セグウェイ観光の後はウルル登山に向かいます★
まずはホテルのフロントでシャトルバスの手配をします。
セグウェイツアーからホテルに戻ったのが11:30頃。この日はサンセットヘリツアーの予約をしているのでそれまでにホテルに戻って来なくてはいけません。
エアーズロックにはバスなどの公共交通機関やタクシーがないので、一般的な観光の移動手段としてはツアーに参加する、レンタカー、Uluru Hop On Hop Off(有料のシャトルバス)を利用する、となります。
レンタカーしてたら便利だったよねーと思いながら、私達はウルルの登山口に行くのに、Uluru Hop On Hop Offを利用しました。
リゾート内のホテルからウルルの主要スポットへの便と、写真にはありませんがカタジュタ行きの便があります。
チケットには、ウルル又はカタジュタ1往復のみのチケットと、1day pass、2day pass、3day passがあります。公式サイトはこちら☆
ツアーに参加せず、レンタカーも利用しないならこのパスを利用するのも良いのかもしれませんが、そんなに安くないんですよ。1dayで120ドル、3dayで210ドルとか。
だったらツアーで効率よく回った方が良いのか?と悩むところ。
私達は1往復のみのウルルリターンチケットを購入、1人49ドル。ホテルのフロントで予約しました。
12時にホテルを出発する便で、登山口のあるMala Carparkに12:50に到着して、帰りは15:50発でホテルに16:15到着予定。約3時間あります。
このバスでも1番前の席に座ったので見晴らし良い‼︎
車窓からでもしっかりウルルが撮れました^ ^
道中はドライバーさんが結構話しかけてくれていて、下車する前には登山に際して充分気をつけるように声をかけてかけてくださいました。
地元の方達は事故が多いことをやはり気にされているんですね。
この数時間で登山口が閉鎖されていたらどうしようと思ったけど開いていました。まだまだ沢山の方が登っています。
登山の前に道路を挟んだ反対側にあるお手洗いに寄っておきます。
水飲み場もありました。
登山口にはブログなどで書かれていた通り、『ウルルに登らないで欲しい』というアナング族の願いが各国の言葉で書かれています。
申し訳ないと思いつつ、絶対に無理せずにダメだったら途中で下山しようと夫と誓って登らせていただきました。
私達は本当にゆっくりゆっくり休憩しながら登ったので、皆さん往復2時間位で登っているところ、3時間あったのに最後はこのまま頂上まで行ったら時間内に戻れなくなるのでは?と不安になり、かつ私達には急過ぎる箇所があって登頂は諦めました。
前回の記事でも書きましたが、ウルルの観光客向けの登山は2019年10月26日より禁止となるので、二度と登頂はできないんだと思うと頑張ろうかとも思ったのですが、無理して足を滑らせたりしたら大変ですし、最初に無理をしないと誓ったのでね。
でも、無理しなくて良かったです。
というのも、私達と同じ日に登った日本人男性が登山中に倒れてヘリで運ばれてお亡くなりになったそうです。年配の方で、足を滑らせた訳ではなく、身体に負担が掛かって倒れたようです。
旅行会社などの登山に関する案内には、心臓疾患のある方、高血圧の方、太り過ぎの方、体調不良の方などは登山を遠慮するように書かれています。
観光で気軽に皆さん登っているイメージがありましたが、実際に登ってみると思った以上に傾斜が急でハードでした。無理は絶対に禁物です。
登山への準備としては、滑りにくく歩きやすい靴は必須。1リットル程度の水と軍手も。軍手は鎖を握るので必要で、水はこまめに休憩しながら飲んだ方が良いです。荷物は邪魔にならないようにリュックへ。ふもとは風がなくても上の方は風が吹いていることもあるので帽子を被るなら紐付きのものが必要。飛ばされている人いました。
登山が禁止の日はこの看板がゲートに立つのだと思います。
雨の日はもちろん、お天気が良くても風が強いと閉鎖されます。実際、この日もふもとは全然風がなかったのに上の方では結構強い風が吹いていて、ちょっと危険を感じました。高温の場合も閉鎖されるので夏は朝の時間帯しか開かないようです。
また、朝、開いていたから1日平気かというと突然閉鎖されたり、その逆もあって朝はダメだったのに午後から開いたりということもあるようです。
AATキングスさんの統計によると、2017年の登山ツアー催行率(60分以上登山時間を確保できた日の確率)は26.7%、9年間の平均では30.1%で、7月の催行率が1番高く52%、2017年7月の催行率は特に高くて80.6%でした。
天気は読めませんが、高温にならない冬の方が確率は上がるようですね。
前置きがかなり長くなってしまいましたが、登山スタート。
この写真だと緩やかに見えますが、
近くだとこんなに急です‼︎
最初は鎖もないので必死に登ります。
途中から鎖があるのですが、この傾斜分かりますかね?(注:写真の人は私じゃないです)
本当に急で、手を離したら転げ落ちるんじゃないかとかなり必死で鎖に掴まってました。
上から降りてくる方もいるので、その場合は譲り合い。鎖から少し離れたところで一休みして人が過ぎるのを待ちます。
私達のようにヘタレで鎖にしがみついてしゃがんだ状態で降りていく方もいれば、携帯片手に喋りながら降りていく余裕の人もいて人それぞれではありました。
少し登ったところからの景色。車がミニカーみたい。そして遠くに見えるのはカタジュタです。
何度もくじけそうになりながら必死で登ってきて、鎖の道が終わるところが山頂だと思っていたら、
まだまだ途中でした

窪みになってだけ。
夫よりも私の方がまだ登山ていうかハイキングに慣れているので、ペースは私の方が早い。
夫はここまで50分位掛かったと思います。
結構なスローペース。
少し休憩するという夫を置いて1人で先に進みます。
この窪みから上に上がるのに鎖があるのですが、この先は鎖はなくなって比較的緩やかなな上りになります。
振り返るとカタジュタ
白線に沿って歩くのですが、幅が狭くてこれは強風でバランス崩すと怖いと思いました。
先程の窪みを上から見下ろしてます。
窪みから20分位で反対側が見えるところに到着。
まぁ、うん。特に何もないですね。
でもここがゴールじゃなくて、山頂方面に進むには先程の窪みよりももっと急な(と感じる)窪みを下って上がらないといけない。鎖はなし。
この写真で人が座ってるとこよりも更に左手に進んだ遠くの方に人が歩いているのが見えるんです。山頂はまだ先かぁ。
1人で進むのは不安だったのでちょっと引き返します。
まだ休憩中だと思っていた夫が結構なところまで来ていてビックリ。
2人でもう一度窪みまで進んで、急だよね、時間もないし諦めようか、ってことで引き返しました。
私達は山頂まで行けていませんが、往復で2時間半掛かりました。休憩ばかりしていたので、かなりスローペースだと思います。体力不足なおじさん&おばさんなので(^◇^;)
帰りはこちらのバス停からUluru Hop On Hop Offに乗ってホテルに戻ります☆彡
