今月はいよいよ
沖縄県民に辺野古の米軍新基地建設の是非を問う
県民投票があります。

 

紆余曲折ありましたが、
全市町村参加の全県実施となりました。

 

当初、
賛成・反対の
二択により
沖縄県民の民意を「明確に示す」
唯一のチャンスでしたが、

 

5つの市の市長が
県民投票を実施しない意思を表明したことで、

 

苦渋の選択により
賛成・反対

どちらでもない

選択肢を加えた三つの選択肢
による
全県実施となりました。


どちらでもでもない…

基地に苦しみめられながらも
基地と共存している沖縄県民の葛藤に
うまくつけ込んだ選択肢だなと思います。
賛成・反対の選択肢のみで
沖縄県民の民意が明確になるのを恐れた
ある政権の思惑が見え隠れします。


私もこのいきさつをワジワジ~しながら見ていました。

なぜ政治的な思惑で、県民一人一人の投票する権利を勝手に奪うの?

沖縄県民には、明確な意思を示すことさえも
許されないの?


でも、考えてみたら…

どちらでもない
この選択肢があるにも関わらず
賛成・反対
という選択肢を選んだ人が多くいたとしたら
より明確な民意を示すことになるのではないでしょうか?

それに
本当に複雑な事情や様々な考えで、
どちらでもない
を選択したい人だっているだろう。

賛成
反対
どちらでもない

どの意見もあっていい。
それぞれの自由だ。


言うまでもなく、
大切なのは、より一人でも多くの県民が
投票によって自分の意思を示すことです。


それが果たして
どんな結果になるのか

蓋を開けてみるまでは想像がつきません。
沖縄では
こと基地問題の話題になると
みんな口をつぐんでしまうから。



いずれにせよ
沖縄の未来に関わるとても大切な
そして
日本の民主主義を問いただす意味でも
歴史的な投票日
になると思っています。


この県民投票を実施する為に
立ち上がった
元山仁士郎さんをはじめ
地道な署名活動などによって
県民投票を実現してくれた方々に
感謝です。
これは奇跡です。

自分には何もできないけど
せめて
自分の意思を示したい。

強迫性障害で外出が難しい状況だけど
この県民投票には
這ってでも行きたい
それが叶わないなら
自宅でできる投票で
一票を投じたい

と思っています。