに、放置した。それはひとえに稀勢の里本人の心構えのなさが問題だったのだ。
まだ若いのに、もう引退するしかないのである。可哀そうに、とは言わない。自業自得であると言っておこう。
それにしても、日馬富士暴行事件により最悪は引退させられるかもしれない。鶴竜ももうすぐ引退だ。稀勢の里の引退はもう100%確実だ。来年は3人の横綱が消えるだろう。
白鵬一人頑張っているが、アガサ・クリスティーの推理小説じゃないが、「そして誰もいなくなった」という日が近い。
そのとき、ああモンゴルの横綱たちが懐かしいとため息が出るだろう。貴乃花からすればそういう相撲界にでもしたかったのだろうか。いや、その時には貴乃花も廃業しているかもしれない。