ここ数年、オーストラリアの大学は電子化が進んでいる。各大学が使っているのはブラックボードというソフトで、各科目ごとに掲示板、履修学生リスト、学生が参加するディスカッションフォーラム、成績表なんかがワンセットになっていて、学生がダウンロードするように配布資料をセーブしておいたり、学生のレポートを受け取って成績表と連動させたりなんかすることができる。


年々便利な機能が追加されていくにつれ、機械音痴が少なくない社会科学系のうちの学科では、発狂(?)する先生の数が増えている。とくに学期始めのこの時期は、ぼやく先生の多いこと。かくいう私もドラッグ・アンド・ドロップのしすぎで腱鞘炎になった。


ところで、学期始めにブラックボードと悪戦苦闘するのは、なにも教官ばかりではない。ディスカッションフォーラムで、学生同士が講義の録音ファイルのダウンロードの仕方なんかを話し合っていたりする。私の科目は、ブラックボードの使い方を学ぶ科目じゃないというのに。まったく情報化もよしあしといったところだ。