ここのところ~
足柄山聖天堂というお寺さんが脳裏に浮かんで来るので、
23日でしたか?雨の中、行ってみた♪
行く前に~
なにやら、青く淡い光を感じたりした。。
どんな神様が祭られているのか?と調べてみたら~
なんでも、インド辺りの象の姿をした神様だそうだ。。
すると。。
かつて、小田原城址公園にいた、象の「ウメ子」がスライドショーみたいに脳裏に浮かんで来た。。
ウメ子といえば~
私は、その昔~
暇な時に、テレパシー実験と称して小田原城の動物園へ、よく足を運んでいたのであるが。。
当時は、熊やライオンなどがいて、有料の動物園に負けないくらいの動物達がいたと記憶している(小田原城の動物園は無料だった)。
そんな、動物達の中に、動物園のアイドル的存在の象のウメ子がいた(私が、小学生の時から足を運び、知っていた)。。
色々と動物達の反応を楽しんだ後、ウメ子のところで落ち着くのが心地良かった♪
でも。。
そんな、ある日。。
突然、事件が起こった。。
ウメ子の象舎を清掃中に、作業員(飼育員?)の方が、亡くなったのだ。。
死因は、脳挫傷~
ウメ子が、踏み潰したなどの噂もあったが~
私的には、そんな筈はないと思って、、
寄り添い的な気持ちで、何度もウメ子に会いに行った。。
運動場に出ずに、大人しくしているウメ子の目からは、その出来事や人間達のネガティブ(ウメ子に対する不信感?)を感じ取っているかのような深い悲しみみたいなものを感じた。。
通う内に~
覚えてもらえたのか?
私が、意識を掛ける度に動き出すウメ子に安心したりした。。
(私の勝手な思い込みかもしれないが~)
その後、私は、忙しくなり、しばらく、小田原方面へは行かなくなった。。
そんな中~
2009年、ウメ子は静かに息を引き取るのでした。。
ニュース番組で、献花云々と聞き、、
すぐに行ったら、涙が溢れてしまいそうに思えたので、
しばらくしてから、小田原城址公園へ行った。。
他の動物達もいなくなり(他の動物園?~施設へ移動)、やけに整備されていた静かな公園の様相が、なんだか、物悲しく感じられた。。
でも、相変わらず元気そうなモンキー達(ニホン猿)の姿に、
ちょっぴり、イラっとしたりした。。
(笑;)
そう~
ウメ子は、私の人生の空白的期間(笑;)を埋めてくれた存在だったのでした。。
足柄山聖天堂さんのご本尊は、大聖歓喜双身体の石像だそうで、
「・・風紀上よろしくない・・」
ということで、京都辺りから出されたものらしく~
双身で、風紀上よろしくないっていうことは~
テヘヘ~
とか言って、照れ笑いなんぞしてしまうようなエロチックなお姿なのであろう。。
しかし~
「ずっと、一人(一頭)で、寂しかったんだよ。。」(象仲間もおらずに)
とでも言っているかのような比喩的メッセージ(ウメ子の訴え)にも感じられたりした。。
(勿論、双身体にはもっと深い意味があることは知っているが~)
きっと、ウメ子も鳩やスズメ~野鳥達が遊びに来ることを唯一の楽しみとしていたのかもしれない。。
と、脳裏をよぎる。。
こちらの神様(歓喜天様?)が、象の姿であるならば、おそらく、象の親分みたいなものなのであろう~
実際、そこに、象の姿の神様がいるか?どうか?は、分からないけれど。。
(笑;)
ということで、
勝手に一人供養をした。。
「・・ウメ子であった魂が解放され~
どうか、自由でありますように・・
大神様の御心に沿って、正しく、魂の進化成長の道を歩んで行くことが出来ますように・・
宜しく、お救い下さり、お見守り下さい・・」
足柄山聖天堂さんを背にした帰り際~
突然、脳裏に、
「パオーーーッ!」
と、象さんの鳴き声が響き渡った。。
っていうのは、脚色ですが~(笑)
やはり、時間や空間はないのだろう。。
肉体という、この世限定の価値観を有する物を纏う私にとっては、既に過去の事であっても、魂的存在~想いは、「今」という座標を生きているのかもしれない。。
と、
なにやら、心霊チックな要素を含んだりもしておりますが~
その矛盾感も~
ある種の物理的価値基準~
先入観により生ずるものなのかもしれません。。
まあ、いいってことよ~♪
とりあえず、私は、この世の者っていうことで。。
(笑)
ウメ子~
ありがとう!♪
また、どこかで会いましょう~
よい旅を!
☆彡


