ドクター☆ロジカル開運コンサルタントの大和田瑞乃です![]()
イタリア北部にある温泉地・アバノでは、
ファンゴを製造するのに、少し特殊な作り方をしています。
ちょっと難しい内容もありますが、説明しますね![]()
この地域では、
ユーガニーヒルズという丘陵地にある、湖の堆積泥を毎年くみ出して、
温泉地のホテルに供給しています。
各ホテルでは38℃の温泉をかけ流して、泥を60日間かけて熟成しています![]()
下記動画をご覧ください。
(イタリア・アバノ、ホテルプレジデントテルメのサイトよりリンク)
つまり、イタリアのファンゴは、
湖の堆積泥に温泉をかけ流して、約60日かけて熟成しています。
動画では38℃の温泉となっていましたが、
ホテルプレジデントテルメの温泉は、もっと熱くて約60℃ほどありました![]()
堆積泥には多くの有機物(珪藻の殻や植物が腐食したもの)が存在し、
かけ流している温泉は、ミネラル
(ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウム、鉄、リン等の微量元素)
が実に豊富です![]()
そして、
温泉をかけ流しているファンゴプラントは、このようにオープンエアーです![]()
プラントの中では、温泉に生息するシアノバクテリアが太陽の光で光合成を起こし、
ラン藻を生い茂らせます。
これはよく温泉の浴槽の縁などに生息する「緑の藻」です![]()
シアノバクテリアから出される代謝産物として、
この三角フラスコに入った特定株のラン藻類にはなんと、
抗炎症作用があるとして、国際特許を取得しています![]()
以上より、イタリア・アバノのファンゴをまとめると、
- 湖底の堆積泥(珪藻類)
- ミネラル豊富な温泉
- シアノバクテリアから出される代謝産物(ラン藻類)
この3つの要素が絡んでいる、自然の恵みの賜物といえます
ですから、アバノのファンゴは、
関節痛や骨関節炎をやわらげ、外傷などの回復に適しているとのことです。
このようにアバノのファンゴは、イタリアの中でも非常に特殊ですね
次回は、他の地域のファンゴが
どのように作られているかについて説明します
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