今月は婦人科の月。外病院にいって婦人科系の手術に入る毎日。

毎朝、50分かけて出勤!!きつーい、これが。

運転大好きな私だが、出勤のために50分を使われるのは痛い!ショック!


車の中でコーヒー飲んで、朝ごはんも済まして、歯を磨いて、お化粧して。。。なーんて

そんな器用なことはできませんが、それでも時間が余ってしまう。

病院に着いた頃は車酔いでぐったり。(自分で運転しててなんで酔うのか?!)叫び


着いた先はこれが湖のある静かな町。

高い森林の中を走ってやっとたどり着く病院。

こういう大自然のなかに大きな家をもって、都会から離れる暮らし。。。。

なんてできない!


やっぱり私は都会が好き!


とりあえず一ヶ月の期間のことなので我慢我慢。


この期間中の目標としてはいろんな手術の症例にかかわるという事。

手術予定表をみると。。。。。HYMENTCTOMYえっ


むむ!?最後に見たのは3年前。


これは日本語でいうと処女膜切除術。

生殖器奇形のなかの膣閉鎖を持つ患者に行う手術。

私もこの4年間の研修中にみたのがこれで2例。まれな症例である。


16歳の彼女、生理は毎月くるのだがタンポンを使用としたらなかなか使えない!?

つまり膣が処女膜によって部分的に塞がれタンポンが入らないのである。

このようなエピソードでくるのは典型的。


他の生殖器や尿路系に奇形が共存することもあるので画像診断でチェック。

画像に特に問題がなければ治療は手術!


余分な部分を切除してあげるだけ!10分もかからない手術となった。

思春期という微妙なときの発見だけに彼女とご両親へはいたわりのあるカウンセリングが大事ですよね。


彼らと話してみると以外にオープンで淡々と今までの経緯を説明してくれた。

彼らとしてはやっと謎が解けてほっとした様子であった。


めでたいめでたいグッド!