とある学内会議に学科代表として出席してくれないかという依頼がきた。依頼主は学科長担当の秘書さんである。もちろん学科長が指示したに決まっており、アイ・アム・ソーリーと答えるわけにはいかない。ペーペーの平従業員である私が学科代表となった瞬間である。
それはともかく、私はこういうエライ先生方がくるに決まっている会議に出席するのは嫌いではない。オーストラリアでは、会議でも講習会でもとにかく人が集まる場合には、食べ物、飲み物が振舞われるのがふつうなのだが、エライ先生方が出てくる会議ではこの「食べ物、飲み物」はサンドイッチにジュースではなく、オードブルから始まってデザートで締めるお食事にワインと決まっているからである。安月給の平従業員としては、たまにこういうごはんをタダで食べるのは悪くない。
それにしても、こういう分不相応な仕事が回ってくるということは、私はよほどブラブラしていると思われているにちがいない。ゆゆしき問題である。