これから週明け手術日です。とにかく月曜日は角膜移植術、網膜剥離手術、緑内障手術、白内障手術と盛りだくさんであり、さらに手術件数が重症例が20件ほどと多いのです。白内障手術なら50件でもどうってことなくさっさと終了しますが、重症例はそうもいかないのです。昼頃から始めて終わるのはおそらく夜中の11時ごろになるでしょう。眼科外科医となった理由が人々の目をを救いたいとの思いからですが、かなり難行苦行ともいえるほどの手術量ですよ。でも患者の喜ぶ顔をご褒美に頑張ります。

 この下に示すのは、僕の手術風景の油彩画です。もちろん僕の作品です。これは独立展での入選作ですね。僕にとっては手術室は宗教的な空間であり、僕にとっては現代の宗教画として書いています。神は光であり、僕にとっては明暗を描くのは宗教画なのですね。