韓国大統領晩餐会のサプライズは婆婆あ売春婦という愚にもつかないものだったが、日本のJR京浜東北線の車内でもサプライズが起きたようだ。
外国人の集団による突然のトロンボーン演奏。実は公演のために来日していたプロの楽団のメンバーだったとのこと。
これは海外では、フラッシュモブといって、道路や広場、空港内やデパートのホールなどで突然歩行者たちが音楽を奏でたり、踊り出すというもの。みんなビックリするが、演奏や歌、踊りの素晴らしさに結構感動するというパフォーマンスだ。
私もたまたまYouTubeを見ていて、こういうものがあるのを知った。結構楽しいし、感動もする。日本でもローラが街中でトランペットを吹き始めたのをYouTubeで見た。(テレビバラエティー番組の企画らしい)
京浜東北線の車内がコンサート会場に…誰が (2017年11月8日)
電車内が突然コンサート会場に…。いったい誰が演奏していたのか。
今月5日深夜、JR京浜東北線の車内で撮影された映像―。そこにはトロンボーンを演奏する外国人たちの姿があった。実は公演のために来日していたプロの楽団のメンバーだった。
動画を撮影した男性は、「演奏を聴いてとてもうれしく楽しい気持ちになった」と話し、演奏後、乗客からは拍手が起こったという。
動画はツイッターに投稿され、「素直に音に癒やされます!」といった肯定的意見の一方、「聞きたくなくても逃げ場がない」など賛否両論を呼んでいる。
これに対し演奏したメンバーたちは公演を主催した事務所を通じ、「海外では好意的に受け入れられることが多いため、やってしまった」「配慮が足りなかった」とコメントしている。
(引用終り)
恐らく悪気もなく、フラッシュモブをやってしまったのだろうが、場所が狭い車内と深夜というのが良くなかったかもしれないが、日本でなければ単に楽しい試みということで終わっていただろう。
インターネット時代、必ず文句を言う奴が出てくる。
このニュースでもそういう人に配慮して、「賛否両論を呼んでいる」と書いてガス抜きをしている。
片一方だけ持ち上げるとすぐ炎上してしまうからだ。
私もすぐ文句を言う嫌な奴の一人だろうが、なんでもかんでも文句を付けないと気が済まないという風潮も困ったものだ。念のためもう一度いう。私もその仲間なんだけどね。
さてここでは、日本で行われたフラッシュモブに興味を持ったので書き始めたのではなかった。
2チャンネルでこのニュースのネットの声をみていたら、とってもいいというか面白い言葉に出会ったのでそれを書き留めて置きたかっただけなのだ。
人の意見はケツの穴のようなものだ。誰でもたいてい一つは持っている。
なるほどね、おもしろい。ネット批判として辛らつだ。誰が言ったのだろうと調べたら、英語にそういう言い方があるらしい。しかも続きがあった。
Opinions are like assholes.
Everybody's got one and everyone thinks everyone else's stinks.
訳)人の意見はケツの穴のようなものだ。誰でもたいてい一つは持っているものだが、誰もが、他人のそれは悪臭を放つ(=サイテーで下らないもの)と思ってる。
以下の注釈もついていた。
「Stinkには「悪臭を放つ」という意味の他に、"Suck"と同じく「最低だ」とか「全然役に立たない」といったスラングとしての意味があり、ここでは両方の意味にひっかけて使われてます。」
みんな一家言持っていて、他人の意見にはみんな気に食わないと思っている。思っているだけなら何も問題はないし、いさかいは起きないが、インターネットやSNS華やかな昨今、思っているだけでは収まらない。トランプまでついTwitterで余計な事をしゃべる。どうでもいい人間もいっちよ前に意見を言う。(私もその一人、すみません)
こういう世界がいいものなんだろうか。糞のような意見で炎上して世の中を動かす。匿名だからそうなるのかもしれないが、世間はいちいち反応しないことが一番なのではないか。
民主主義では少数意見の尊重が言われるが、ネットのなかでは少数意見の尊重はしない、勝手に言わせておく、反応しない、ということをルール又はリテラシーとしたらどうだろうか。
「誰もが、他人のそれは悪臭を放つ(=サイテーで下らないもの)と思ってる。」とは、他人の意見なんぞ下らんと思っている、ということを揶揄した言葉だが、下らん他人の意見もあることは確かなんだよね。