| 累犯障害者 | |
|
山本 譲司 新潮社 2006-09-14 売り上げランキング : 18516 おすすめ平均 ![]() 軽度知的障害の問題 今後の著者の活躍に期待 休み休み読みましたAmazonで詳しく見る by G-Tools |
>>
累犯障害者目次
序 章 安住の地は刑務所だった―下関駅放火事件
第一章 レッサーパンダ帽の男―浅草・女子短大生刺殺事件
第二章 障害者を食い物にする人々―宇都宮・誤認逮捕事件
第三草 生きがいはセックス―売春する知的障害女性たち
第四章 閉鎖社会の犯罪―浜松・ろうあ者不倫殺人事件
第五章 ろうあ者暴力団―「仲間」を狙いうちする障害者たち
終 章 行き着く先はどこに―福祉・刑務所・裁判所の問題点
あとがき
<<
-下関放火事件では、生活保護を受けに行ったら、住所がないからと返されて、下関までの切符を渡された。刑務所に戻りたくて、下関駅に火をつけた
-レッサーパンダ帽事件で、犯人が知的障害者だとわかった瞬間、報道がなくなった件
-実は父親も知的障害があることが発覚。家族全員が保護手帳を持ってなくて福祉の保護を受けていない。金遣いの荒い(お金を管理することができない)父親と、知的障害のある兄を支えるたった一人の妹は、中学を出てからずっとアルバイトだが、21歳で末期癌に冒され、自宅で病気と闘病生活を送っている。高額医療費の還付金も即、父親に引き出され、まさに地獄。その妹も身体障害者手帳をもっておず、障害者基礎年金も、医療費免除の対象にもなってなくて、生活保護も受けていない。制度そのものをしらなかったらしい。そんな妹の言った言葉が「病院では死にたくない。最後に少しだけでもいいから、一人暮らしがしてみたい」だった。
-とりあえず犯人を逮捕したい警察が、知的障害者を犯人に仕立て上げる。強く言うと、そうかもしれないって思ってしまう。
-障害者がやくざのしのぎに使われている。障害者を10人くらい、養子として囲っておいて、その障害者保険を吸い上げる人たち。(一度も一緒に生活をしたことはなく、年金手帳だけを管理している)
-でも、他に行き場がない。刑務所か、精神病院の隔離病棟しか行き場所がない。(知的障害は精神病ではないので治療の必要はない)
-婦人保護施設。売春婦の厚生施設だったはずが、精神薄弱者が37%もいる。
-母親、娘でそろって知的障害でそろって売春婦
-聾学校では、「手話禁止」
-聾唖者の世界は文化が違って、話者の世界の文化で話をするとずれてしまう。
-聾唖者は8歳くらいの知能までしか成長しないって言われてた。そして今でも言われている。聾学校の校長とかがそんなこと言ってる。
獄窓記にも同じような話があるというのでそれも読んでみたい。

