しいん、として、外は曇りなのか、重たい空気が障子紙の向こうに感じられて、スッキリとは起き上がれない、そんな朝でした。
ほんの少しだけ腕を伸ばして、障子を開けました。
ぱりんとはった障子紙が、小気味のいい音を立てます。
その向こうに少し覗けたのは、畑の湿った土の上に残る、うっすらとした雪でした。
あー、深夜遅くに床に就いた後に、静かに降ったのだなあと思い、布団にへばりつこうとする体を、思いとは反対にそれから剥がして身を起こしました。
冷え切ったフローリングの階段を降り、しいんとした空気に、スリッパのパタパタという、板に吸い付くような音だけが鳴りました。
出勤した母が、暖房をつけたままにしておいてくれたらしく、リビングの引き戸を右へ滑らせると、暖かくて湿気を含まない、やけに軽い空気がおでこから頬にかけて撫で付けてきました。
昨晩は遅い時間に食事をとったわけでも、アルコールを入れたわけでもないのに、むくみを感じる手足は、違和感を付帯した鈍い熱を放ち、余計に布団から剥がし起こした体にほんの少し憤りを感じさせるのでした。
「お腹すいたな。」
残り物をいくつか冷蔵庫から選び出し、レンジに突っ込んで適当な時間に設定してあたためました。
朝、仏壇の父に供えた緑茶の残り茶葉が入っている急須にそのまま湯を足し、湯飲みに注いで朝食を準備します。
1人で家にいると、朝食は摂らないことが多いのですが、消化のために働く器官が、自分の仕事を久々に思い出したのか、今朝は、空腹を感じた起床でした。
え?何が言いたいかって?
ちょっと今朝のわたしのひと時を、ほんの少しだけ小説っぽく書いてみたくなっただけ。
この感じなら、日記続くかな?笑