日本の学生さんで、レポートや試験の結果に「問い合わせ」というタイトルで文句を言ってくる人ってどれくらいいるのだろう。私が学生だったころとは時代も違うだろうから、あまり想像がつかないが、いたとしても、おそらくそうとうに少ないのではないかと思う。


ここオーストラリアの学生さんの場合、「問い合わせ」率は大学により、また学部や学科により異なるものの、私の専攻では、ざっと一割というのが目安だと思う。この手の統計を調査している人もいるかもしれないけれど、私の耳には入ってきていないので、いたとしても、たぶんあんまり衝撃的な数字は出ていないにちがいない。もちろんこの一割というのは、とくに問題がなかったレポートや試験の場合で、出題がトリッキーだったりミスがあったりすると、数字は飛躍する。


一般的には、「問い合わせ」率、つまり不満率は低いほうがいいことになっている。もちろん、そのほうがらくだし。でも、私はあんまり低い数字はどうかと思うのだ。その科目に興味のある学生があまりにも少なかったか、出題か採点もしくは講評コメントがあまりにもテキトウだったか、何かそういう数字に出ない問題点があるような気がするから。


今回の中間レポートの「問い合わせ」率は、想定していた数字より少し低かった。大きくはずれたわけではないのだが、ちょっと気になるところである。