最近は日本でも社会人学生が増えてきているようだけど、オーストラリアでは、かなり昔から相当な数の学生が社会人だった。この国では仕事に必要な資格が大学の学位や修了証書と結びついていることが多く、資格を取るには大学に行かざるを得ないというのが大学に社会人が少なくない理由の一つだと思う。残る理由は、おそらくオーストラリア人には日本人のように将来に備えて日ごろから研鑽を積むというような発想がないからではなかろうか(これ、オフレコ)。だから、仕事に資格が必要になってからおもむろに大学に入学すると。


そんなわけで大学には大学教員が多く在籍している。いや、大学教員としてではなくて、学生として。やはり資格取得のための科目を教えている教員が無資格者だとあまり見栄えがよくないでしょ。たいていの大学では自分のところの教員が入学する場合、授業料が免除か減免になるから、まず仕事を始めてからおもむろに大学に入学するというは経済的合理性にかなっていたりもするわけだ。でも、やっぱり自分の学生といっしょに試験を受けるのはさすがにマズイと考える教員もいて、そういう教員は勤務先以外の大学に入学する。


前置きが長くなったけど、じつは私も他大学に入学申請をしていた。今日、やっと入学手続きのための書類を受け取ることができたので、これから手続きを始める。もう新学期は始まっているというのに、ずいぶんとのんびりした大学だ。